
長良川本流、中央エリア。
季節の進行とともに状況は厳しさを増し、フィールドは「ド渇水」かつ「ドクリア」、水温は18℃まで上昇。サツキマスを狙うには、決してイージーとは言えないタフなコンディション。
だが、唯一の救いは水温が18℃と言う事。
1番活性がいい水温、24度付近を超えて来るともう限界に近い程厳しくなる。
しかし、シビアな状況だからこそ、ギアの真価が明確に炙り出される。
手にしたのは、製品版**「GH68-3MLS」NAGARA SATSUKI SPECIAL。
このロッドが持つポテンシャルを完全に解き放つ時が来た。
渇水の深瀬、狙い通りのライン
渇水期とはいえ、魚が口を使う酸素量とプロテクションがある場所は限られる。
選択したのは、渇水の中でもしっかりと流れの効いた**「深瀬」**。
ルアーは、絶対の信頼を置くMEGABASS FX90(アユカラー)。
上流から下流に立ち位置を変え釣り下がりながらクロスにキャスト。
あえてリールは巻かず、流れに同調させながら一定の間隔でトゥイッチを入力し、ルアーをターゲットのレンジへと流し込んでいく。
ルアーがダウンに入り、ロッドを寝かせスローリトリーブへと移行するタイミング。
「狙い通りのラインで食わせる」
その一瞬のために、すべての神経を集中させた数投目だった。
刹那の違和感、そして追従するブランクス
重い流れの抵抗の向こうから、手元に伝わったのは僅かな「違和感」。
刹那、身体が反応しフッキングを入れると、次の瞬間にはGH68-3MLSのティップが激しく、そして深く絞り込まれた。
激しいヘッドシェイク、そして本流の分厚い流れに乗った強烈なファイト。
ドラグが悲鳴を上げ、ラインが引き出されていく。
しかし、ロッドは主導権を渡さない。強靭なバットパワーと、スムーズに追従するブランクスが魚のパワーをいなし、ターゲットを確実に引き寄せる。
ヘッドシェイクやローリングをいなし数回走られた末、ネットに収まったのは――
長良川本流 皐月鱒 39cm
Line: PE 0.8号 + Leader 2号 (ナイロン)
Lure: MEGABASS FX90 (アユカラー)
姿を現したのは、厳しい状況を生き抜いてきたにふさわしい、最高のプロポーションを持つ39cmのサツキマス。
性能を証明するのには、これ以上ない最高の相手だった。
狙い通りのアプローチで、シビアな状況から引きずり出したこの一尾の納得感は、何物にも代えがたい。
「このロッドが持つ本流でのアドバンテージを、この一尾が何よりも雄弁に語ってくれる。」
GH68-3MLS、NAGARA SATSUKI SPECIAL。
本流トラウトゲームの可能性をさらに広げてくれる、唯一無二の相棒だ。
では、また次回ブログ更新まで。




