FRESH VOICE

牛歩戦術でナーバスな魚に焦らし勝つ!? ~ SWING HOT ~

 

 

さて秋のシーバスシーズン真っ盛りでございますが、皆様、如何お過ごしでしょうか?

 

モンスターサイズや、怒涛の連発劇に遭遇できるチャンスがある季節の到来に、期待に胸高鳴りますね♪

 

産卵を控えたスズキ達が群れをなして接岸・・・河口・河川内へとベイトを求めて徘徊する事で、魚との遭遇率が大きく上昇するタイミング♪

 

シーバス釣りにチャレンジしてみたい!という方は、是非この時期を逃さないようにしたいところであります!

 

 

さて、上記の通り秋という時期は魚の食い気が高く、釣り人の射程範囲まで魚が寄ってくる。

 

故に魚影も濃く、エサとなるベイトフィッシュの存在も豊富な事から、確実に一年を通じて最も釣り易い時期と言えるのですが・・・無論、秋の毎日・毎晩が常に「高活性」という事では無く・・・(笑)

 

時に魚影在り、ベイトも居れど、何故かルアーには反応しないという展開もやっぱりございまして・・・とっても悩ましいのでございます!(笑)

 

 

私も早速、先日そんな洗礼を受けまして・・・。

 

朝マズメの高活性の時間帯、期待を込めてボイル待ちなんぞしていたのですが、この日は運悪く、ベイトは少なめ、フィッシュイーターの魚影も薄めらしく、ボイルは散発的・・・。

 

無論、貴重なマズメの時間帯ですから、期待を込めて実績の高いPROP DARTER i-WAKEを周囲に散らし、ベイトの群れをイミテートし反応を伺ったのですがフル無視・・・。

 

活性の問題でアピールが強すぎたかと思い、PROP DARTER80へとサイズを落とし、アピールを弱めて様々な方向へと水面を引きじゃくりますが、シーバスは悉く見当違いの位置でボイルを繰り返しており、まるで無関心!?

 

どうしたものかと思案しますが、都合の良い「閃き」など起こらず・・・(笑)

とりあえず更にサイズダウンしてアピール弱めてみるかとベストから黒鯛用のSWING HOT(水砲)を取り出し、試してみました。

 

 

ネチネチとした細かい首フリで移動距離の少ない独特のアピールができるSWING HOT

 

一箇所で「もじる」様なテーブルターンの動作自体は結構派手だが、それにより作り出される航跡(引き波)は、さざ波のように地味で穏やかなアピール♪

 

こいつを試しに散発するボイル跡に向けて撃ち込み、しばし根気良くネチネチと水面を揺らし続けていると・・・「ボシュ!?」

 

 

あっさりと黒鯛が反応♪(笑)

 

「流石は黒鯛専用設計!」と感心しつつ、引き続きSWING HOTをボイル跡に投げ込み、先刻と同様、しばし長いインターバルをひたすらシェイクし続け、SWING HOTを揺らし続けていたところ・・・「パコーン!?」

 

突如乾いた破裂音が鳴り響き、水面爆発!!水柱の中にSWING HOTが消える!?

 

 

 

突如反応したスズキさん・・・どゆこと?何がお気に召したのだろう?

 

やはりアピールの強弱の問題?それとも細かなサイズ感の違い?というか・・・結構派手に蠢くSWING HOTの首ふりアクションに違和感は抱いていないのだろうか?

いろいろと疑問が沸く・・・(笑)

 

 

ちなみに運が良いのか悪いのか、コンパクトなSWING HOTはタイミングよく吸い込まれたようで、喉の奥まですっぽりと丸呑みに・・・これなら標準搭載の小さなフックでもフックアウトはしませんな♪(汗)

 

さてさて話は戻り、このシーバスが釣れた後は少々場が荒れたのか、散発的に起きていたボイルもすっかり収まってしまい、辺りにはいよいよ平和な空気が流れ出しておりまして・・・それでも一応にも生じた疑問を確かめるべくキャストを続けてみたのですが・・・。

 

 

時間帯やらタイミングの可能性もあろうかと、改めて試し投げたi-WAKEPROP DARTER80は先刻同様、無反応・・・水押し等アクションの大きさに反応するのでは無いかと試し投げたGIANT DOG-X も無反応・・・。

 

