FRESH VOICE

上昇志向が仇となる !? ~ GREAT HUNTING 45 & 50 FLAT SIDE ~

ゴールデンウィーク ♪
渋滞と人混みを回避し、地元の渓へ避難 ♪
夏日のような陽射しを避けて、ちょっぴり山奥、初めての河川に分け入ってみる。

車を止め、身支度を済ませ、急な山道を歩きつつ、崖下の川へのアプローチを探す。

眼下を流れる川を眺めつつ ・・・

「 果たして釣れるのか ? いや ・・・ 魚はいるのか ? 」
「 それとも気配無く、山道を歩いただけの徒労に終わるのか ・・・ 」

いつもの事ながら、期待と憂鬱を伴いつつ、慎重に斜面を下り、川に入る。

初めての渓 ♪
川面に降り立てば、後は単純 !
めぼしい淵と流れに、片っ端からミノーを打ち込めばよし !

次から次へと、無警戒に魚影が走るようなら最高の川発見 ! (笑)
見た目に、いい淵のみ、チェイスがあるなら、普通。
垂涎ものの淵をして、魚の気配も感じとれないとすれば ・・・ (涙)

まあ、こんな感じだ ・・・ 。

今回の渓
最初に現われた、溜まり ・・・
目星となる淵 ・・・
川を占うべく、慎重なアプローチでミノーを射す !

先発は、すっかりお馴染み ♪ GREAT HUNTING 50 FLATSIDE ! !
FS ( ファストシンキング ) のこいつで、落ち込みの泡下ボトム域まで、一撃で探索してしまう。
ウィップトゥイッチ を静かに振り上げ、ピッチングで グレハン50 をやさしくプレゼンテーション ♪
白泡の中に消える 50フラット !
ちょっぴり沈み込みを待ち、深度をとってから、すかさず繰り出す2トゥイッチ ♪
泡下から踊り出てくる グレハン50フラット !
泡下からの一瞬遅れたチェイスを期待したが、不発 ・・・

「 ハズレ河川か ・・・ 」 と、やや表情曇るも ・・・

いよいよ淵尻に泳ぎ着かんとする グレハン50 に ・・・

ゴン !

突如 足元岩下から、突撃した灰色の影 ! !

かわいい岩魚 !
魚影があって一安心 ♪

勢いづいて、目ぼしい淵を手早くランガンしていけば、
ポツポツと飛び出してくるイワナ達 ♪

これは ・・・

更に上流部は ・・・

もっと期待できるんじゃないか ! !

渓流釣り特有の淡い夢 ♪

立ちそびえる堰堤 ・・

この先にあるパラダイスへの侵入を拒むがごとき存在に、

益々期待は煽られ、つづら折りする山道をハアハア言いながら歩きつつ、、

一段、また一段奥へと山へ分け入る。

高度を上げるに連れ、徐々に細まり、浅くなっていく渓 ・・・
結果、明らかに減ってくる目ぼしい淵 ・・・

淵の規模に合わせ、ミノーを 50フラット から ちょぴり軽い 45フラット へ交代。

貴重な淵に、期待を込めてピッチング ♪
上流の流れから虫でも流されてきたかのように落ち込みの泡の中に放り込み、
魚から見たら ・・・ 果たして小魚なのか ? 昆虫なのか ?
よくは分からないが、光を発しながら、自発的に蠢く、謎の生物を演出 ♪

いよいよ泡下を抜け、クリアな視界に GREAT HUNTING 45 FLATSIDE が姿を見せた時 ・・・

「 ヌルヌル ! 」 と岩陰から薄黒い影が抜けだし ・・・

猛ダッシュ ! !

益々山奥に潜んでいるのは ・・・
やっぱり、かわいいサイズな岩魚なのでした ・・・ (笑)

それでも釣り人の探究心は納まらず ・・・

この先に、大きく溜まった淵が ! ?

この川のヌシが棲むと言い伝えられている伝説の滝壺があるのではないか ! ?

