干からびた梅雨明け ・・・ | Megabass-メガバス

FRESH VOICE

干からびた梅雨明け ・・・

梅雨が明けた

いや ・・・ 明けてしまった ・・・

本来ならジメジメとしたうっとおしさの終了に喜ばしいはずなのだが、

如何せん、関東・東海周辺は降雨の少ない、空梅雨 ・・・

ホームとしている富士川も当然水量少なく、濁りは無く、益々浅く、そして流れはタルイ ・・・

それでも何か発見はないかと、暑さを避けて深夜~早朝の川を調査してみれど、暑くはないけど、活気もなく ・・・

ついでに緩い流れの為、川底に堆積した泥の厚みは増しており、

結果ウェーダーソールが泥の吸着力に負けて失踪 ・・・ 行方不明となった ・・・

ならばサーフの方はどうかと、期待したが、

ベタ凪の落ち着いた感じで、ベイトの回遊も少なく、非常に平和 ・・・

広範囲サーチに出動した カッター 115

の水面引きにダツが大喜びしただけだった ・・・

というわけで週末は、ウェーダーソールの張替え作業を行い、ソールを接着中 ♪

しばらく乾燥期間が必要なので、空いた時間は避暑がてら山へ !

澄んだ水と、木漏れ日の中での涼しい釣りを思い描いて、これまた数年ぶりの川を訪れてみたのだが ・・・

数年前、 「 落石・路肩崩落の危険性あり 」 との事で車両通行止になっていた川は、

数年経過した今も相変わらず車両通行止めのままで ・・・

それでも 「 車両入れないなら、釣行者も少ないのでは ? 」 と前向きに考え、

山道を歩き始めたのが運の尽き ・・・

川に降りるまでに30分程の登山を要し、結果汗だく ・・・

ついでに、この時点で携帯した飲料を既に使い果たす ・・・ (苦笑)

そうこうしながらも、いよいよ川に入れば、そこは山奥 !

澄みきって、キンキンに冷えた水がお出迎え ♪

緑に覆われ、日の光を遮った空間は気持ちよすぎて、一瞬ウェーダー脱いでしまおうかと思ったが、

一度脱いだら、履きたくなくなりそうだったので、ぐっと我慢して釣り開始 ! (笑)

次々と現われる、目ぼしい淵に 、相棒の X-55 GREAT HUNTING

を見舞って、躍らせれば

どこからともなくワラワラと現われ グレハン

の背後を追尾し始める 小型のアマゴ達 ♪

興味津々なわりに、グレハン

に一瞬キスバイトしては、危険を察知して、一目散に岩陰に逃げ帰る、

なかなか手強いアマゴ達 ・・・

「 おかしい ・・・ 釣り人少なく、無警戒なはずではなかったのか ? 」 と己の勝手な予想外れを噛締めつつ ・・・

広く浅い淵に対し、距離をとって グレハン

を撃ち込み 、ロングスパンで躍らせてみたところ ・・・

グレハン

にじゃれつくアマゴ達を突っ切って、岩陰から弾丸のような勢いで飛び出しバイトしてきたのは・・・

獰猛なイワナ君 ♪

その後、繰り返される、「 良さげな淵での小型アマゴの ( あくまでバイトには至らない ) じゃれつきと、

じゃれつくアマゴの行動に活性が上がり、何処からともなく猛スピードで突っ込んでくるイワナ君 」

というパターンが成立し、ポコポコと岩魚の釣果を追加 ♪

なかなか楽しい釣りとなりました ♪

尚、釣りを終え、車まで戻る下山の道は下りとはいえやっぱり激暑で ・・・

水筒の中で、わずかに溶けだした氷の水を、集めるように飲みつなぎ、しのぎつつ思ったのは ・・・

「 水が欲しい ・・・ まとまった水が ・・・ 」

「 海にも ・・・ 山にも ・・・ 俺にも ・・・ 」

しばし雨乞いの日々ですかね ・・・

今回の使用タックル

ロッド : デストロイヤー ( フェイズ1 ) F1-61XS

リール : シマノ 2000

ルアー : X-55 グレートハンティング

ライン : ドラゴンコール 8braid PE

0.8号 + フロロ 4lb