今年はフワバグでボートチニングがアツイ?! | Megabass-メガバス

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今年はフワバグでボートチニングがアツイ?!

こんにちは!杉浦永です!

今年はボートシーバスで海に出ているとクロダイやキビレなどのチヌ系が積極的にルアーに反応を示しており、今年はチヌの個体数が多いのではないか?と予想して、例年よりも1ヶ月以上早いですが、ボートチニング調査に行ってまいりました。

 

そもそもボートチニングとは?

ボートチニングとはその名の通り、ボートからチニングをすること!

オカッパリチニングとの違いはボトムの駆け上がりを逆側から攻めることができたり、沖にある牡蠣殻エリアなど攻め方が自由自在なことですね!

ただ、基本的にボートチニングはシャローゲームが主流。

ボートからシャローゲームをするということは座礁の危険性もありますので、船長として昼間に地形をしっかりと把握した上でゲーム展開が必須になってきます。

 

狙う場所

ボートでの狙いのポイントは牡蠣殻や砂利など、カニや貝がよく育ちやすい場所でゲームを展開しますね。

特に、そのポイントの地形がどうなのか?を気にします。

沖にブレイクがあり、チヌが干潮時はブレイクの外側まで出て行って、満潮時の水深が増えたときにシャローに登るだろうというポイント。

基本的にはブレイク絡みの方が、チヌのエサを食う食わないのスイッチがはっきり分かれるので釣りを展開しやすいですね。

 

ワームとリグ

ワームはホッグ系のワームが吉です!

特にロックホッグ、フワバグはチニングに最適なワームです。

 

 

ロックホッグは両腕につけられたフィンがパタパタとアクションするため、ボトムタックしながらやや早巻きスイミングパターンで使用します。この場合、チヌの活性が高く、バイトが豊富な時にリアクションバイトを狙ったり、速い動きに反応する時に使います。

 

 

一方でフワバグはロックホッグと対照的に両腕のアームはそこまで大きくアクションしづらい設定になっています。アームにずっしりとした重量感があり、強めにアクションかけた時にはアームが動くけど、それ以外のアクションは小さめのフワフワ系、まさにリアルな活カニのようなイメージ。

そのため、ルアーをスローにボトムノックしながら狙いたい場合や、ハイアピールなアクションにスレているチヌ(鉄板バイブがよく通るポイント)などでは、よくバイトがでるといったイメージですね!

 

リグ

今回使用したリグは「フリーリグ」

 

 

中通しのシンカーにフックを結ぶというタイラバのような仕掛けです!

オフセットフックを使用する人が多いのですが、私の場合はノーマルの太軸フックを使用します。

ワームのズレが少なく、リグを治す手間が少ないので、ナイトゲームでもストレスフリーに使えるという印象を持っています。

 

釣行

今回の釣行は夕方から夜にかけてのナイト釣行で、気温が少し肌寒かったので、チヌも積極的にベイトを捕食していない低活性時ではないかと考えて、低活性時に威力を発揮するフワバグ1.8inchでゲームを展開しました。

 

ボートポジションを決めたら、フワバグ1.8inchのフリーリグをフルキャストしてボトムをとったら、リール回転を1回転2秒~3秒ほどで巻いていきます。

 

1流し目から乗船者の方にバイトがあったみたいで、期待は大!

日が沈んでからの2流し目からは先ほどバイトがあった場所を重点的に狙うべく、アンカーでボートを完全固定しての釣りを展開。

先ほどと同じようにリールをスロー巻きでボトムのゴツゴツ感を感じていると

ロッドに「コツっ」という生命感!すぐにフッキングを入れてヒット!

 

 

強烈な引きで上がってきたのは、今年初のキビレでした!

その後もバイトが何度かありましたが、まだシーズン本格化していないのかフックに掛からず、たまに釣れるのは25cmオーバーのデカカサゴ!

 

 

嬉しいゲストの登場でテンション上がりました!

チヌ系は1枚だけでしたが、シーズン最初の価値あるキビレ!すごく嬉しかったです!

 

釣行後の釣りメシは?

 

 

愛知県の地元で採れたアサリとキビレでアクアパッツァに!

アサリの出汁で旨味が際立ち、キビレの身をソースにつけて食べるのが絶品でしたよ!

 

これから夏にかけて本格シーズンを迎えるチニング!ボート・オカッパリ問わず狙える釣り方なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!