こんにちは、フィールドスタッフの小林です。
暑い日々が続いてます。体調には気をつけて、川に浸かって涼んでください(笑)
さて、連日の厳しい渇水期から一転、梅雨時期に入り長良川本流フィールドに恵みの雨がもたらされた
増水によって流速が一段と増した本流。
この急激な状況変化は、沈黙していたサツキマスの活性を一気に呼び覚ます。
一日で四本のサツキマスを獲る。
そんな規格外のデイゲームが、限られた「短時間」の集中力の中から静かに幕を開けた。
■ 早朝の短時間、即座に拾い直した確信のバイト
まだ薄暗い朝一の暗闇
ローライトの僅かな時合を狙い、ピンポイントの核心部へとアプローチを開始する。
ルアーは「GH95 シャイニーケイムラアユ」
一発目の激しいバイト!しかし、これは惜しくもフックに乗り切らなかった。
だが、増水の流れの中で魚の捕食スイッチが完全に入っていることを確信
即座に同じトレースラインへとルアーを通し、狙い通りにバイトを拾い直した。
今度は、確信のフッキング
流速を増した本流の押しに乗り、下流へと激しくローリングしながら抵抗する
「GH68-3MLS」のしなやかな追従性が、その激しいファイトをいなし、無駄な暴れを抑え込む
慎重かつスピーディーにランディングネットへ収めたのは、美しい輝きを放つ一本。
【サツキマス 37.5cm】
長良川が本来持つ圧倒的なポテンシャルが、この増水によって一気に解き放たれたことを確信させる、早朝の鮮烈なスタートだった。

■ 15時からの短時間、数字が霞む、圧倒的な存在感
朝一を終え、日中の時間帯は一度川を離れた
再びチャンスが訪れたのは、夕マズメを控えた15時。
「今日は増水時、何も無い事は無いだろう」
そう考えて早めに川に立ったが、その予想がこれほど的中するとは、この時はまだ知る由もなかった。
増水によって太くなった流れに対し、レンジとアプローチをさらに突き詰めるべく、ルアーをGH64 HUMPBACK へとスイッチ
カラーは、アピールとナチュラルさを兼ね備えた「AL シャイニーケイムラアユ」を選択した。
流速のある深瀬に対し、ハンプバックが持つ特有の水噛みの良さと圧倒的なレスポンスで、視覚的・触覚的にピンポイントのレンジを的確に射抜いていく
狙い澄ましたラインを通過した刹那、本流はすぐに答えを返した。
手元に伝わったのは、先ほどのサイズを明らかに超越したかのような暴力的なトルク
増水の強い押しも相まって、ロッドがバットから限界まで深く絞り込まれる
ドラグを鳴らす強烈な突っ込みをロッドワークでいなし、ようやくネットに導いた。
その姿を目にした瞬間、思わず息を呑んだ。
【サツキマス 37.5cm】
メジャーを当てれば、朝一と同じ「37.5cm」という数字。
しかし、その数字の枠には到底収まらないほどの圧倒的な存在感がそこにはあった。
幅広で徹底的にビルドアップされた、肉厚で筋肉質の魚体
その強靭なプロポーションに相応しい、獰猛で厳つい顔つき
長さだけでは決して語ることのできない、本流の王者にふさわしい風格を纏った見事な個体だった。

■ 狂気は加速する「今日、何かがおかしい」
早朝と15時、それぞれの限られた短い時合の中で、的確に引きずり出した二尾の37.5cm。
だが、この日の長良川本流が見せたドラマは、これで終わりではなかった
魚をリリースし、再び川の流れを見つめていた時、脳裏を強烈な予感がよぎる。
「今日、何かがおかしい」
長年この川に立ち続けてきたからこそ分かる、アングラーとしての野生の勘
水面のわずかな変化と気配を察知し、狙いを定めた次のポイントへ向けて足早に移動を開始した。
そこから、さらに狂気的とも言える怒涛の展開が幕を開けることになる
次々に巡った4箇所のポイント
そのすべてで、まるで用意されていたかのように1匹ずつサツキマスが答えを返してくるという、本流の奇跡。
手にした二尾だけでは終わらなかった、アドレナリンが止まらない怒涛の後半戦
長良川本流のさらなる本領は、次回の「後編」へと続く…

Reel: 22 STELLA 2500SHG
Line: PE 0.8号 + Leader 2号 (ナイロン)
Lure 1: GREAT HUNTING GH95 (シャイニーケイムラアユ)
Lure 2: GREAT HUNTING GH64 HUMPBACK (AL シャイニーケイムラアユ)



