ALL NEW DESTROYER WAKE UP!!!

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キープキャストのセンターステージとはうって変わって、今度はスロープに陸揚げされたギャンブラーの上でNEWオリデスのインプレッションをした。

エキシビションと名古屋キープキャストで絶賛されたNEW DESTROYER ORIGINAL。いよいよ市場投入のカウントダウンに入り、いよいよ刷新されたロッドファクトリーの生産ラインで各機種、ただ今入念な組み立てと検査に入っているところである。

 

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思い起こせばいまから20年前。1996年のあの時もそうだった。いざ、生産に入ったところでもっとこうしたい、ああしたい、と詰めに詰めてしまう悪い癖。自分が使う竿なのだから当然だ。もはや見えないリールシート内部の肉抜き加工部追加による、もはや体感できないどうでもよい軽量化から使用接着剤に混合する接合溶剤の選定まであれこれ理想を追求して量産中でもぶち込む悪い癖。これはファクトリーチーフの山下にも受け継がれ、スレッドのアートワークから糸太さの選定までうるさく指示を出す。レシピ通りにやれば、それはそれでうまい料理は出来るのだが、我々はレシピ通りが嫌いだ。もっと美味くなるはず、と最後の最後まで量産中にもあれこれ試す。

 

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ロドリでスクープされたプロトよりも、横浜のエキシビションでアンベールしたモデルははるかに進歩していた。なお、名古屋キープキャストで展示したモデルは大阪ギャラリーで展示したモデルよりもほんの少し進歩していた。したがって現在着工している量産モデルは、キープキャスト展示品よりも進歩していなければならない、というのが我々の想いだ。

料理は作るたびに美味くなっていかねばならない、という。

 

いよいよ、新たなオリデスのセブンイレブン(F7-711X)は、1996年当時のオリデスF6-67Xと、ほぼ同重量となった。あと1インチで8フィートにならんとする竿の重さが、当時のおよそ6フィート半のへヴィアクションロッドと同じ感覚で使えるという革新の進歩を体感することが、作り手にとっても達成感がある。

新たなオリデスのテーマは、圧倒的な「パワーウエイトレシオ」だ。かつてレーシングコンディションで取り組んだ数々の実験が、いよいよ誰もが体感できる成果として実を結んだといっていい。

ちなみに、セブンイレブン比較でいうと、フェイズ2のセブンイレブンのテンションより、NEWオリデスのテンションは26%アップ、限界破壊荷重はフェイズ2のセブンイレブンが6kg/WT.SHAFTに対して、NEWオリデスのセブンイレブンは、50%トルクアップした9kg/WT.SHAFTだ。その上で、NEWオリデスのセブンイレブンは、高バランスで軽いと評されたフェイズ2のセブンイレブン(178g)のロッド重量(平均重量)に対し、5/8oz.ルアー1ケ分の重量に相当する約18gのダイエットが達成できている。

NEWオリデスのデビューによって、今後のメガバスロッドテクノロジーはアナザーワールドレベルで進歩を遂げるだろう。プロジェクト「SHAFT-X」は続く。NEWオリデスの技術をいよいよ新作パガーニ・TRADに導入する。

 

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