FRESH VOICE

後方重心の賜物 ~ GREAT HUNTING HUMPBACKシリーズ ~

こんにちは!メガバス・スタッフの中澤です!

いよいよ春めいて来た今日この頃でありますが皆様、如何お過ごしでしょうか?

 

先月、「3月」という月は、トラウト・ルアーマンにとって非常に重要な月でありまして・・・(笑)

私も毎年ながら、当然楽しみに渓流の「解禁」を待っていたのですが、

とりわけ今年の解禁は、意味深でありました!

 

というのも・・・

 

メガバスから新作の渓流ミノーが発売されたからでございます!(笑)

 

 

昨年来からのコロナ禍でのアウトドアブーム・釣りブームの勢いは凄まじく・・・

渓流ミノーの分野にも、その影響は顕著でありまして、

期待度の高いグレートハンティング・ハンプバックシリーズは発売前から話題沸騰!

発売間もなく実店舗・ネットとも瞬く間に完売御礼という人気状態でありましたが・・・

 

はたして、その実力は如何に?(笑)

 

解禁よりの、この一ヶ月間、地元の山中を彷徨い歩き、投げ倒した

GREAT HUNTING HUMPBACKの印象をレポートしたいと思います!

 

さて早速、本題のグレートハンティング・ハンプバックについてです。

私の主たる使用環境は渓流域にて、GH 4651サイズの使用がメインとなるのですが、

昨年来、降雨・降雪の少なかった山梨の渓流は、何処も水量の少ない状況でもっぱらGH46を多用しました。

 

 

発売に際し、メガバスからのアナウンスにて「後方重心で、沈み込みが速いミノー」だと伺っていたのですが、

個人的には若干の不安を抱いておりました・・・というのも、自分のこれまでの経験から、

後方重心のミノーのアクションに良いイメージがなかったから・・・(笑)

 

 

私的な印象では後方重心にすると、確かにキャストは安定し

着水後は、テールから素早く沈下し水なじみも良いのですが・・・

 

如何せんアクションが強張る・・・

 

表現が難しいですが、ロールアクションが画一的でトゥイッチした際の平打ちが、

得てして機械的な味気無いモノになってしまうという印象が経験的にあり・・・

何というか根本的な魚を誘う「艶かしさ」を失いがち・・・

 

そこをどう対処できているのか?いないのか?

どんなものに仕上がっているのか、正直なところ期待半分・不安半分という感じだったのです・・・が!!

 

結論から申しますと・・・ただの私の杞憂でした!(笑)

 

 

後方重心の効いたGREAT HUNTING HUMPBACK は、

4651サイズ共に非常にキャスタビリティーに優れていて、広告通りの投げ易さを持っており、

昨今増えてきた渓流ベイトキャスターの方々にも楽に扱っていだけるでしょう!

 

そしていざ、水中で鞭を入れてルアーを躍らせた際のレスポンスの良さは、

これまでの私が知る後方重心ミノーのイメージを大きく覆すものでした!

 

俊敏な平打ち!それに伴った強烈なフラッシング!

樺太鱒チックに背っ張ったボディ形状の賜物なのか?

はたまた、ルアーサイズに対して、やや大型と思えるリップの効能なのか?

違和感の無い、なんとも艶かしい泳ぎを魅せてくれます!

 

 

解禁当初に、地元の河川で放流アマゴ相手に、様々流れを斬ってみましたが・・・

アップ・クロス・ダウンでの使用、ともに優秀!

 

 

もしやダウンの場面では、過剰に重ったるい挙動になるかとも勘ぐったのですが、

逆巻きの流れの中でも浮き上がりずらく、しっかりとレンジを保ちつつ踊る様も、非常に魅力的で♪(笑)

 

結果、流れに憑いたアマゴ達を、縦横無尽に踊り誘って、ストライクさせることができました!(笑)

 

 

それから釣行を重ねる度に感じたのは、「後方重心」のメリットで・・・

 

とりわけ小渓流にてイワナ相手に必要となるピンポイントキャストの精度向上に一役買うことは間違いなし!

