FRESH VOICE

ゴールド・エクスペリエンス ~ GREAT HUNTING 45 Flat Side ~

好天に恵まれ、夏日となったゴールデンウィーク !
私は山中を友人と彷徨いつつ、渓流ミノーイングを楽しんでいた。

メジャーな釣り場は何処も人ダラケ ・・・
木陰が涼しく、渓相が綺麗などこぞの釣り場にでも行ってみようかと、一瞬は考えるも ・・・
行く先々に 「 BBQを楽しむ家族連れの風景 」 が容易に想像されて ・・・

即却下 ! (笑)

結果、人混みを避けつつ、釣り人を避けつつ、
点々と山中の川を叩きながら、たどり着いたのが ・・・

葦と木々に覆われ、隠れたようなボサ川

道から一見すると、ボサ過ぎて釣りにならない感じだが ・・・
いざ川面に踏み込んでみれば ・・・ 何とか竿は振れる感じ ♪

渓相も悪くはなく、適度に差し込む陽の光と、緩急の効いた淵の構成が、雰囲気を醸し出す。

状況的には、短いレングスにより狭いスペースでも正確にミノーをキャストできる
GH57-3LS ( ウィップトゥイッチ ) がベストマッチであろう釣り場だったが、
この日のタックルは、激先調子がお気に入りの GH67-3LS ( カムループス・スティンガー )

長尺竿を少々持て余しつつも、器用にハンドリングしながら、
ピッチングで小枝やボサを掻き分け、水面にミノーを撃ち込んでゆく。

使用したのは ・・・

GREAT HUNTING 45 Flat Side ( FS )

金黒カラー !

釣り場規模的に GH50 よりシルエットの小さな GH45 が適だろうという勘と、
板オモリ貼付のEXヘビー仕様によって、コンパクトでもキャスト性は良いので ♪

カラー選択に関しては、基本的にはフラッシングできれば、金系 ・ 銀系 どちらでもよいのだが・・・
私的には 「 派手好きなイワナには金系 ! 」 ・ 「 繊細な ヤマメ ・ アマゴ には銀系 ! 」で
スタートするのが基本で、そこから魚の反応を見つつ ・・・
「 金 ⇒ 銀 ⇒ ナチュラル系 ・ フラッシングなし 」 に落としてアジャストしていく感じ。
知らない川だと、とりあえず最初はキンクロ投げて、反応みていく事が多いです。 (笑)

そんな感じで、友人と川を上下に分かれ、私は釣り下りつつ竿を振る ♪

まずはダウンに GH45 をキャストし、逆巻きながら流れと落ち込みまでをチェック !
反応なければ次に、視界に入る 岩陰 ・ エグレ ・穴 ・葦際 等にタイトに GH45 を撃ち込み
ピンでチェックを入れていくルーティーンを実行 !

しばしテンポよくミノーを撃ち込みつつ釣り下り、魚からの反応を見るも ・・・

あまり芳しくない ・・・ (苦笑)

縦に長い淵にて、流芯際を逆巻いていた GH45 に、
水没岩の陰からアマゴらしき灰色の影が高速アタックし、瞬時にひるがえって逃走されただけで ・・・

その一匹以降、魚影が見られない ・・・ (汗)

残念ながらの期待はずれな状況を感じつつ ・・・
それでもとりあえず機械的にルーティーンをこなしつつ、更に釣り下り ・・・

目の前に現われた淵 ・・・

この釣り場的には、一応にも淵ではあるが ・・・
すんごく深いわけでも、十分に広いわけでもない淵 ・・・

期待薄に、何気なくダウンキャストした GH45 !
着水した淵尻から、流芯脇をトゥイッチに応じて怪しく揺らめき踊りながら、泳ぎ登る GH45
何事もなく泳ぎきり、いよいよ回収に竿先を下げて水面に近づけつつ ・・・
落ち込み横の岩陰まで辿り着いた瞬間だった ・・・

ズン ! !

突如テンションがかかり、
イキナリ水中に竿先が引きずりこまれる ! !

一瞬根掛りかとも思ったが ・・・
引きずり込まれ、のされつつ、更に躍動し続ける カムループス のベリー !

と同時に、コルクグリップに伝わる強烈な脈動 !

