梅雨 … 増水 と 濁り … とくれば リバーシーバス ですね ♪ | Megabass-メガバス

FRESH VOICE

梅雨 … 増水 と 濁り … とくれば リバーシーバス ですね ♪

梅雨、真っ只中 !
ジメジメとした蒸し暑さに、滅入りがちな気分を一掃すべく、
降水確率の低い午後、夕マズメの富士川へ向かった。

梅雨とくれば洗濯物はなかなか乾かないし、一般的には不快な季節 …
しかし釣り人にとって「連日の降雨」とくれば、頭に浮かぶのはシーバスの活性を上げる 「 増水 」 と 「 濁り 」 !
釣り人には、願ったりの要素が天からもたらされるわけで、
「 このタイミングに竿を振らないわけにいかないでしょう ! 」 と、普段から無駄に膨らませている期待を、
より一層膨らませて河原に立つと …

まあ、なかなかの白茶濁り …

ちと予想よりキツめの濁りでしたが、「 警戒心は薄れるよね ♪ 」 と強引にプラス思考 ! ( 笑 )
手早く身支度を整え、竿を振り始める。

山梨県・静岡県、両県にて降雨し、山々から集まった雨水が川へと流れ出し、海へと注いでいる。
濁り増水した川は、普段なら潮位高く、ユルい表情をみせる川面に、勢いよく「 流れ 」を残している。
私は増水でできた「 流れ込み 」や、普段より勢いの増した「 瀬 」や「 落ち込み 」・「 河川合流部 」等、
主だったポイントを手早く探っていくも無反応 …。

日没までの貴重な時間を惜しんで、少々雑だったミノーのアプローチを、
復路は丁寧に打ち込もうと意識する。

濁りのキツさを考慮してルアーは存在感のでるものがいいかと思い、長さのある X-140SW にするか、
それともボリューム感のある カッター128 にするかで迷いつつ、改めて丁寧にポイントを攻め直す。

そして、とある瀬。
とうとうと勢いよく流れるメインストリームの脇、ほどよい広さの流れの緩んだ空間が
美味しそうな空気感をかもし出していた。

そっと川面に近づき、ピッチングでカッター 128 を撃ち込みリトリ~ブするも …

無反応 …

「 ウーン 」 と少し溜息まじりつつ、確認がてら、今一度ピッチングで カッター 128 を撃ち込み、
今度はより一層丁寧にスローリトリ~ブ …

ロッティップを水面まで近づけ、丁寧にゆっ~くりとリトリ~ブ …

ロッドティップまで1m程、いよいよ CUTTER 128 が浮き上がり、白濁りの水面直下に、
薄っすらとノタノタ泳ぐ様が見え始めた時だった …

ゴゥン ! !

突如、ルアーの背後に黒い影が浮かび、一瞬で カッター128 がつんのめる ! ?

水面はよじれ、反転する魚の横っ腹がギラリと光る ! !

そして続けざま、有無を言わさず GAUS30X のドラグが鳴り始める ! !

今回カラーは「 GG RAINBOW PB 」 をチョイス !
普段は濁りからクリアまでオールラウンドに対応できるコットンキャンディーな「 GLX MG RAINBOW 」
多用しているのですが、今回は濁りを考慮して、より一層目立ちやすいピンクバックなこちらを
使ってみました。

リバーシーバスに期待のもてる梅雨時期です。
増水は河川内に魚を誘い、濁りは魚の警戒心を弱めてくれます。
大型との遭遇も期待できるタイミングです !
蒸し暑さに負けず、釣り場へ出かけ、竿を振ってみましょう !

尚、これからの時期、曇天とはいえ、気温・湿度の高い日は釣り場での熱中症にご注意を !
本当は、これくらい青と白のコントラストが鮮やかなスカッとした空の下で釣りしたいのですが、
晴れれば晴れたで激暑なんだよな … ( 笑 )

今回の使用タックル

ロッド : シャドウ パンゲア SP-100 M
リール : ガウス 30X
ライン : ドラゴンコール 8braid PE 1.2号
ルアー : CUTTER 128 ( GG RAINBOW PB )