こんにちは!広島スタッフの関です。今回はまもなくハイシーズンを迎える広島湾奥のインショアゲームへ一足先に行って参りました!
実釣当日は日の出と共に次々とマリーナを出港し沖へと疾走するボートを横目に、僕達が船を止めたのはマリーナを出て5分の場所。およそ水深5〜10mのポイントが今回のメインステージです。
狙いのターゲットは主に3つ
- イワシ付きのサワラ・青物
- マゴチ・ヒラメ等のフラットフィッシュ
- バースの穴撃ちシーバス・チヌ
これら多彩なターゲットをマリーナからすぐ、ショアゲームからでも狙えるちょっと沖のポイントでまとめて狙えるのがインショアゲーム最大の魅力。
どのターゲットも好調な事から、最近は釣友達とともに春の広島湾奥インショアゲームを連日楽しんでいます。
ターゲットが多彩となると「それぞれに合わせたタックルを用意する必要があるのか?」と思われがちですが、
私はすべてのターゲットを2タックルで楽しんでいます!今回はその道具立てについて解説したいと思います。
【キャスティング用タックル 】
広島湾奥インショアゲームにおけるメインタックルで、穴撃ち・ストラクチャー撃ち以外すべてこのタックルでカバーできます。
ロッド:空海ガルフ CKG−77MS 、CKG−72MS
リール:4000番スピニング
ライン:PE1号+25lbリーダー
お分かり頂けるように秋〜冬のX-80マグナムでのサワラキャスティング用のタックルセッティングそのまま。サワラキャスティング用の7〜7.6ftに4000番クラスのタックルがあれば、すぐにでもチャレンジすることができます。
【春サワラ・青物用ルアー】
過去のブログでも紹介したように春のサワラ狙いにX-80マグナムは欠かせません。基本はセオリー通りの1ピッチダートで表層を狙い、ベイトサイズ等の状況に合わせ1/2ピッチダートのアクションで探ります。
中層〜ボトムの反応にはマキッパが最適!水深20mまでのポイントとなるので20〜30gを用意します。
【マゴチ・ヒラメ用ルアー】
ハゼドンシャッドSW、スーパースピンドルSW、ボトムスラッシュプラスシャッドのジグヘッドリグが基本となり、28〜35gのウエイトをまずは用意。
ワームの選択はダート&フォールに反応が良ければハゼドンシャッドSW4.2インチ、リトリーブ&フォールに分があればスーパースピンドルSWやボトムスラッシュプラスシャッドとアクションに応じて使い分けます。
【穴撃ち用タックル 】
ロッド:空海ガルフ CKG-63MLS
リール:2500〜3000番スピニング
ライン:PE1号+20lbリーダー
穴撃ちという近接戦闘が主体となりピンスポットキャストに特化したショートロッドの空海ガルフ CKG-63MSをチョイス!
さらに穴、ストラクチャー撃ち性能に全振りしたCKG-53LSもオススメの1本。低弾道でポイントを撃ち抜くキャスト精度が必須のゲームとなるので、釣友はショートベイトタックルを選択しており、ヴァルキリーワールドエクスペディション VKC-58ML-4もハマる1本となります
【穴撃ち用ルアー】
トップウォーターに始まりミノー・シャッド、バイブレーションとあらゆるルアーが使用可能。
私はドッグXクイックウォーカーSWでの水面炸裂ゲームから、X-NANAHAN SWで1枚下のレンジを、さらに下のレンジはONIMARU20gを投入し余す事なく探り切るのがパターンとなっています
この釣りで一番重要な事は、ミスキャストによるルアーの破損を恐れて撃ち抜ききれないと格段に釣果は落ちてしまいます。キャスト精度を上げる事も大切ですが、壊れにくいルアーを選択するのも1つの手。ハゼドンシャッドSW3インチのジグヘッドリグなら破損リスクも軽減しつつ大胆にストラクチャーを撃ち抜けます。この際は14〜20gのジグヘッドが使いやすいです。
ここ2週間の釣果だが春サワラに始まりハマチ・シーバスにチヌ、ボトムではマゴチ・ヒラメ・真鯛にアコウと多彩なターゲットが、
「こんな近場で楽しめるのか!」
と大興奮のゲーム!それが広島湾奥インショアゲームの魅力です。
季節の進行と共にターゲットは変わるが、基本1年中この近場で楽しめる環境が実はすぐ近くにある。だってマリーナ出港して5分のポイントですから!笑
ぜひ皆様にも広島湾奥インショアゲームの魅力を体験して頂きたい、確実にハマりますよー!!