礁楽シリーズで離島遠征5目ライトゲーム | Megabass-メガバス

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礁楽シリーズで離島遠征5目ライトゲーム

こんにちは! 浜松の小野澤です。

徐々に暖かく過ごしやすい気温の日も増えてきた昨今。
自身初となる離島【八丈島】へ釣り遠征へ行ってまいりました。
当日の天気は生憎の雨。。。というよりむしろ強風雨。

 

 

相変わらず私がやる気を出すとロクな天気にならないのはいつもの事。
なんと天候不順で着陸できず飛行機1便欠航し羽田に引き返すというハプニング。
果たして我々は辿り着けるのか?と焦りましたが、2便はすんなりナイスランディングで八丈島に無事着。
辿り着けたのならもう何か魚の顔が見たくてしょうがないのが釣り人のサガというものでレンタカーで走り回り強風でもどうにか竿を振れそうな港付近の奥まった溶岩岩礁帯のワンドへ。

 

 

ライトゲームに関しては出発前に色々調べていたけども、皆様スケールのドデカイ釣りが多くほとんど情報無し(笑)
ということで手っ取り早くサーチする為、礁楽 SL-72LSケムリカーリー2.5inchのジグヘッドで足元のエグレを探索。
礁楽 SL-72LSはプラッギングにおすすめのロッドですが、ショートバイトを捕らえる繊細なティップと全体的にパリッとした張りでワームの釣りにもおススメ。特にダート系ヘッドで積極的にアクションさせる釣りでも使いやすいです。
急な魚の突込みにもビシッと踏ん張るバットセクションに安心感もあるので見知らぬ場所でのライトゲームでまず私が使う万能ライトゲームロッド。

開始3投、ケムリカーリーのメロメロテールアクションに壁際からすっ飛びバイトで第一島魚『アカハタ』が登場。

 

 

口の中からエビが出てきたので、ボトルシュリンプSWのジカリグへ変更。
ボトムに沈む岩の隙間を縫うように這わせるとそこからアカハタ連発!
大きなタイドプールのようなワンドなのでサイズは伸びませんが、ベイトにマッチしたボトルシュリンプSW強し。

 

 

バス用のみだった時からチヌのボトムゲームで多用しお気に入りでしたが、礁楽シリーズのソルトモデルとして素材が少々モチっと強めになり、荒い岩場で歯のキツいターゲット相手でもしっかりと食わせきることが出来ます。
ひととおりアカハタで満足したところでポイントを移動し、完全な港内の堤防へ。
こちらはフグの猛攻がすごく、さすがにワームがボロボロにされてしまうのでマキッパ10gでフグ対策するとすぐに地元・浜松でもおなじみ過ぎて親近感満載のカサゴが登場。

 

 

あっという間に日は暮れて離島の夜。
何が釣れるのか想像も付かない場所だけにワクワクしながら常夜灯付近をうろうろしていると灯りに誘われてアミの大群が堤防際に無数の塊となっているところを発見。
それを狙って2cmくらいの小魚の群れが行ったり来たりしているので、ロッドをSL-510ULSに持ち替え。
もちろんワームは無敵のDr.Choro。もうどこでもこれがあれば怖いものはないの。
ベイトの群れのしたにボンヤリと水中に咲く花のような何かがユラユラと・・・そのユラユラの鼻先に落として
ふわふわちょんちょん・・・スポっ!!
一発で吸い込んだ相手は私がずっと絶対に釣りたい魚圧倒的1位だった ハナミノカサゴ!

 

 

まさかここで出会えるとは、と感無量。
なんちゅうド派手な佇まいかと見とれてしまいますが、当然刺されたら痛いどころではないので「ひゃーひゃー」言いながらフックを外してリリース。 直後にもう1匹キャッチしてまた「ひゃーひゃー」でした。

 

 

 一旦宿に戻り島料理に感動し美酒に酔いしれて睡眠からの夜明け前から再度アタック。

 

 

タックルは同じくSL-510ULSDr.Choroで早速夜の名物ハタンポが降臨。

 

 

食うのが下手なのか口的な問題なのか、掛けるのが地味に難しいハタンポですが、豆アジでもサクサク掛けれるファインソリッドティップのSL-510ULSなら快適にハタンピング可(笑)
さらに夜っぽい魚を探していると暗闇で何かがボイル。
反射的に投げ込み逃げ惑う小さいベイトを演出するようティップを細かくシェイクアクション。
プルプルするDr.Choroに強烈バイト。
かなり元気よくファイトするナニモノかを上手く往なすSL-510ULS
足元のエグレに突っ込みそうになるのをバットで耐えて抜きあげしたのは

 

 

いつぞや三重で釣ったゴマヒレキントキですがサイズはその時の倍はあろうか?フォルムもヒレも大きいので

 

 

当然ファイトもなかなか強烈。そして何よりカッコいい!キントキ系も大好きです。
そんなこんなで離島のライトゲーム5目釣りを礁楽シリーズのロッド、ワームで楽しむ事ができました。

3日間行ってましたが最終日にやっと晴れてくれたので飛行機の時間までのんびりアカハタと戯れて終了。

 

 

堤防からキハダマグロを釣るという本来の野望が有りましたが、最大のチャンスの最終日、早朝やっと晴れた八丈島の周りは大量のムロアジと・・・それを追い回すイルカの群れが接岸してしまいアウト。
海一面のスーパーボイルにかなりテンション爆上げでしたがイルカには勝てません笑
ほんとライトゲームタックル持ってきておいて良かったです。
離島と言わずともライトゲームはどこでも気軽に魚に出会えるので、ちょっとした旅のついでに見知らぬ魚を探して礁楽シリーズでぜひ楽しんでみてください。

ではまた!

Tackle Dataタックルデータ

タックル1
【Rod】 礁楽 SL-72LS
【Reel】 2000番ハイギア
【Line】 PE0.6号+フロロリーダー12lb
【Lure】 ケムリカーリー 2.5inch、BOTTLE SHRIMP SW 3.5inch、MAKIPPA 10g

タックル2
【Rod】 礁楽 SL-510ULS
【Reel】 2000番ローギア
【Line】PE0.2号+フロロリーダー2lb
【Lure】Dr.Choro 1.5inch/2.0inch
【Hook】ジグヘッド 1.0g〜1.3g