Dr.CHORO!縦セットでボトム攻略! | Megabass-メガバス

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Dr.CHORO!縦セットでボトム攻略!

みなさんこんにちは!広島の門永です^^

ついに瀬戸内海も本格的なメバルシーズンに突入しました!

 

 

この時期の瀬戸内では産卵を終えた、いわゆる「アフタースポーン」のメバルをターゲットにしていく事が良型を釣り上げるためのセオリーとなっています。

アフタースポーンのメバルの特徴としては、産卵で消耗した体力を回復するために潮通しの良いエリアの海底近くで流れてきたエサを食べながら、あまり移動せずに過ごしているイメージが強いです。

そのため、こういった「アフターメバル」を狙う上では「ボトム攻略」は必要不可欠で、特に2月〜3月中盤まではその傾向が一番強い季節と言えます!

 

ボトム付近を狙うには、もちろん底までリグを落としてゆっくりリトリーブしてくるというアプローチも有効ですが、僕のホームグラウンドの瀬戸内海のような干満差がある流れの強いエリアでは、足場の高さによっては少し難しい場合があります。

こういった流れのあるエリアでは逆にその流れを利用して、潮上からドリフト(流し)させながら、ボトム付近をリフト&フォールやボトムバンピング&フォールで誘っていく「ボトムドリフト」や「ボトムワインド」といったアプローチが非常に有効になります!

実際にこの時期に瀬戸内海で良型メバルを狙うには、ボトム攻略こそがキモになると言っても過言ではないと思います!

流れを利用するこのメソッドは、それに応じたしっかりとしたタックル仕立てをする事で、より上達への近道は開けて行くと思います!

 

まずはロッドですが、この釣りにおいて僕が最も信頼を置いているロッドが、礁楽「SL-76LS」になります!

 

 

ティップからバットまで、一貫して適度な張りを持たせたこの「SL-76LS」は、この釣りでメインとなる1.5〜3gのジグヘッドリグに対して軽快にアクションを加えられるテーパーデザインとなっていて、
場合によっては4〜7gといったヘビーウェイトのリグも扱える操作性とパワー、感度を持ち合わせたデカメバル対応のスペックとなっています!

 

分かりやすく言えば、流れに負けずしっかりルアーを操作できるロッドをチョイスする事が大事ということです!

 

足場の低い場所で、よりしっかりとしたメンディングが必要な場合には、礁楽「SL-82MLS」を使用します!

 

 

このロングロッドは、春先から特に有効なフロートリグにも高次元対応できるロッドなので、ハイシーズンには欠かせない一本になっています!

この2つのロッドの共通点として、しなやかな中にも「無駄に曲がらない」という特性があります!

とは言ってもガチガチに硬いわけではなく、キャストからフッキング、ファイトにいたるまで柔軟に対応し、「しっかりとした軸の強さを持ち合わせたブレのないロッド!」といった表現がしっくりきます!

この2本のロッドは、礁楽シリーズの中でも特に唯一無二な味付けを施したライトゲームロッドとなっています!

 

次にラインですが、細くて強く耐久性のあるPEラインを使用する事で、感度や操作性、底取り感、フッキングレスポンスなどが飛躍的に向上します!

僕は0.3号をメインに激流エリアでは0.2号も使います!

メインラインを細くする事で、ラインにかかる潮受けが物理的に低減できます。

 

道糸に対して潮の流れの影響を受け難くしてやる事で、更にこの釣りへのメリット全てが向上すると思われます!

とはいえ、あくまでも良型のメバルを狙うメソッドであるため、細い中にも強さと耐久性のあるPEラインをチョイスする事が大切ですね!

最後に使用するワームですが、魚をスレさせない微波動とアピール力の強いバルキーなボディを併せ持つ「Dr.CHORO」がとてもオススメです!

僕は1.5インチをジグヘッドのフックに対して平らな面を左右にした『縦セット』で使用しています!

 

 

この縦セット方法。ロッドワークに対してフレキシブルに反応しやすく、かつスムーズなフォーリングが期待できるため、この釣りにベストマッチするセッティングだと言えます!

ダート系のジグヘッドで使用すれば、さらに水切り感が良くなるため、ディープでの操作感をよりイメージしやすくなると思います!

バイトは必ずと言ってよいほどフォール中に出るので、アクション後はいつでもアワセられるようロッドを構えて集中するクセを付けておきましょう!

 

そしてこの釣りのコツは、

 

一言で言えば「流れに逆らわない」

 

そこがとても重要!!

 

先ずは弱い流れの中でやってみて、少しずつ流れの強いエリアに挑戦していってもらいたいです!

いわゆる「激流エリア」を攻略するには正直かなり練習が必要ですが、その海底には釣り人の予想を超える大型のメバルが潜んでいます!

しっかりとしたタックル仕立てでこの釣りに挑戦することが!海底の宝石(デカメバル)を手中に収める一番の近道だと僕は思います!!