FRESH VOICE

真夏の持久戦を制したのは ・・・ 汎用性だった ! ? ~ SXX-96ML ~

異常な猛暑の日々が続いておりますが ・・・
皆様、如何お過ごしでしょうか ?

降雨量多く、期間としても長かった今年の梅雨
一日でも早い梅雨明けを願っていたはずが、
いざ明けてみたら酷暑過ぎて ・・・
最近は、ちょっぴりでもいいから
雨降って欲しいなと思う毎日です。(笑)

さて長梅雨と大雨の影響で、大増水した
私のホーム・富士川は、
今年一発目の変化を遂げ
早くも二股の河口となってしまいまして ・・・

増水の為、しばし中洲に渡ることも
ままならなかったのですが、
お盆休みのタイミングで、
ようやく水位も落ち着き、
調査がてらに釣行してきました。

陽射しを避けて深夜の河原をうろつき、
なんとか中州へのルートを見つけ、
広大な河原砂漠をひた歩きつつ、目につく
目ぼしいポイントで竿を振るわけですが、
なかなか反応はありません。

それでも根気よくテクテクと
河原を歩いておりますが、
さすがは熱帯夜 ・・・
ダラダラと額から汗が流れ落ち、
首に巻いたタオルは、
みるみる重くなっていきます ・・・

増水で、すっかり様変わりしてしまった状況を
確かめるように歩き回り、
点々と竿を振っていきますが、
依然として反応が無いまま、
いよいよ東の空は明るみ始めまして ・・・

そんな期待のマズメのタイミングに、
流れを横切るようにドリフトさせていた
i-WAKE が、流れの流芯付近で、
波に揉まれて暴れた結果、
テールのスウィッシャーが、いい感じに
生物ライクな水飛沫を上げて
存在感をアピールしてくれまして ・・・

そして、そのまま流れを抜けた瞬間でした。

ボフ ! ?

突然の破裂音と共に、水面が割れ
シーバスが大きく口を開き、
銀色の魚体を 「 く 」 の字に曲げながら
i-WAKE の下から飛び出した ・・・ が ! ?

軽く i-WAKE との接触感を残してミスバイト ・・・

即座にルアーを回収し、再び同じコースに
i-WAKE を送り込むも ・・・

残念ながら無視

思い切り警戒させてしまった感を感じつつも、
ようやく見つけた魚っ気が口惜しくて・・・
なんとか、もう一度炸裂しないかと
すがる思いでルアーをサイズダウンし、
PROP DARTER 80 を投入するも、
益々警戒させたかのように完全無視 ・・・

「 やっちまった感 」 を抱きつつ ・・・
あっと言う間に明るくなり、一気に蒸し暑い
空気へと変わる、夏の短い朝マズメを
何とか活用しようと、その後、ひたすら
ルアーを撃ち込みながら川を釣り下って
行ったのですが、スッカリ反応は無い ・・・

水色はササ濁りで良好。
水量も程よく、流れも効いていて
決して悪くないのだが ・・・
感じる違和感は、やはりベイト ・・・
増水前に見かけたイナっ子やハクの姿が

すっかり少ない ・・・

そして感じる魚っ気の薄さに、
先刻のバイトの貴重さが益々重みを増す。

調査ついでに河口まで歩き、海を眺めるも
増水で運ばれた土砂と、
成長し続けるサンドバーで、
益々浅くなっている河口域は、
微妙な水深で波立ち、
サーファーズ・パラダイスになっていた ・・・

マズメを過ぎ、いよいよ強烈な陽射しが
本格的に河原を焼き始めれば、
同様に朝マズメの釣りを楽しんでいた
対岸の釣り人達は、
一斉に釣り場を去り始め ・・・

誰もいない炎天下の河原の中州に
我、独り取り残される ・・・ (笑)

遥か彼方に駐車してある車まで、
来た道を、ひたすら戻るわけだが、
帰路は長く ・・・ そして絶望的に暑い ・・・

トボトボと川を歩きつつ ・・・
ただ歩くのも、もったいないから、
やっぱり帰路も竿を振る ! (笑)

