FRESH VOICE

神通川サクラマス釣戦記 ~第三章~ 「 暗中模索 」

釣れない釣りは続く …
ゴールデンウィーク中盤
曇天の神通川
午前5時、生温い風が吹き抜ける朝、
私は神通大橋下流右岸にて釣り座をとって竿を振る。

ゴールデンウィーク期間中、神通川はほぼ水位をキープ
神通大橋水位計にて2mを維持したまま。
この水位では、現地で 「 前列 」 と呼ばれる 「足場となる浅瀬 」 でのウェーディングはまだ不可能。
相変わらず濁りもキツイ …

私は目に見える流れのヨレに、魚が憑くことを願いつつ、キャストを続ける。
ちなみに、この時点ですでにミノー1個、バイブレーション1個死亡 …
普段のソルトの釣りなら、貴重なマズメの時間をシステムの組直しに当てるなど、致命打になりかねないが …

さすがはサクラマス …

そこから2時間経過しても、私の視界内で誰一人竿は曲がらなかったのだった … (笑)

それでも皆、黙々と竿を振る …
私もひたすら竿を振る …

いつか挑戦したいと思っていたサクラマスの釣り。
何年も前からコツコツと道具を揃え、楽しみにしていた釣り。
なかなか来れなくて( *抽選にも当たらなくて… )、
自前のサクラマスロッドは、一世代古いガイドセッティングとなってしまっていた … (笑)

今回、神通川挑戦に際し、メガバスに無理を言って、急遽借りてきた SHADOW-XX SXX-87MLS のサンプル
87のレングスに30gまで背負える対応ウェイト、PE対応ガイドセッティングに、
繊細でしなやかなティップと張りがある強靭なバット!
コスメこそシーバスチックだが、サクラマスにもピッタリなスペックを、是非現場で試してみたかったのだった。

竿の曲がり、キャストフィールを確かめ、
ルアー挙動・リーリングに対する感度を確かめ、
早く慣れるよう、自分の感覚と馴染むように、ロッドを振り続ける。

そんな思いの中、濁った川へルアーを投げ続けていた時、

ダウンクロスからドリフトさせた VISION 95
いよいよ逆引きとなり、流れの中をじっくりとリトリーブしていた時 突如 !!

「 ゴン!? 」

明確なアタリ !!

待ちに待ったアタリ !!

間髪いれずに繰り出したフッキング !!

SXX-87MLS のティップに宿る生命感!!

いよいよ始まる強烈なファーストラン !!

ファーストラン … !?

ラン ?

走らない …

何だかジタバタ暴れる魚を、SXX-87MLS のパワーで強引に寄せてみれば …

ウグイ君 …

フックを食いやがり、外すのにも一苦労 …

「 次はサクラマスになって、俺のルアーを食っておくれ 」 と優しくリリース ♪

拍子抜けした一撃だったが、久々の生命感は、実はちょっぴり嬉しかった …(笑)

その後、夕方まで何箇所か釣り場を回るも無反応 …

一日が終わるのが、ただただ早い。

この日も人様の釣果さえ見ることができなかった。

この時点での神通川の感想は …

「 分からん! 」

何がなんだか全然分からない …
ひたすら分からない …

「 さすがにこれは … 釣れないかもしれない … 」 と、真剣に感じ始めたのでした …

今回の使用タックル

ロッド : SHADOW-XX 2015 SXX-87ML
リール : シマノ 4000
ライン : DragonCALL 8braid PE 1.2号 + フロロ 22lb
ルアー : ビジョン 95 ( AL 紀州アユ )