こんにちは、メガバスソルトスタッフ軟体大好き野郎モジャオこと、村上 哲です。
お陰様で大変多くの方に支持をいただき売れ行き絶好調の海煙VSMシリーズ。
その中でも異端児とも呼べるエキスパートモデルのVSM-63MSについて、
「どうやって使えば…」「かけ損ないが多く使いにくい」「あたりが出し難い」
等のお悩みも寄せられています。
そこで僕がこのロッドに込めた想いをトリセツ的に下記にまとめましたので参考にしてみてください！
このロッドを信じて使い込んでおられる方の多くが、大幅に釣果を伸ばしマスタークラスになられている方も複数おられます！
【特徴】
・ワンピース
・少し長めの柔らかくしなやかな黄色いティップ
・グリップエンドが短い
・ガイドが大きい
・30号錘で釣りが成立する中で無類の強さを発揮
【モジャオがこの竿に詰め込んだ想い】
海煙VSM 63MS は6.3ft設計にて、どの釣り座からでもキャストしやすく（グリップエンドが短いため実は有効長は長い）ワンピース構造がしなりを最大限活かした淀みないキャスタビリティを確立。また思いのままにエギを操作できる取り回しの良さは軽快でフッキング性能も抜群です。そしてしなやかで柔らかな黄色いティップはどの釣り座でも圧倒的な視認性を誇りどんな違和感も見逃しません。
↑↑というのが「僕がこんな感じにしたい」を詰め込んだロッドなわけです。
ではなぜ『お悩み』を持っておられる方々がおっしゃられる様な事が起こるのか？
それは現行の流行りのロッドとの特性（求めたもの）が違う為、単純にそのロッドとの比較をしてしまうと難しくなってしまうからなのです。
理由はティップをセンサーとしての役割に全振りしているため、竿先でも張りがあり、掛けられるロッドとは違い絶対にオートマチックには掛からない。
しっかりとベリーに乗せてキャスト・シャクリ・フッキングをする必要がある為、ここを理解してもらえないと投げ難いし正しい動き、フックアップが難しくなります。
イカメタルに重きを置き、併用でやられる方がこの辺りに違和感を覚えられる傾向が見受けられます（張りがあるティップが好きな方の傾向）。
本当にオモリグを理解してやるためには、オートマチックでは無く意識下でしっかりとしたメリハリ（ピッチは様々で良いですが初速で飛ばすことは必要）のあるアプローチでイカを魅了し違和感を拾って掛けることが必要です。
これが基本となるためオートマチックである要素は要らないと徹底的に排除しているモデル、即ちエキスパートモデルと銘打っているわけです。
ではどのように操作するのが良いのか？
まず感覚的にはソリッドティップからカーボンブランクスに変わる位置（ベリー）での操作を意識すること。ティップ分短いショートロッドで操作をする感覚でやってもらえるとアジャストしやすいと思います。
当然ロッドアクションは驚くほど大きく（ティップ分短い感覚）なり、フッキングも大きく合わせる必要があることになるわけですね。
また仕掛けが緩んでいるであろうタイミングから次の誘いは、触っているかもしれない意識を持ち、なんと無くふわっとしゃくるのでは無く、初速のあるキチっとしたしゃくりをする等の基本的な動作も必要。
一見難しい事を言っている様に感じるかもしれませんが、しっかり投げて、おもいっきりしゃくって（ペース・ピッチは様々）、アタリ（違和感も）を捉えて掛ける。仕掛けが緩んだグレーゾーンからの誘いはじめはしっかり意識を持ってしゃくりだす！
と基本を忠実にやるだけです！
現在僕と同船いただきこのロッドを触らせてほしいと僕の説明を聴いて使用された方は100%購入し釣果を伸ばされています（感謝！）
またオモリグの面白さがわからなかったけどこのロッドのおかげで面白さがわかるようになったと沢山のユーザー様よりご意見を頂いております。
実はオモリグはロッドが勝手に仕事をしてくれるものより、自身の意識化で動かし、止めからのアタリをしっかりとって大きく合わせる方が面白いのです。
釣れ渋い時間も微細な違和感を拾い掛けていける竿が理想だという事を教えてくれるロッド、それが『海煙VSM63 MS』です。
是非店頭で見かける事がございましたら手に取って触ってみてくださいね！
下記動画では実釣解説も行ってますので要チェックです↓↓