2023年度JB TOP50開幕とKARASHI IGX | Megabass-メガバス

FRESH VOICE

2023年度JB TOP50開幕とKARASHI IGX

JBTOP50シリーズが今年も開幕した。

 

その開幕戦、会場は4月上旬の七色ダムだった。

私はこの七色ダムというフィールドを比較的得意としていて、2016年の試合では初日から首位を独走し優勝している。

 

しかし、残念ながら今年は大きく出遅れてしまった。

この原因は、

・シーズナルがミッドスポーンとなってしったこと。

・直前の大雨予報で人為的(ダムの放水)に湖が大きく減水してしまったこと。

これらにより、プリプラ及び3日前までの練習で見つけていたパターンが合わなくなってしまったのだ。

この時期は紙一重である。春は微妙な変化ですべてが変わってしまうのだ。

 

たら、ればだが、少しでも季節が遅れて、いや例年通りであれば、あるいは水位の動きが大雨の予報に左右されなければ、私のパターンが大きくハマることもあったはずだった。

 

しかし、それもトーナメント。

この結果は受け入れて次戦に向けて再び練習していきたい。

 

さて、プラクティスで好調だったパターンを紹介すると、

一つは、シャローへ上がってきて、カバーや岩盤などに隠れているバスをカバーネコなどで撃って獲る釣り方。

二つ目は、沖をフラフラと泳ぐバスをボトムのライトリグ、もしくは、ワンテンの早巻でリアクションさせて釣る方法。

三つ目は、ベイト(稚アユの群れと思われる)を意識している魚を沖の立木やベイトの群れをキーに、KARASHI IGXで獲る方法。

この三つのパターンがあった。

 

使っていたのは、KARASHI IGXの60㎜、シンキングタイプ。

カラーは七色ダムにもたくさんいるアユの稚魚“HIUO”。

 

小森 嗣彦

 

 

KARASHI IGXで食わせるコツは、立ち木や橋脚など水通しのいいストラクチャーの中でも比較的岸に近いものを選び、ロングキャストで5mくらい先に投げ、着水点を気づかれないようにアプローチ。

ルアーが少しレンジを下げながら泳ぐ程度の超デッドスリーリトリーブでストラクチャーから50㎝以内を通し、バスの追跡があっても焦らずにアクションを変えずに巻ききること。

食わないやつはアプローチの段階からボートを意識しているので、フレッシュなバスを探して手返しよくポイントを回ったほうが効率が良かった。

 

小森 嗣彦

 

 

タックルは、

ロッドはこのi字の釣りに高いポテンシャルを発揮するF2-66XS Whippet

高いキャスピタリティーと抵抗感の少ないスローリーリングのi字の釣りでも、しっかりと水圧を感じる粘りのあるしなりと感度。そして、バイトを確実にフッキングへ持ち込むパワーが気に入っている。

ラインはPE0.6号にリーダーはフロロカーボンの7LB。