MEGABASS Engineering Team Blog Vol.38 | Megabass-メガバス

MEGABASS Engineering Team Blog Vol.38

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今年の春のリリースから全国で釣果を叩きだしているマグドラフト6inch。

この度、そのジュニアモデルがラインナップに加わります。

 

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マグドラフトの特徴は大きく二つ。

①    マグホールドシステム

スリットにフックをポジショニングさせ、マグネットでホールド。

ボディ耐久性の向上や、フッキング率のアップに直結。

 

②    低重心設計

ボディデザインとウェイト位置により低重心に設計。

リトリーブスピードを問わない姿勢の良さと、アクションレスポンスの良さを両立し、水の流れがあるようなフィールドでも直進安定性を確保。

 

これはすでにオリジナルサイズの6inchをお使いいただけた方は感じて頂いていることだと思いますが、もちろんこの基本コンセプトをジュニアモデルであるマグドラフト5inchでも実現しています。

 

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微調整を加えた部分はアクションを僅かにですがタイト&ハイピッチにした点。

これには理由があって今回のマグドラフト5inchは小型サイズのベイトフィッシュも意識してデザインされているため、6inchと同じアクション幅、ピッチではルアーサイズを比べた時に違和感が生じます。

そこであえて、マグドラフト6inchに比べタイト&ハイピッチアクションにすることでルアーサイズに合った泳ぎと、アピール力に調整。見た目的にも、ボディに比べテールが少し小さく設計されていることに気付くかと思います。

 

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この魚は6inchと同じ比率のボディとテールで作成されたプロトモデルで釣り上げたもの。

元々のオリジナルの完成度が高いため、もちろんこの状態でも『良く釣れる』スイムベイトではありました。

しかし、より小型化することで、全く同一のアクションではなく、より小型のベイトフィッシュの遊泳シルエットに似せるためアクションをタイト&ハイピッチにするべく、テール形状と厚みをリデザイン。

実際の魚は体のサイズが小さくなればなるほど、泳ぐ際に体の反復幅を狭くし、より回数多く反復させる(タイトアクション&ハイピッチ)傾向が強くなります。

ワカサギに比べアユの方が、アユに比べブラックバスの方が泳ぐ際に、ゆっくり大きく水を掻いているイメージは多くのアングラーも想像できるはずです。

 

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ルアーウェイトもオリジナルの6inchが約1.1/4ozだったのに対し、5inchは約3/4oz(20g前後)と専用タックルではなく6.6ftのMパワークラスの最もオールマイティなタックルでも使用可能なのも嬉しいところ。

オカッパリなどの持っていけるタックルが限られるようなスタイルでも強い味方になるはずです。

 

MAGDRAFT 製品ページ

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