・・・ と、釣りキチ三平チックな展開を夢見て、歩を進めましたが ・・・

いよいよ川沿いの山道も途切れ、本格的な山奥 ・・・

川は蛇行の無い棒状となり、周りは小石ばかり

魚の潜める淵も無くなり、

目の前にそびえる圧倒的な高さの2段堰堤をもって、釣り人の淡い夢も潰えるのでした ・・・。

トボトボと山道を下る ・・・

車は進入できない ・・・

人が歩いた形跡もない ・・・

積もった枯葉に覆われ、徐々に木々に侵食されつつある山道を見つめつつ ・・・

ふと、我ながら、悲しく、残念な思考に行き当たる ・・・

「 こんな山奥 ・・・ わざわざ放流しには来ないか ・・・ 」

山奥に入れば入るほど、上へ行けば行くほど、魚影は小さくなり、同時に薄くなる現実 ・・・

そして、かつて稚魚放流されたであろう、数少ない生き残りの魚も、釣り上げられ、持ち帰られれば ・・・

しばらくは、渓相美しくも、魚のいない川の出来上がりか ・・・

入渓地点まで戻り ・・・

夕刻、いよいよ陽はかげり始めていたが、

思い立って、ちょっぴり下流側の様子を見ようと

今一度、沢に分け入る。

下はどうなんだ ?

早々に現われた堰堤 ♪
下流側を占うには、持って来いのロケーション ・・・

何がでるのか ?
それとも ・・・ でないのか ? (笑)

上流と同様、小型の魚か ?
それとも、いかにも放流を感じさせる型のいい魚 ?

答えを求めて、Whip Twich 573 を振り上げ、
大きな白泡の中へ、GREAT HUNTING 50 FLAT SIDE をキャスト !

即座に繰り出すトゥイッチに光を放ちながら、淵の真ん中に無防備に躍り出る 50フラット !

どこからくる ?

泡下から追尾か ?
それとも、隣の泡下からか ?
いや ・・・ 右奥、倒れた木の陰も怪しい ・・・
まさか ・・・ 距離のある左隅の岩陰からか ?

さあ ・・・ どうでる ?

ドス ! !

予想外 ・・・
淵尻、死角となった岩陰から突如、飛び出し
50フラット を襲った、真っ黒な影 ・・・

明らかに、今日ここまで釣った魚と、毛色の違う岩魚 ・・・

黒光りする、美しい魚体 ・・・

いいじゃない ♪

イカつく、獰猛な顔 ・・・

目つきが ・・・ 明らかに ・・・ 悪そう ・・・ (苦笑)

体色 ・ 顔つき ・ 明らかに素性の違う魚 ・・・

堰堤下で、逞しく虎視眈々と生き延び、巣くっていた感じだろうか ・・・

いいじゃない ♪ (笑) 

何故、お前がここに ・・・
上で会えれば、綺麗な話で ・・・ 済んだのに ・・・ (笑)

素直に・・・
「 下流の方が、放流が豊富で、釣り人をかいくぐり、生き延びるタフな魚も、また多し ! 」
と考えるべきなのだろう ・・・
・・・ が、 私が勝手に抱いている、ロマンチックな源流志向が邪魔をする ・・・ (笑)

しばし、問題提起した、悪そうなイワナ君を見つめながら、
いよいよ日も暮れ、辺りが暗くなる中、思いついたのは ・・・

まあ、悩むなら ・・・

上も下もやるかぁ ♪

あっさり答えに行き着いた天才な私なのでありました ・・・ (笑)

今回の使用タックル

ロッド : GH-57-3LS ~ Whip Twitch 573 ~
リール : シマノ 2000
ルアー : GREAT HUNTING 50 Flat Side (FS) ( M RED STREAM ・ TAKUMI WAKASAGI )
     : GREAT HUNTING 45 Flat Side (FS) ( TAKUMI IWANA )
ライン : PE 0.8号 + ナイロン 4lb