こんにちは、メガバスプロスタッフ・木村建太です。
いよいよ日本でも登場となる、リニューアルバージョンのマグドラフト5インチは、アメリカでは発売と同時に入手困難となる事態に!
6インチをはじめ、アメリカのアングラーでマグドラフトシリーズを持っていない人はもはやいないほど、不動の地位を確立した「キング・オブ・スイムベイト」と言っても過言ではない存在です。
個人的なインプレッションとしては、
6インチ、8インチ、10インチに全て共通して言えたのは、他のスイムベイトではあり得ないほどの「強いスイムベイト」でした。
横倒れしてしまわない範囲できっちりとしたスピードで引いてくる事で、ロールを伴った強いテールのスイングによるベッドシェイクは、殆ど1発で丸呑みしてくるバイトを生み出すので、よっぽど小さいサイズじゃない限り甘噛みやミスが殆ど無いところが、トーナメンターにとっては貴重なキッカーを確実に仕留められる、非常に優秀とされるところ。
この投稿をInstagramで見る
対して5インチは、少し性格の違ったものに仕上がっています、例えるなら、尖りまくっていた3人のお兄ちゃんに対して、すごく真面目で優秀な末っ子というところでしょうか。
6、8、10は基本的にワンスピードでのみ威力を発揮する性格だったのに対し、5インチはスロー域〜ミディアムファーストを難なくカバーできるにも関わらず、しっかりとしたベッドシェイクも出ているので、適当に巻いてもいい感じに動いてしまう特性を持っています。
緩急を付けたりもできる+特記すべきはシェイクしながら巻く、いわゆるホバスト的な使い方でもいい感じにローリングアクションが出るため、かなり気に入っています。
この投稿をInstagramで見る
基本的なタックルバランスは70MH〜70Hクラスにフロロの16〜20ポンドで、12ポンドや14ポンドでも扱える重量感ではありますが、あくまでスイムベイトなのでデカいのが一撃で丸呑みしてきた時に悔しい思いをしてほしく無いので、あまり細い糸はオススメしません。
個人的に施しているチューニングとしては、マグドラフトシリーズは全てスプリットリングをラインアイに足して使っています、これによって素直なベッドシェイクがほんの少し出やすくなるためです。
追ってリリース予定のフリースタイルの話までし始めると、とんでもない長文になってしまいそうなので、今回はこのあたりで!