MEGABASS Engineering Team Blog Vol.74 | Megabass-メガバス

MEGABASS Engineering Team Blog Vol.74

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石田です!

フィッシングショーOSAKAとキープキャスト名古屋で皆様に触って頂き、セミナーやブースにて散々解説させてもらった「HYUGA」いかがでしたでしょうか?

Megabass NEWシリーズとして送り出される「HYUGA」は、陸っぱり専用設計ロッドとして開発を進められていきました。そして、自分の意見をふんだんに盛り込んで頂きました。

正直、コンセプトを基に自分が初めて作るロッドに対して、どう感じて頂けるか不安がありましたが、ここまで良い反応を得られた事にとてもやりがいを感じております!

 

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なぜ陸っぱり専用設計と言えるのか?

陸っぱりでは出来るだけ少ないタックルで移動したいのが本音では無いでしょうか?

その為、ブランクは中弾性カーボンを採用。一部に特化し過ぎない事で「何でも出来るロッド」に仕上げています。

中弾性ロッドにすることにより魚を掛けてからのやり取りも楽になり、ランディングの時はパンパンにテンションが掛かった状態でもクッションのようにブランク全体がしなり、ラインに負荷が掛かりづらくラインブレイク率が減少します。

また、陸っぱりでは必ず、飛距離がほしい状況があります。中弾性ロッドはルアーウエイトをロッドに乗せやすく、反発力を利用して飛距離を出すことが出来ます。

 

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日本のバスフィッシング需要のほとんどが陸っぱりと言っても過言ではありません。

HYUGAは私を含めた陸っぱりアングラーの方々に目線を合わせたロッドを作り、エントリーモデルとしてクセの無く、一部に特化しすぎない誰にでも取り扱いやすいブランクスを採用し、「1本でなんでもやりたい」などの意見と経験を元に具現化しました。

一概に「何でも出来る」と言っても、例えばMHクラスのロッドだとしても中弾性ロッドでジグ撃ちをするの?という疑問もあるかもしれません。

ですが既存であるMHクラスのロッドに比べ全体に張りを持たせる事でジグ撃ちにも対応し、HYUGAシリーズは陸っぱりで必要とする機能性を全機種に搭載しています。

各機種、陸っぱりに特化させる為にあえて取り回しやすい短めのグリップ長に設定しました。

フォアグリップへはEVAを使わず、シンプルなデザインに加えメタルパーツから直に伝わる感度と軽量化が生み出すフィーリングは一度使って頂いたらクセになってしまうはずです。

 

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長い開発期間を掛け、無数のサンプルの山を見ると自信を持ってHYUGAの全てを答える事ができます。

私がルアーフィッシングを始めた小学生の頃は、ロッドなどの高額のMegabass製品は当時とても買えるような時代ではありませんでした。

そんな歯痒い経験をして欲しく無い意味を込めたコストパフォーマンスを含め、足りない所を埋める為、これからバスフィッシングを始める方のエントリーモデルとしても是非使って頂きたいです。

ハイシーズンを手前に店頭に並びますので、売り切れる前にぜひ一度手にとってNEWシリーズHYUGAを体感してください。

 

HYUGA Products Page

http://www.megabass.co.jp/site/2015product/freshwater/bass_rod/?HYUGA