FRESH VOICE

JBTOP50第2戦準優勝

2022年も私はJBTOP50のサーキットの中にいる。先シーズンは近年まれにみるデッドヒートのシリーズチャンピオン争いを演じていたが、私は惜しくも1ポイント差で4度目の年間優勝を逃した。

僅か1ポイントが勝敗を分けた最終戦の舞台は弥栄ダムだった。その弥栄ダムで今シーズンの第2戦「東レソラロームカップ」が6月3~5日に開催された。

私にとっては雪辱のチャンスでもある同湖での開催に、GW明けのプラクティスから気合が入っていた。

 

GW明けの弥栄ダムはさっとボートを流しながら水中を見たところ、スポーニングが始まったばかりといった感じで大型の個体がベッドを張っていた。私は試合ではスポーニングベッドを狙うことはない。

なのでスのステージの違うプリスポーン、ポストスポーンの魚を探していかなくてはならない。減水が進んでいたためカバーがほとんどなく、わずかな立木以外はオープンウォーターである。

ベッド以外の見えるスクールの数は決して多くなく、試合のプレッシャーがかかると厳しい展開になることが予想できた。

 

 プラクティス初日はまず魚のコンディションとエリアによるバスの濃淡をみたく、ムービング系のルアーでチェックすることも少なくない。

とくに5~6月のリザーバーとなれば私はいつもならKARASHIDOG-Xなどの表層付近でのチェックで反応を見る。

あるいはビッグベイトでチェイスする魚の魚影を見る、ところが急深なロケーションの多い弥栄ダムは減水でオープンになっていることも影響があるのか表層まで魚が出にくかった。

i-WING FRYなどを使いスローに誘えば見に来て食うバスもいるのだが、いかんせんエレキのみを機動力としているエレキレイクで広範囲を探っていくプラクティスとしては効率が悪い。

i-SLIDEで反応を見るとチェイスはあるのだが、このスピードとボリュームではベッドの魚もついてきてしまい参考にならない。天気は雨が降り出した。

たまにバスが追っているメインベイトがオイカワだったので、オイカワカラーのLIVE-X MODEL1をチョイスした。ロッドはF3.1/2 70-X Z-CRANK ELSEIL

このルアーはミドルレンジの魚に反応させ、そのまま口を使わせる不思議な力を持っていると私は思っている。

ショアラインに対して30°位の角度で岸ギリに斜めに投げ、6.6:1ギア比のリールで苦にならない程度のスローなリトリーブをしながら流していくとすぐに反応があった。バイトが出たのは大きな岩陰をかすめた時で、おそらくシャローに上がる前のコンディションのいいバスが隠れてエサを待ってたのだろう。その後も同じようなロケーションでグッドサイズを数本追加できた。いずれもプリスポーンらしい個体であった。

 

 

試合はこの日からちょうど3週間後になる。このバスが産卵を終え、回復傾向に差し掛かる。魚が多かったのは小瀬川と呼ばれる沢筋の中流よりも上だった。

 

 試合はやはりポストスポーンから回復の魚がメインとなった。ベッドもまだ見られたが、私はこの回復してスクールで泳ぐバスに絞って勝負をかけた。エリアはやはりプラクティスで見立てた通り小瀬川筋が有望であった。

当日の釣り方はショアサイドでのサイトフィッシングであったが、初日はミスもがあり2800g弱で14位、2日目はミスなく1500オーバーを3本仕留め5200gで5位、予選を5位で通過し、最終日も難なくリミットメイク、2㎏オーバーも混ぜ4600g弱、トータル3日間で12660gというウエイトを釣ることができた。

 

 

出会い系の釣りが多くなり成績がアップダウンしている選手が多い中、極めて安定したスコアを出すことができたのはプラクティスからの見立てが通っていたからに違いない。LIVE-X MODEL1でキャッチしたバスがここまで繋がっていたのだ。

 試合の結果はまたもや僅差。惜しくも僅か2gのビハインドで準優勝となってしまったが、シリーズは残り3試合、今年のチャンピオンに向けてリズムに乗ることができた。