第三戦W.B.Sトーナメント桧原湖 | Megabass-メガバス

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第三戦W.B.Sトーナメント桧原湖

皆さんこんにちは、暑い日が続きますね。
元気にバスフィッシングを楽しんでいますか?

W.B.Sトーナメントは三戦目の桧原湖戦を迎え早くも折り返し地点です。
桧原湖の状態としては、今年は積雪が少なかったため減水傾向で、バスたちはポストスポーニングを迎え、水の中を見るとペアリングしている個体、ベッドを守っている個体が見えていました。桧原湖戦のキーポイントは、スモールマウスだけではウエイトが伸びないので、個体数の少ない大きく成長するラージマウスとのミックスバックをするかがキーです。

プラは6月19日、7月3日そして前日の7月9日と三日間入りました。

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プラの感触からいくと、スモールが2.5m~8mぐらいまでのレンジで600~800gのサイズが比較的イージーに釣れて、その上のサイズはプラの段階では見ていませんでした。
湖全体を見て、スモールに関しては月島から上流が魚の質が良いかと・・・ラージに関しては湖の各所の浅いレイダウンやオーバーハングした冠水植物や岩の隙間に身を潜めているのが分かりました。

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しかし、このラージが曲者で中々ルアーに反応せずなんらかのスイッチが入ると食ってくる感じで、本戦ではスモールを5本揃えてからでないと手が出せないと判断しました。
プラからの得た優勝予想ウエイトは4500g~5kgぐらいかと思われました。

試合当日。・・・晴天。
プリプラでは連日の豪雨、強風、寒さに翻弄されましたが数はそれなりに釣れていたので、何とか早い段階でリミットを揃えてラージ狙いでもするか、とプランを組んでいました。それがリミット5本を獲るのにこんなにも苦しめられる試合になるなんて想像もしていませんでした。

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今回はセカンドフライトの二番スタート。
しかしここでハプニングが・・・船のドレンコックを閉め忘れてしまった事に気づきました。しかし、最近のドレンの口径が狭いので流量が少なく、オートビルジが働くのが7~8分に一回程度なのと、船自体が浮沈構造を売りにしている事もあって慌てることはありません。
とりあえず朝一に一本取ってからドレンを閉める為にあがる事をパートナーに伝えてスタート!

朝一番、6m付近にある岬の絡むウィードから開始。
去年の朝一と同じ場所で去年は30分で5本を揃えた場所です。今回プリプラでも600~800gのキーパーがコンスタントに釣れていて、前日プラでは温存していたエリアでした。
ボトルシュリンプ2.4インチグリパンブルーの1/16ozのダウンショット。パートナーが確かストレートワームのキャロだと・・・ここ桧原湖のスモールはどうもウィードにいるらしいです。小さなエビと回遊してくるワカサギ類のベイトを捕食しているようで、ワームがウィードに引っかかって少しアクションを加えているとバイトしてくる感じでした。

しばらくするとパートナーにバイト。
ラインが極細な為にドラックを調整して、慎重にやり取りをして1本目800gをライブウエルに入れました。

そこでボートのドレンコックを閉めに一旦スタート地点に戻り再スタート!30分程時間をロスしてしまいましたが、再度朝一800gを取ったエリアに戻りました。
その近くにあるレンジの違うウィードをボトルシュリンプ2.4インチグリパンブルーのダウンショットで探るものの2本目400gのバスしか得られずエリアを移動することにしました。

次のエリアでは月島周辺のブレイク絡みの6m~8m付近ハードボトムを狙うことにしました。
着いてすぐに私のボトルシュリンプ2.4インチグリパンブルーの1/16ozのダウンショットに3本目700gがバイト。バスが回って来ているタイミングらしく、そのバスをランディング直後にパートナーに4本目800gがバイト。

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その後バイトが遠のき沈黙の時間が流れました。

数か所エリアを変えましたがノンキーパーしか釣れず4本のまま12時を迎え、しびれを切らして朝一のエリアへ入り直しました。

それが正解!すぐにボトルシュリンプ2.4インチのグリパンブルーのダウンショットに5本目600gがバイト!やっとリミットメイク、しかしライブウエルの中の400gをどうしても入れ替えしたいので、ラージ狙いに切り替え出来ず・・・スモールを追い続けるも4入れ替え出来ずに試合終了!

結果5本で3250g、10位で終了しました。

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優勝ウエイトは4420gで1730gのビッグラージを交えて・・・やはりラージを交えたチームが上位を独占しました。

今回桧原湖戦ではデストロヤー霧雨シリーズを起用していますが、桧原湖のようなスモールマウスバスがメインな湖では、ベイトの動きを魚探で察知し、ディープ及びミドルレンジをメインに攻略するのが主なパターンになってきます。その際には極細ライン(ドラゴンコールスーパーフィネス2~3LB)を使用し、繊細なティプでルアーにアクションを伝え、的確にスモールの微細なバイトを物にするには霧雨シリーズが必要不可欠になる事でしょう。

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皆さんもぜひ試して見てください。
以下のタックルデータを参考にして下さい。

次回の第四戦北浦はホームマリーナ開催なので、頑張って好成績を収めたいと思います。

〈タックル1〉
ROD デストロイヤー霧雨 F0-63XKS
REEL スピニングリール
LINE DRAGONCALL SUPER FINESSE 2.5LB.
LURE ボトルシュリンプ2.4インチ (グリパン/ブルー、ヌマエビ)
   1/16oz ダウンショット

〈タックル2〉
ROD デストロイヤー霧雨 F1-62XKS
REEL スピニングリール
LINE DRAGONCALL SUPER FINESSE 2LB.
LURE トーナメントクローラー4インチ (ヌマエビ、クリアレッド)
   1/16oz ワッキー掛けダウンショット

〈タックル3〉
ROD デストロイヤー霧雨 F2-61XKS・S
REEL スピングリール
LINE DRAGONCALL SUPER FINESSE 2.5LB.
LURE ボトルシュリンプ2.4インチ(グリパン/ブルー、ヌマエビ)
   1/32ozネイルシンカー、ネコリグ

〈タックル4〉
ROD デストロイヤー霧雨 F2-610XKS
REEL スピニングリール
LINE DRAGONCALL SUPER FINESSE 3LB.
LURE ボトルシュリンプ2.4インチ、パタリロ3.5インチ(グリパン/ブルー、ヌマエビ)
1/8ozシンカー、ライトキャロ(1mリーダー)

〈タックル5〉
ROD デストロイヤー霧雨 F3-65XK
REEL ベイトリール
LINE DRAGONCALL SUPER FINESSE 5LB.
LURE スモラバ1/16~3/32oz + ボトルシュリンプ2.4インチ各色