MEGABASS Engineering Team Blog Vol.86

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S-CRANK(エス・クランク)とは? Vol.3  (T-013)

 

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プロジェクトSTWからリリースする「S-CRANK」の、誕生秘話から、製品のこだわりなどを、ご紹介します。

前回の第1話、第2話はこちら。

Vol.1

http://www.megabass.co.jp/site/engineer/megabass-engineering-team-blog-vol-71/

Vol.2

http://www.megabass.co.jp/site/engineer/megabass-engineering-team-blog-vol-82/

 

 

第3話 「S-CRANKデザインのこだわり」

 

ここでは、おもに外観の「こだわり」について掘り下げていきます。

こだわりは大きく分けて3つ。

①    フックサイズ

②    フェイスデザイン

③    ラインアイの少しの違い

です。

 

まず、①のフックサイズについてです。

これは、開発当初からのメガバスUSAプロスタッフからの強い要望で、ルアーサイズに対して、大きめのフックを搭載して欲しいとのことでした。

そこで、

S-CRANK 1.5 には、フロント#2リア#4

S-CRANK 1.2 には、フロント、リアともに#4

を搭載。65mm、60mmの大きさにしては大きめのフックを搭載しております。

 

これは単純に、かすかなバイトでもしっかりとフッキングに持ち込むためのものでもありますが、USAトーナメントにおいて、いつ10ポンドオーバーのような大きな魚がきても、しっかりと対峙できる安心感もあります。

 

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しかし、ボディサイズに対してひとまわり大きなフックを搭載するのに難しいところは、やはりフック同士がからんでしまう針絡みです。それを無くすため、S-CRANKでは、上の写真のようにリアフックアイをボディ上側に配置する事で、針絡みを無くす事に成功しました。

 

 

②フェイスデザイン

S-CRANKのフェイスデザインはメガバスルアーの中でも比較的ひかえめな表情をしています。これは、第2話でもお伝えしたとおり、薄く尖ったヘッドデザインに原因があり、ヘッドの薄さがS-CRANKの全てと言ってもいいほど重要なギミックです。

つまり、その薄さを損なうことなく、最小限のエラの枚数で顔の表情をデザインされています。

 

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また、一見同じに見える、S-CRANK 1.5 と1.2 の顔の表情。

実は若干ですが、変えています。

 

 

最後に③のラインアイの違いです。

 

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よく見ていただくと、1.5と1.2で少し違いがあります。

1.5は従来通りですが、1.2のラインアイは、向かって右側に少し倒れているのがわかります。これは、不良品ではなく、金型の時点で少し傾くよう設定してあります。

では、なぜか。

1.2は1.5よりもボディが小さい分、スラローム幅も狭くなるというのは第2話でお伝えしました。つまり、ヘッドで水を受ける面積も小さくなります。

そこで、スラロームのキッカケを1.5よりも早く作り出すため、あえて傾けています。

 

しかし、いくら量産品といえ、全く同じものは出来ません。ゆえに、その傾きが良くない方向に作用する場合も、ごく、ごくまれにあります。

その時は、どのようなルアーでも同じですが、トゥルーチューンをしてあげて下さい。

ルアーを上から見たときに、左右どちらかに傾けてあげるだけです。

 

 

ここで余談ですが、メガバスのルアーでラインアイを左右どちらかに、意図的に傾けている製品がS-CRANK1.2以外にもあります。どの製品か分かる方は、かなりのメガバス通ですね。

 

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さて、全3話にてお送りしましたS-CRANKのお話。ここで書ききれていないことも多々ありますが、ひとまずここまでです。

アメリカの最高峰トーナメントで活躍するS-CRANK。中層でスラロームさせるもよし、ストラクチャーにガシガシ当てながら誘うもよし、多彩な使い方で楽しんでみて下さい。

 

 

S-CRANK(エス・クランク)  Products Page

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