【怪なるトランスフォーム・フロッグ】メガバス×怪魚ハンターのコラボ作「BATRA-X」（バトラクス）

 

“フロッグ”の常識を塗り替える、次世代のトランスフォーム・サーフェイスベイト。

その名は「BATRA-X」（バトラクス）。

 

 

『情熱大陸』や『アナザースカイ』に出演する“怪魚ハンター”・小塚拓矢氏のアイディアを、メガバスが形にし、度重なるテストで性能を突き詰めたBATRA-X。

付け外し可能なソフトカップと、多機能なランブルテールが特徴的な、“怪なるフロッグ”です。

 

 

ブラックバスをメイン対象魚に、ナマズやライギョ等の多魚種に対応するBATRA-X。

 

 

 

■ 付け外しが可能なソフトカップ

 

まず目を引くのは、透明なソフト素材で成型されたカップ。

その形状から「カポカポ」と水面で音を立ててウォブリングするノイジー系のアクションが想像できるかと思いますが、なんと取り外しが可能になっています。

 

 

接合部の穴を楕円形にすることにより、非接着のセッティングですが、カップがズレにくくなりました。カップを外す際は特別な工具は必要なく、素手でいつでも脱着が可能です。

 

※ズレた際は前方の溝部分に沿うようセットし直してください。

 

カップを着けた状態では、リトリーブでのノイジーアクションはもちろんのこと、シェイク時に移動距離を抑えたネチネチアクションを披露。またカップによるサウンドや水押しも従来のフロッグにはない大きなアピールポイントです。

 

カップ無しの状態では、超低速～超高速までアクションの性質が変化します。

低速巻きではテールを振ることによる、ジョイントベイトのような食わせのウォブリングアクション。

高速巻きではテールが回転し、プロッパーベイトとしてのサーチ＆リアクションバイト誘発力を獲得します。

カップは透明なソフト素材なため、障害物のすり抜けやフッキングを阻害しにくく、金属カップと比較してシルエットも小さくナチュラルに収まり、タフなフィールドで有利に働きます。

 

 

 

■ 多機能なランブルテール

 

カップと同じくソフト素材で作られたランブルテールにはチャンバー（空隙）が搭載されており、もちろんそのままの状態でも使えますが、ナイトゲームでは発光体を挿入するなどの拡張性をもたせています。

中でも1～2g程度のネイルシンカーを挿入するチューンがオススメ。

飛距離アップはもちろん、テールの回転パワーが上がりサウンドが増幅、アピール力がアップします。

 

 

また、外からではわかりませんが、テールを接続しているスイベルはボディ内部をワイヤースイベルが貫通しており、テールと共にアシストフック（テールフック）が標準装備されます。

これにより、テールへのアタックやバイトをもフッキングし、キャッチに持ち込むことが可能な、BATRA-X独自の貫通ワイヤースイベルシステムです。

 

 

これまでフロッグというルアーを、リリーパッドなど「フロッグしか使えない」状況ぐらいでしか投入しなかった方も、BATRA-Xに関しては是非、オープンウォーターでもキャストして頂きたいです。

フロッグだからこその「甘い着水音」が、プラグには出きらない狡猾なモンスターにスイッチを入れてくれます。

 

裏技になりますが、硬質なストラクチャーに対しても、プラグのような破壊の心配をすること無しに、時にはあえてぶつけて壁際に着水させることも有効です。更には、一度護岸の上にキャストし、岸からまさにカエルが跳びこむような芸当も、フロッグタイプのBATRA-Xならではのアプローチ。

もちろん、込み入ったカバーではテールフックを外し、従来通りカバー用フロッグとして使うことも可能です。

 

 

テールフックはテールのフィンに挟み込み、半固定して使用することができます。

パッケージから取り出した状態の“馬乗り”状態のフックセッティングはウィードレス性能の高い基本セッティングとなりますが、状況によってフッキング重視の逆付けセッティングも有効です。

 

 

なお、メインフック、テールフック共に『BATRA-X』専用設計。

ライギョやナマズ、果ては世界の怪魚など、口の硬い、よりパワフルなターゲットも想定してテストを行ってきたので、思う存分パワーゲームが楽しめます。

（参考までに、ライギョ＆ナマズを相手にした耐久テストでは、1個のサンプルだけでライギョ55匹、ナマズ27匹を釣り上げ、フックもボディも壊れていません。）

 

 

 

■ カラーラインナップ

ナチュラルなベイトフィッシュ系から、視認性の良いアピール系、遊び心をくすぐるカラーまで、幅広くラインナップ。

BATRA-X(バトラクス)のモチーフとなった、アマゾン川のナマズ「バトラクス・キャット」へのリスペクトで、世界のナマズや怪魚のカラーが多いのも特徴です。