水面直下でのパニック・アクションではどうかと思い、X-80 LBO Shallowのトゥイッチも試してみるが・・・これにも無反応。

 

そして最後に改めて、検算がてらのSWING HOTを試し投げる。

 

 

色々なルアーを散々試し通した為、もはや平和は通り過ぎ、やや荒れた感さえあった水面・・・。

 

より一層移動距離が短くなるよう竿先を下げ、敢えて水面にラインをつけて抵抗を加えた状態で細かくロッドをシェイクし、SWING HOTを躍らせる。

 

正確なテーブルターンを連発し、蟻のようなスピードでなかなか前へと進んでこないSWING HOTが、ようやく50cmほど移動したかといったところで・・・「パァン!?」

 

河原に鳴り響く、本日2度目の乾いた破裂音!!先刻と同様に水柱がSWING HOTを包み消し、直後やや緩めておいたドラグが激しく泣き始めた!!

 

 

一体何処に潜んで居たのか?オマケにサイズアップ♪

 

「マジですか?リアルですか?」と思わず呟いてしまったほど、見事な反応・・・。

そして完成した綺麗な検算・・・(笑)

これか?これには反応するのか?これじゃないとダメなのか!?

SWING HOTの何が良い!?

 

小粒のサイズ感に反応?シーバスがベイトサイズに対し極端にセレクティブになるという場面は間々あるが・・・同様の水面攪拌の中、60mmのSWING HOTと80.5mmのPROP DARTER80をシビアに区別できるものなのだろうか?サイズ誤差でミスバイトくらいしてもいいのでは?(笑)

 

サイズで無いとすればアクションか?明確に蠢くモノに反応する?なら何故GIANT DOG-Xや、水面で暴れさせたX-80SW LBO shallowには反応しなかった?「動き」が肝なら、やっぱり多少反応したっていいだろ?(笑)

 

 

違いは何だろう?

 

これだけ明確な反応差が得られたんだ・・・何かもっとシンプルで分かり易い違いがあるはず・・・他のルアーとSWING HOTで明らかに違った事は?

SWING HOTの短い移動距離・・・スピード?・・・移動スピード!?

 

X-80SW LBO Shallowはアクションをかける都合上、結構なテンポで動かす・・・GIANT DOG-Xは匙加減次第ではあるが、基本スライディング幅が広く移動距離も長い、即ち移動スピードは速い・・・。

 

i-WAKEPROP DATER80は、どちらも基本デッドスローで使用したが、あくまでストレート・リトリーブのデッドスローであって、移動スピードとすればSWING HOT の倍は速く直線移動している・・・。

 

対してSWING HOTは、魚の注意を引き付けるほど派手に蠢いている割に、なかなか前進せず、ほとんど移動してこない・・・。

 

 

「正解!」とは誰にも断定できないわけですが・・・現場で得られる肌感覚の信頼度は、かなり高いと思っております!

 

「流れの中で静止し続けているモノ」は「生物」である可能性。逆に「水中で流れよりも速く、あるいは流れに逆らって移動しているモノ」もまた「生物」である可能性。魚達がこういった基準で生物認識し捕食判断しているとするならば・・・「動き続けている筈なのに、全然移動していかないモノ」という存在は謎であり、同時に捕食できる「生物」である可能性を捨てきれないはずで・・・人間のように「手」を持たない以上、確認するには一度バイトしてみるしかないのではないでしょうか?(笑)

 

ルアーによる誘惑を学習したような知識豊富でナーバスなインテリ・シーバス君を攻略するには、時にこうした魚の予想を超える「焦らしの戦術」が効果的なのかもしれません♪

 

SWING HOTだからできる!ショート移動なロングシェイクの誘惑♪是非一度お試しあれ!

 

【 注意 】

富士川は、「 静岡県内水面漁業調整規則 」により10月11日から11月15日までの期間、東海道本線鉄橋から河口までの区間において水産動物の採捕が禁止されており、残念ながらシーバス釣りも禁止となりますので、アングラーの皆様、ご注意下さい。また静岡県内その他の河川におきましても上記期間、釣り禁止とされている区域がございますので、釣行の際は、「 静岡県内水面漁業調整規則 」 をご確認願います。

 

 

【使用タックル】

 

ロッド Shadow-XX SXX-96ML

リール 3000番

ライン PE 1号 + ナイロン20lb

ルアー SWING HOT(GGボラ)