2026年6月は、長期間にわたり北海道各地、とくに道北・道東エリアを中心に釣行を行いました。
今回のターゲットは、イトウ、蝦夷岩魚、雨鱒、ブラウントラウト、レインボートラウトと、北海道を代表するトラウトたちです。
まず、最初のターゲットはイトウ。ルアーはSPINE-X 190Fを選択。

SPINE-X 190F Action movie
今年は雪代が例年より早く、5月中旬から下旬には多くの河川で水位が落ち着いてしまい、私が訪れた6月中旬には活性がやや落ちたタイミングでした。雨後など条件が重ならないと厳しい状況でしたが、ガイドをお願いした後輩の的確なアテンドのおかげで、素晴らしいコンディションのイトウに出会うことができました。
続いて狙ったのは蝦夷岩魚。
北海道では多くの個体が降海型の「アメマス」となるため、純粋な蝦夷岩魚を狙うには上流域、さらに魚止めとなるような滝壺周辺まで足を運ぶ必要があります。
今回は最上流域までアクセス、その滝壺でVISION ONETEN+1を使用し、レンジを一段下げたアプローチで美しい一尾をキャッチしました。

私自身、大型のブラウントラウトやアメマス、蝦夷岩魚にはONETENシリーズを多用しています。特にレンジを少し下げたい状況では、VISION ONETEN+1が非常に高い実績を残してくれています。

その後、雨鱒は道北エリアで知人のローカルガイドの協力のもと群れを見つけ、海から遡上したコンディション抜群の良型を複数キャッチすることができました。

続いてブラウントラウトでは、SIGLETTによるトップウォーターゲームを展開。
セミが鳴き始める北海道の短い夏ならではの釣りです。トップウォーターはフッキングが難しいですが、その一瞬の駆け引きこそ最大の魅力。美しいブラウントラウトとの出会いは格別。

最後はレインボートラウト。
今回はスプーンを中心に、状況によって、GH44 BAT A FRYなども使い分けながら、流れの一段下のレンジをアップストリームで丁寧に探ることで良型をキャッチすることができました。

北海道は「どこでも簡単に釣れる場所」というイメージを持たれることがあります。しかし実際はまったく逆です。
鱒の遡上、水温変化、雪代、水位、産卵行動、ベイト、さらにはエリアや河川ごとの季節変化まで理解し、その時期に鱒がどのポジションにいるのかを読むことが何より重要になります。
さらに近年は北海道での釣り人気が高まり、人的プレッシャーも確実に増えています。そのため、フィールドの引き出しを増やすこと、そしてローカルアングラーとの情報共有や経験が、安定した釣果へとつながります。そのすべてが噛み合った時、北海道は世界でもトップクラスのトラウトフィールドとして、圧倒的なパフォーマンスを見せてくれます。それこそが、このフィールド最大の魅力だと私は感じています。

今回も素晴らしい北の大地の自然と鱒たちに感謝しながら、6月の遠征を終えました。
しばらくは地元で釣りを楽しみ、これからの真夏は最上流域の岩魚や増水時の本流山女魚を中心に狙っていく予定です。秋田遠征や韓国でのヤマメ釣行も現在調整中です・・・・
引き続き「鱒釣旅録」のトラウトフィッシングを、ぜひお楽しみください。