 

一投一撃でポイントを射抜くキャスト精度が、釣果に直結する渓流ミノーイングの場面では、

「安定して投げ易い」という事自体が、非常に高いアドバンテージになりえるわけで・・・

そう・・・正確な一投ならば、正直フォーリングだけで、バイトを誘える場面が多々あるのですから・・・

 

 

そして、もうひとつ重要な要素は、高比重なボディにして

後方重心という構造がもたらす、水中への沈み込みの良さで・・・

同クラスのミノーと比較して、確実に体感できるレベルで、沈み込みが速い点!

 

この沈み込みの良さは、とりわけ中流域、ある程度川幅があり、

まとまった流れのあるような釣り場での使用にて、より活かされ、活躍するものと思われ・・・

 

その意味でハンプバックの64サイズなんかは、サクラマス相手の釣り場で、ちとサイズ・ウェイト的に小さい感が

否めませんが、サツキマスや、湖沼のトラウト相手には絶妙感がありまして・・・

 

素早い沈み込みで、浮き上がることなく、流れの中、一段下のレンジを維持してアピールできることの

重要性であったり、メリットは中~本流域の釣り経験者ならば、容易に理解頂けると思います!

 

 

また「流れ」の釣り場に限らず、いわゆる山中の狭い渓流においても、この後方重心による沈み込みの良さの恩恵はありまして・・・

渓流シーンにて当然期待する、

所謂ミノーイング向きな広めの淵や、深みのある堰堤等のポイントだけでなく・・・

 

 

多々目にする、とりわけ狭く小さな淵・・・

 

落ち込みの泡と流れが激しく、一見ミノーをアピールできるスペースがなさそうに見える小場所において、

これまでのミノーだと泡と流れに揉まれ、浮き上がり流されてしまっていたような状況を、

その沈み込みの良さによって泡下へときっちりルアーが届く事で、

一段下の深みに巣くって潜み続けているような、ひとクセある魚を誘う事が可能に!(笑)

 

 

この日、解禁から既に4週間が経過し、地元山梨の河川は、昨今の渓流ミノーイングブームにて叩き尽くされ、

魚影は薄く、残り物はスレッカラシという状況の中、

若干諦め覚悟で入った小渓流にて、丁寧にGH46を投げながら釣り上がっていた折、

深みのある淵でも、大場所の堰堤でもなく、遡行の途中にあった「一見しょぼい小ぶりな落ち込み」にて、

 

確認がてらに、落ち込み直下の泡の中へGH46を放り込み、見え隠れしながら、ボトム付近で躍らせたGH46

突如、泡の中から飛び出し、覆いかぶさってきたのは・・・解禁より釣り人の目をかわし続けてきていたであろう

放流モノの居残り大岩魚でした!(笑)

 

 

叩かれ尽くされ、生餌にはスレているのでしょう・・・

そして恐らくルアーマンは、こんな淵に見向きもしなかったのか・・・

あるいは、軽い一投を見舞って、泡に揉まれたミノーに表層を滑らせたけでポイントを見切ってしまったか・・・

 

貴重な一匹と、ひとつの確信をGH46が与えてくれたのでした!

 

 

正確なキャストの重要性。魚にしっかりとミノーを魅せる事の重要性。

重要な2つの要素を実現する為の「後方重心」!

そして、その後方重心のセッティングにより起こりがちな運動性能の低下を、

ギリギリのウェイトバランスとルアー形状で補填し、魅力的なキレのあるアクションを維持する事に成功した

GREAT HUNTING HUMPBACK シリーズ!

 

群雄割拠とも言える現在の渓流ミノーシーンにおいて、確実に一歩抜き出る性能であり、存在だと思います!

 

その流麗なシルエットと、施されたメガバス独特の美しいペイントの

下に隠されている「絶妙なバランス設計」が生み出す釣能力を、

これから始まる渓流シーズンの本番に、是非体感して戴きたく思います!

 

 

【使用タックル】

ロッド:GH67-3LS  Kamloops Stinger 673

リール:2000番

ライン:PE 0.6号 + フロロリーダー4lb

ルアー:GREAT HUNTING GH46 HUMPBACK( タクミイワナ )