MEGABASS Engineering Team Blog Vol.45 | Megabass-メガバス

MEGABASS Engineering Team Blog Vol.45

team_blog_banner

 

ブレードが命!!みなさんこんにちは、黒田です。

僕の経験則の中で食性の強い魚(フィッシュイーター)ほど、金属ブレードの回転が好きという持論があります。例えばスピナーベイトやスピンテールジグ。

やはりフラッシングが効いているというのは誰でも想像できることですが、ただブレードが回ってフラッシングすれば良いというものでもありません。

特にシーバスで多用されるスピンテールジグはパーツが少ないこともあり、よりブレードの重要性が高くなります。

 

 01

 

リリースされたばかりのノーチラス(22g)、ビスマルク(27g)はコンセプトと重量の違う二つのスピンテールジグですが、同一のブレードを使用しています。

このブレードの特徴はハイピッチ、タイトローリングアクション。

これにより小気味よく軽い抵抗のためファーストリトリーブが可能になり、加えてベイトフィッシュに近いタイトアクションが有効なデイゲームで、特に効果的なブレードに仕上がっています。

 

 02

 

板厚は0.6mmに設定。これ以上、薄すぎるブレードは立ち上がりこそいいものの耐久性に乏しく、ワイドアクションになってしまうため却下。逆に厚くした場合は狙ったタイトアクションになるものの、立ち上がりが悪くこれまた却下。最後まで0.5mmと0.6mmで悩みましたが、最も釣果の良かった0.6mmに設定されました。最後の微調整はやはり魚が答えだと思っています。

 

 03

 

冒頭でも書いた通り、スピンテールジグはブレードが命であり、ブレードこそがルアーの核の部分。

しかし、バラシの多さや、ブレードバイトによりフッキング率の悪さという大きな欠点がありました。

その中でも特にソルトではシーバスをメインに狙う僕の場合、ジャンプでのバラシに非常に大きなストレスを感じていたのですが、そこでルアー自体を誘導式にしたことで、ジャンプ時にフックとルアー(重心)が離れることによって発生する、慣性によるフックアウトを大幅(約80%)に減少。

ファイト中にはヘッドシェイクや、ジャンプ時に誰でも分かるくらいルアーとフック(魚の口元)が離れています。

 

 04

 

これからがハイシーズンのシーバスフィッシングで是非、その効果を体感してみてください。

 

Product Page

NAUTILUS

http://www.megabass.co.jp/site/products/nautilus/

BIDMARCK

http://www.megabass.co.jp/site/products/bismarck/