そして再び先刻のバイトポイントに着いた時には
場を休めるには十分な時間が経っていた。

さすれば試しがてら、後ろ髪引かれる思いで、
ついつい再び 80プロップ を投入するも
・・・ 無反応。

やはりもう水面は 「 無い 」 のかと観念し、
続いて水面チョイ下を探るべく
カゲロウ100F を投入し
・・・ これも無反応。

確実に強まった陽射しが、ジリジリと
肌を焼き始める感触に勝負を急かされて、
ここは一気に 「 喰わせ 」 に振るべく、
とある小型シンキングミノーを投げ込む。

軽量で、比較的根掛かりの危険性が低い為、
果敢にボトムを攻める !
シャドウXX のロッド感度に集中し、
伝わるボトムとの接触感触を細かく回避し、
川の流れに乗せつつ丁寧にボトム域を通す。

すると、キャスト位置を変えつつ、
流芯を横切らせていた数投目 ・・・
これまで感じていたボトム感触とは異なる
「 キンキン 」 とした細かな金属感が発生 ! ?

感じた違和感に、
すぐさまフッキングを撃ち込むと、
ラインの先の水底に重みが生じ ・・・
「 デロン ♪ 」 と 流れに乗るように
魚体を捻る感触が伝わる ! ?

するとミディアムライトの シャドウXX は、
一気に絞られ、たまらずリールドラグが
ジリジリと鳴き始める ♪

ようやく始まった戦いに、
頬を伝わる玉の汗を無視しつつ、
不安なフッキング位置を確かめるべく
ロッドを煽り、魚を浮かす !

急浮上してきた魚は、水面で顔をだし
豪快にヘッドシェイク ♪
水飛沫の中に現れたスズキの口に
ルアーがハーモニカに咥えられている
様子を確認し、一気に安心感が増す ♪

暴れる魚に躍動するロッドを保持しながら、
首もとのタオルを掴み、
手早く顔の汗を拭えば ・・・

後は、ゆっくりと ・・・

元気よく暴れるスズキを、
いなしつつ落ち着かせ、
SXX-96ML のバットを支えるように
左手で補助しつつ、
そっと魚を浅瀬に誘導、座礁させ・・・

無事ランディング ♪

霞む水底に隠れ潜んでいたのは、
夏らしく黒く日焼けした、
なかなかにマッチョな75cm のスズキさん ♪

ベイトは十分に捕食できているようで、
健康状態良さそうな、程よく肥えた魚体でした !

深夜の渡河ルート探索から始まり、
河原をひたすら歩いての、
真夏の汗だくの釣りでありましたが、
な~んとかギリギリ釣果に届きまして、
残りの帰路は、なんだかちょっぴり
足どりも軽くなりました ♪ (笑)

活性の良いマズメの時合を保険に、
勝負をつけようと考えていたのですが、
予定外の持久戦にもつれ込み ・・・

すっかり陽も上り、警戒心まで
与えてしまった感のある状況下で、
最終的にシィシィベイトっぽい、
食わせの小型ミノーを投入して
どうにかバイトが得られたのですが、
まあルアー自体は
何でもよかったのではないかと ・・・

魚の警戒心を薄めるべく、
小型である必要性はあったのかなとは
思いますが、効果的だったのは、やはり
「 丁寧なボトムトレース 」
だったと感じており ・・・

これ即ち ・・・

SXX-96ML というロッドの
優れたブランクス感度や、
7~28gという対応ルアーウェイトの幅広さ !
それに、癖の無いテーパーがもたらす、
多様なルアーに対するキャスト性・操作性の良さ
といった、ロッドの持つ高い汎用性能に
起因するものだと思います。

状況を探っていく釣り。
一筋縄ではいかなくなった状況下では、
やはり ・・・
バーサタイルなロッドが頼りになりますね ♪

今回の使用タックル

ロッド : SHADOW-XX SXX-96ML
リール : シマノ 3000
ライン : PE 1号
ルアー : 小型シンキングミノー