スポーン突入!フィールド業務、佳境なり。

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韓国から帰国し、その後、大阪本町のメガバスギャラリーでテレビ東京の取材。取材のあと、ギャラリー奥の開発室でT君と開発中タックルの打ち合わせ。翌日からは、フィールドテスト業務が山積みなので、そのまま中部方面のフィールドに向かって移動。息つく暇もない慌しさ・・・

今日は、I-SLIDEのファイナルセッティングテストの日。朝から西ヶ崎本社の開発チームは、成形やら組み立てやら大忙し。私はといえば、帰国後は、ずっとフィールドに出ずっぱりで、スプリガンのセカンドロットのセッティングやUSAトーナメント用STW(サポートトゥウイン)ルアーのアクションテストにかかりっきり。現在開発中のSTWのトップウォータープラグは、水面を180度オーバーでヒラ打ちしながらプッシュウォーターする新機軸のフラットサイド・チャギングペンシル。トップのシーズンになったらスゴイことになりそうな気配がムンムン漂っております。いずれ日本にも逆輸入というカタチで入ってくるかも。

 

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アメリカで、日本と欧州市場のみで販売しているソルト用のXLUSH(エクスラッシュ)がバスに人気。日本ではヒラやマル(スズキ)をはじめ、カツオや青物などで人気沸騰中のソルトウォータールアーですが、アメリカでは、広大なシャローで効率よく水面で魚を獲るためのバス用トップウォーターベイトとしてトーナメントで使われている。そんなXLUSHのウォーターダクトなどのギミックなどを、ドッグウォークやテーブルターンが命のフレッシュォーター用に大幅に改造!STWでは淡水のバスやトーマン、汽水域に生息するバラムンディやスヌークにアジャストする新型ベイトとして開発を行っている。子供の頃からストームのチャグバグ好きだったこともあって、個人的にも開発にリキが入ります。

 

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さて、一方のI-SLIDEは、いよいよデビューを目前に控えたNEWエヴォルジオンのディアブロステージ3にセットアップ。NEWエヴォは、いよいよファイナルプロト段階に突入し、ベリー~バットセクションのハイブリッドチタンのスプリングバックを吸収してベンディングアクションを瞬時に同調させる、高伸度低中弾性カーボンファイバーによるシンクロナイズドティップ構造となり、ティップ方向に向かって、しなやかなのにダイレクタビリティが得られ、おまけに穂先がFショーやキャスティングふじみ野店さんに展示したサンプルよりも12~18gも軽量化!!このファイナルプロトにI-SLIDEをセット。いずれもテストが佳境です。今日までのテストフィッシングで驚異的な数のビッグフィッシュラッシュに沸いているI-SLIDEですが、先日も野池で55cmクラス3本が束になってワラワラとI-SLIDEを覗きに来て・・・トウィッチによるパワースライドで1本がフックアップ。「トゥィッチによる200度オーバーターン」や「スリーシックスティ(360度オーバーターン)」、シャローの見えバス相手に徹底的に引き寄せる、フックをボディに抱いた「ウルトラ・デッドスローリトリーブ」のテストなど、とことん「スローリトリーブ」&「トゥイッチングターン」による、「魚に見せて、寄せて、仕掛けて、アタックさせる」セッティングに注力している。今日、フックをフロントが#1、リアを#2にセットし、ターンインとターンアウトのメリハリをもっとつけてみたら・・・さらに魚の追いが多くなった。こうしてセットアップを煮詰めていくとI-SLIDEはどんどん進化していく。魚もそれに応えてくれるからやりがいがある。

また、I-SLIDEは、フィーディングの魚相手に、ロッドワークで軽く連続トゥイッチしながらリトリーブして食わせる(スライド&ターン)S字の釣りもリズミカルにこなす。

昔は回遊中の魚を相手に、S字系ルアーをタダ速巻きして追わせられれば突進して食ってきたかもしれないが、残念ながら最近のフィールドでそんなおいしい場面に遭遇することは稀。というか、私的には近年のメジャーフィールドでは皆無でした。

I-SLIDEをフルシーズンテストしていると、タダ巻きできれいに単調に泳ぐセッティングをするよりも、ロッドワークによって多彩な表情を見せてくれるバランシングを追求した方が圧倒的に釣果の軍配が上がっていく。

現在、琵琶湖や紀伊半島でも、I-SLIDEプロトタイプによる60オーバーラッシュに沸いておりますが、テスターたちも、ファストリトリーブによるスイミングの安定性をあえて殺してでも、「超デッドスローリトリーブによるトゥイッチ&パワースライド」や、止めて中層で漂わせ「デッドスティッキング」・・・突然「トウィッチ&ターン」の釣り方でビッグフィッシュの釣果をあげている。ここにどうやら、最近の賢くなったデカバスにスイッチをいれるカギがありそうなのだ。

そんなわけでI-SLIDEは、いってみればスラッゴーやXレイヤーなどのソフトスティックベイトのビッグベイト版ともいうべき、「堂々と魚に見せて食わせる釣り」にこだわった新たなセッティングに挑戦しているので、野池や中部・関東圏のメジャーフィールドでよく釣れるスイムベイトに仕上がりつつあります。

いずれI-SLIDEには、秋の足の速いフィーダー相手のファストリトリーブ専用モデル(すでにプロトは完成)も登場しますが、まずは、春のミッド、アフターの魚を狙って仕留める「スロー&トゥイッチ専用モデル」からデビュー!

というわけで、デカバスの季節ごとの生態に深く切り込んでいくシステマティックなスイムベイトを追求しているので、ビッグベイトのシーズナルなストライクゾーンが鮮明に見えはじめております。

 

 

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