FRESH VOICE

知らない土地への一人釣り旅マニュアル No7

『知らない土地への一人釣り旅マニュアル』

 今回は第7回目。【ゲームプランその2】。

前回は干満差の激しい西日本と干満差がほとんどない日本海側河川の【ゲームプラン】について書きました。

本日は『干満差がそれなりにある太平洋側』の【ゲームプラン】について書いていこうと思います。

 

No1 【探索】旅の釣りで必要なスキルについて
No2 【場所の選び方その1】探すのはポイントじゃなくシーバス
No3 【場所の選び方その2】実際の現場とのすり合わせ
No4 【場所の選び方その3】実際の現場とのすり合わせの続き
No5 【時合い】読める時合いと読めない時合い
No6 【ゲームプランその1】西日本エリアと日本海側

 

 

■ Perfect Journey時の目標値 ■

 

先ず、毎回僕が取材時に”出来れば”達成したい目標を紹介したいと思います。

 

① とにかく1本
② その1本は70cm以上のシーバスを獲りたい
② 出来れば新製品で釣果をあげたい
④ 可能ならデイゲーム

(*②は同率くらいで考えています)

 

①は言うまでもなく釣れないとお蔵入りしちゃうから。

 

②シーバスって70cmを超えたあたりからやっぱり迫力ある見た目だなぁと思うのです。
 70cm以上を意識するならシャローの釣りの方が狙いやすいです。

 

② メーカーから頑張れ!って送り出して貰っている以上は出来れば新製品の露出となる様にしたい。
 でも有難い事に『自然はそんなに甘くないよね』『その場に合わせて臨機応変に』と言って頂いているので
 努力義務として受け止めています。

 

④ 僕が視聴者ならデイゲームの方が絶対見応えがあるから。

 

この辺りを目標として毎回Perfect Journeyに挑んでます。

 

これを踏まえた上で『干満差がそれなりにある太平洋側』の【ゲームプラン】を書いていきます。

 

 

 あってないようなもの ■

 

見出しにつけちゃいました(笑)

 

干満差が2m前後、太平洋側で最も多いそこそこに潮位差があるエリア。

 

それなりに【時合い】のタイミングも幅があり、【ゲームプラン】としては西日本の
『一等地で粘る』作戦と日本海側河川の『どんどん移動』の中間の立ち回りをする事が多いです。

 

具体的には下見で見た【シーバスが居そうな場所】を【時合い】が訪れそうなタイミングで、
1時間くらい打って数カ所回る、そういった立ち回りをする事が多いです。

 

最も可能性を感じた場所・時間帯は滞在時間が1時間を超える事もありますが、
そのタイミングで反応が得られないと割とテンポよく移動を繰り返すことが多いです。

 

 

この様に書くと【ゲームプラン】として立派に聞こえるんですが、なんだか普通過ぎますし、
『実際にはどの様に立ち回ったら正解なのか?』自問自答ばかりで毎回精神的にギリギリの勝負といった展開になってしまいます(^^;;

 

取材時は自身の集中力と体力の回復、カメラのバッテリー及びカメラマンの体力の回復を考えると
どうしても休憩時間が必要になってきます。

 

到着して下見をする中で、

 

昼の上げ潮
昼の下げ潮
夜の上げ潮
夜の下げ潮

 

この中のどこで詳しく下見をするのか?どこで勝負をかけるのか?
どのタイミングなら勝負になりそうなのか?どのタイミングを捨てて休憩に当てるのか?

 

釣れないからとズルズル続けていると後半日程でそのシワ寄せが来ます。

 

そこで下見の早い段階で『下見をする時間帯』『勝負する時間帯』『休憩にあてる時間帯』の割り振りを
迅速に判断する必要があります。

 

その判断の中で、上に書いた目標値の切り捨ても同時に行なっていきます。

 

下見の段階で『機能しているシャロー帯』が思うように見つからない場合はレンジを入れる釣りも視野に入れて、
下見の段階でバイブなどで水深チェック、底質チェックも同時に行っていきます。

 

※機能しているシャロー帯については最後に注釈を入れさせて頂きます。

 

僕は『干満差がそこそこあるエリア』での立ち回りが一番難しく感じます。

 

はっきりとした【ゲームプラン】が浮かばないからこそ、時に目標値の切り捨てを迅速に判断しなくちゃ
釣果に辿り着けないと考えています。

 

これまでを振り返ると【ゲームプラン】とは言えませんが川の場合、②の70cm以上を切り捨てた時には下流へ下り、なんとか1本を達成した段階で再び上流を目指す事が多い気がします。
(残り時間と潮のタイミングによりますが)

 

【機能しているシャロー帯とは】

僕が勝手にそういう言い回しをしているだけなのですが・・・

◎ シャロー帯の直ぐそばを流れが通っている
◎ シャロー帯自体も緩やかでも流れを感じる。
○ ベイトが確認できる

このようなシャロー帯を指しています。

 

 

■ 旅の釣り ■

 

シリーズとして色々書いてきましたがいかがだったでしょうか?

 

基礎知識の部分は日常の釣りにも取り入れられる内容もあったかと思います・・・あったかな?あったらいいな。

 

 

最後に改めて書いておきたいのですが・・

 

Perfect Journeyのような旅の釣りって普段の地元の釣りとかなり異なります。

 

限られた時間の中で知らない土地でどの様にゲームを組み立てるか?

 

このシリーズの最初に書いた様に必要なのは【探索】というスキルと【ゲームプラン】。

 

旅の釣りも何度か繰り返す内にどんどん上達します。

 

一から魚を探して、そして出会えた魚は魂が震えます。

 

釣りを始めて40年。シーバスを初めて釣ってから29年。

 

たった1尾のシーバスがここまで嬉しいものなのか!と、いまだに感じます。

 

そして旅の釣り、自身にとっての未開の釣りをすると必ずホームエリアでの自分の釣りへフィードバックできる事も多く得られます。

 

家庭があるとなかなか旅とまでは難しいかもしれませんが、それでも近場でも良いと思うので知らない土地へのチャレンジ、是非挑戦してみてくださいませ(^ ^)

 

自然との知恵比べの醍醐味を知るとより一層釣りが面白くなるはずです♪

 

 

久保田氏のブログはこちら

https://www.fimosw.com/u/sandwalker