W.B.S.カスミプロクラシック29

皆さん、こんにちは。

ご無沙汰しております。

2020年度W.B.S.トーナメントのクラシックがコロナ禍の影響で順延による順延となり、一年遅れで先日11月20～21日に開催されました。なんと、これが私にとって今年最初で最後の試合です。

プリプラは全部で五日間、その内の二日間はMegabassの担当者の方と一緒に行いました。

更になんと試合ではプレスとして二日間同乗していただける事になり、大変心強く感じました。ちなみに彼は初物の霞ヶ浦名物チャンネル・キャットフィッシュを釣って喜んでいました(笑)

ただでさえ厳しい近年の霞ヶ浦です。試合は晩秋から初冬にかけての水温低下で活性が低くなったバスをどう攻略するかがキーになると予想されました。

水温も気温も11月としては比較的暖かい日が続いたおかげで16℃半ばぐらいを維持していて、プリプラでは秋の霞ヶ浦の定番であるスピナーベイトのSV-3（SR）等、巻物系ルアーにも高反応でした。

しかし、試合が近づくにつれて朝晩の冷え込みや雨による影響で段々と水温が低下し、それと共にバスからの反応も薄くなりショートバイトが多くなりました。

SV-３（SR）にはショートバイト対策としてアシストフックを装着しています。多少なりとも根掛かりは増えますが、低活性なバスを確実に獲る為には必須となる対策です。

また、霞ヶ浦のようなスーパーシャローでのスピナーベイティングでは、リアのブレードをウィローリーフタイプのブレードから水を嚙みやすいコロラドブレードに替える事で、リトリープ開始直後の立ち上がりが早くなり操作しやすくなります。

朝方は放射冷却による水温低下でバスの活性が低く、日が高くなるにつれて水温が上昇する事でバスからのバイトが多くなり、日増しに低下していく水温の影響で巻物より喰わせの釣りが有効になっていきました。

高比重のDOT CRAWLER4.8inchのノーシンカーやTOURNAMENT CRAWLER5.5inchのネコリグ、ボトルシュリンプ2.4＆3inchトレーラーのスモラバ等が特に好反応でした。

前週プラではなんとTOURNAMENT CRAWLER5.5inchのネコリグで試合中に獲るべきサイズの1600ｇオーバーのバスからもバイトを得られ、期待大で試合を迎えました。

クラシック戦は年間上位10名とオープン戦上位２名（１名欠場）と昨年度のクラシックチャンプで競われます。

試合当日は晴天でしたが、やはり放射冷却の影響で水温が低下し、朝方の水温は13℃強程度。その為、水温低下の影響があまり無さそうなエリアをチョイスしてルアーを打ち込みました。

しかし、一日に数回しかない貴重なバイトを幾度も逃し、二日間とも昼過ぎにやっと１匹目が釣れてくる状況で、水温低下の状況にアジャスト出来ずに試合を終える事となりました。

今大会では二日間共5本リミットメイク者は皆無、優勝者はトータル7本4410gでした。私は二日間でDOT CRAWLER4.8ノーシンカーリグとスモラバ3/32oz＆ボトルシュリンプ2.4inchで辛うじて獲った2本1150gのみという寂しい釣果で、12名参加中10位という、ただの人で終わってしまいました・・・申し訳ございませんでした。