FRESH VOICE

JBTOP50第4戦エバーグリーンカップ

福島県の桧原湖は私が25年前からガイドを行っているホームレイクの一つだ。

 

 

このフィールドの対象魚は主にスモールマウスバスで、ここ近年アベレージサイズが大幅にアップしており、繊細なワーミングからトップウォーターやビッグベイトを使ったアグレッシブなフィッシングパターンまで幅広い釣りが楽しめている。

 

この桧原湖で先月の9/7~9/9、JBTOP50第4戦、エバーグリーンカップが開催された。

 

 

初秋の桧原湖はワカサギにバスが本格的に付き始める季節。トーナメントではこのワカサギを追うバスを釣ることがメインパターンとなる。

 

私はライトリグ系の釣りに加えて、プラクティスではもう少しスピードのあるパターンでも探っていった。

 

ターンオーバーが始まるこの時期、ラージ、スモールマウスを問わず、ワームの釣りでは反応しづらくなることがある。横方向への動き、そしてリアクションを伴う動きは、そういったバスにとても有効だ。

 

 

ここ数年、やはりこの時期の桧原湖でのトーナメントではシャッドのキャロライナリグが上位のフィッシングパターンに入ることが多い。今年は少し水温の下がり具合が低調で、このパターンが本格化する前にトーナメントが始まってしまったが、プラクティスではSHADING-Xの5gキャロがバスを捉え始めていた。

 

 

このリグは少し硬めのスピニングロッドで扱う。メインラインは0.8号のPEライン、リーダーは3lbのフロロカーボンライン。キャスト後、リーダーとルアーが絡まないように少しカーブフォール気味にボトムを取り、後はリズム良く激しいジャークを繰り返す。

 

バイトは動き始めに集中して多いが、ゆっくり回収しようとしたタイミングで食ってくることもある。バスの反応に合わせてLIVE-XスモルトやX-80jr.を使い分けていく予定だった。

 

トーナメント中はまだバスの活性が高く、リアクションのパターンまで持ち出すことはなかった。その代わり好調だったのが表層。台風接近の曇天も手伝って、初日の朝一はスタート会場の早稲沢キャンプ場沖、4mフラットの表層が炸裂した。

 

 

ボイルをワームで狙い撃ちする釣りに加え、ボイルのないシーンではプロトのKARASHI IGXでナイスフィッシュを連発させることができ、瞬く間にリミットメイクに成功した。

 

使い方はロングキャストからの超デットスローリーリング。少し波があったが、ルアーヘッドのキールが流されることなく波を切り、時折バランスを崩しそうで崩さない絶妙な姿勢で泳ぐことで、波間に見える恰好のエサとバスに思わせてスイッチを入れることができた。

 

ときにはロングステイでもバイトを誘発することができたのは、細身に作られたKARASHI IGXのシルエットが正にワカサギそのものに見えたからかもしれない。

 

 

初日は朝一のリミットメイクから展開を作ることができ、4460gで4位。2日目は4500gをマークし2位、単独3位で決勝を迎えた。決勝は一転して晴天と強風に苦戦し、少しウエイトを落とし3600g、総合成績5位で表彰台を確保してフィニッシュとなった。

 

 

今シーズンのJBTOP50、3戦が終わった時点で2位につけていた年間ランキングは4戦が終わった時点で変わらず2位。先日、奈良県の七色ダムで行われた第5戦がまかつカップは総合成績8位で終わり表彰台こそ逃したが、結果としては獲得ポイントで年間ランキングは1位に。この第5戦の模様については後日また詳しくお伝えしたい。

 

 

最終戦となる1試合を残し、2位の藤田選手との差は14ポイントと僅差である。このまま何とか1位をキープし、年間タイトルを獲得できるよう頑張りたいと思う。