あまりに予想外の急展開に、パニック !
するとアドレナリンもでたのか、感覚が先行し、時間がスローに流れ始め ・・・
頭では冷静に対応を考えつつ ・・・
目の前の光景・視界が一段シャープに感じられたりしつつ ・・・
 
ほぼほぼ竿先からラインがでていない状況の為、即座にベイルを傾けラインを補充し、
ラインテンションを保ちつつ、ロッドのベンドを復旧 !

も、魚は私の足の下 ・・・

岩陰の奥に激しく突っ込み続けており、ロッドの躍動は止まらない !

幸いラインがどこそこに擦れている感触は無かった為、
一か八か、リーダー強度に神頼みしつつ、
カムループス のバットパワーで魚を岩下からひっつりだしてみれば ・・・ 

パンパンに張った、ありえない太さの体幅 ! ?
水飛沫の中、見え隠れする黒い魚体金色の模様 ! ?

真鯉 ?

丸く張った魚体の背中が、グネグネと暴れ、なかなか確認できない。
魚が重すぎて、GH45 を咥えているはずの顔が、まったく上を向かない ・・・

「 鯉 ・・・ なのか ・・・ 」 と、少々冷静になり、
魚は暴れるままに、素早く自分の立ち居地を回り込ませ、
下流側から今一度魚を水面にひっつり出すと ・・・

ヌタリと現われたのは ・・・

ごんぶとのイワナ ! ! (驚)

思わず 「 うぉ ・・・ マジか ! ? 」 と漏らしつつ ・・・

狭い淵の中、右へ左へノタウチ暴れるイワナをいなしながら、
何とか周囲にランディングできる浅瀬を探すも、見つからず ・・・
持ち上げるには危険すぎる魚体に、途方に暮れつつ ・・・

「 イカン ! マズイ ! 」 と焦る中 ・・・

目に入った 岩の窪み ♪

即座にラインテンションを若干緩めて、魚を落ち着かせ、
大人しく動きを止めた一瞬の隙に、
左手を魚の腹下に滑りこませ ・・・
一か八か、岩の窪みめがけて、優しく魚を放り投げ、
追いかけるように手を添えつつ ・・・

押さえ込みフォール ・・・ 成功 ! !

何とか無事捕獲 ! (笑)

我が黄金色の GH45 フラットサイド を襲いしは ・・・

丸みを帯びた、ぶっといイワナ ! !

イカツイ顔・・・

GH45 を挟み込む強烈な牙 ・・・

予想外な場所に、モンスターが潜んでおりました ! (笑)

気を抜いてはいけませんね ・・・ (反省)

想定外のモンスターサイズとの出会い ・・・
突然にして、強烈なやりとり ・・・
興奮冷めやらぬ中で、駆けつけた友人に、魚を見せびらかしつつ談笑し、
「 良いゴールデンウィークの一日だった ! 」 と満面の笑みで帰路についたわけですが ・・・

ゴールデンウィークという、ただでさえ浮かれる時に、この浮かれるプレゼント ♪

私のアドレナリンは、止まっていなかったのでしょう ・・・

今思うと ・・・
感覚は暴走し続けていて、引き続き風景も鮮やかに見えていたような気がします ・・・
山道を軽快にジムニーで下る中、
車窓を流れていく風景を、いつもよりスローに感じていたのかもしれません ・・・
無意識に ・・・ 「 今日の俺は、誰にも止められないぜ! 」 ぐらいの勢いだったのかもしれません ・・・

・・・ が !

この後、いよいよ山道が終わり、町に入ろうかのタイミング
現実に引き戻されるがごとく ・・・
あっさりと私にストップが、かかる ・・・

素敵な揃いの制服を着られた方々に、丁寧に車を停められ ・・・
普段あまり見慣れない青い切符を頂きました ・・・

結果、私の薄い財布からゴールドが失われ ・・・
長年維持してきたゴールド免許は、次回からブルーに ・・・
無論、気持ちも一気にブルーに ・・・

うう ・・・ 気を抜いては ・・・ いけませんね ・・・ (猛反省)

これがゴールデンウィーク、
私が体験した 『 黄金色に、まみれた一日 』

ゴールド・エクスペリエンス !

そう ・・・
甘く苦い ・・・ 黄金体験 ・・・

今回の使用タックル

ロッド : GH67-3LS Kamloops Stinger 673
リール : シマノ 2000
ルアー : GREAT HUNTING 45 Flat Side ( FS ) ( M KINKURO )
ライン : PE 0.8号 + フロロ 4lb

参考資料 : ジョジョの奇妙な冒険 第5部 「 黄金の風 」