MEGABASS Engineering Team Blog Vol.55 | Megabass-メガバス

MEGABASS Engineering Team Blog Vol.55

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2014 NEW PRODUCT

CODE : SHADING-X DEEP

 

 

朝マヅメで釣行に向かうと、息が白くなり始めましたね。

まだギリギリ手袋は必要ないかな?と感じる、開発員でございます。

 

こんな肌寒くなってきたタイミングから活躍するアイテム。

何があるでしょうか。

 

そう!シャッドですよね!!笑

 

シャッドと思わなかった人にも、

シャッドと思った人にも是非オススメなのが、SHADING-Xシリーズです!

 

皆様から沢山のご要望の声を頂き、ついにオリジナルサイズのディープモデル、「SHADING-X DEEP」が発売となります!

 

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「どうせリップ長くしただけでしょ?」と思った方、大間違いです。

 

 

オリジナルサイズで潜行深度を深くしたい時、ポイントとしてあげたのが、

・飛距離

・潜行角度

・引き抵抗

この3点。(代表的な3つ)

 

 

まず、どうしても欲しかったのが「飛距離」。

これは、ディープダイバーであれば当然欲しくなってくるポイントで、飛べば飛ぶほど潜行深度を稼ぐことができます。

 

重心移動を入れて飛距離を伸ばすのは当然なのですが、重心移動を効果的にするために必要になってくるのが、「ボディの空気容量」

 

ただでさえスリムなシャッドというジャンルは、ルアー内部の空気容量が少なくなってしまいがちで、サスペンドセッティングを出そうと思うとあまり重いウェイトを搭載することができません。

 

そこで、こっそりオリジナルSHADING-Xのボディをちょっとだけ太らせた形状に設計しています。

 

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空気抵抗の少ないボディ形状のおかげもあり、クラス最高峰の飛距離を実現しています。

 

 

 

さらに、「潜行角度」。

これが優秀なディープダイバーは、少ない移動距離で有効レンジに到達し、狙った深度到達後にアクションできる時間と距離を増やすことができます。

 

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しかし、ここで難敵が登場するわけです。

それが、「引き抵抗」です。

 

スピニングタックルで使用することの多いシャッドにとって天敵なのが、この「引き抵抗」という奴。

重た〜い巻き心地はアングラーの体力を奪い、シャッドを巻き続けることを、これでもかというくらい邪魔してきます。

 

潜行深度と引き抵抗は、基本的に比例する関係にあるため、いかにしてこのネガティブな「引き抵抗」のみを減らすことができるか、

というのが今回の最大の難敵となりました。

 

ここは色々と調整するポイントがあるのですが、小難しく、説明もだらだらと長くなりそうなので、使ってみて頂いた方が早いかと思います!笑

 

かなり快適なので、ぜひお試しを!!

 

 

 

最後に、シャッドなどのサスペンドを狙うルアーにどうしても出てしまう、「フローティング」や「シンキング」へのバラつきについてのお願いです。

 

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基本的には、水温によってタイプが変化してしまします。

SHADING-X DEEPに関しては、『8℃でサスペンド』を狙って、セッティングを出しています。

 

また、見た目の美しさを優先するあまり、カラーによっては「フローティング」や「シンキング」になってしまうカラーが存在してきます。

(0.01グラムの違いでも変わってしまいます。)

 

そんな時は、大変お手数ですが、お客様に調整をしていただきたく思います。m(_ _)m

 

ポイントとしては、

・スナップのサイズ、種類

・リングのサイズ、種類

・フックのサイズ、種類

の3点があります。

 

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スナップは、基本的には「#0」のサイズをご使用下さい。

(大きいスナップは、アクションにバラつきが出る場合があります。)

 

リングとフックに関しては、浮いてしまう場合はサイズを大きく、沈んでしまう場合はサイズを小さく、という方法で調整をお願いします。

(ちなみにラインの種類、太さも関係します。)

 

長くなりましたが、そのあたりに着目しながら、快適なシャッドゲームを楽しんでいただければと思います!

 

Product Page : SHADING-X DEEP

http://www.megabass.co.jp/site/products/shading-x-deep/

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