冬のシャローとディープ | Megabass-メガバス

FRESH VOICE

冬のシャローとディープ

近年暖冬と言われる事が多くなって来ていますが陸上がいくら暖かくとも水の中の季節は冬。

バスフィッシング的には釣果が落ち込んで来てしまう厳しい季節になりますが、シーズンオフのないバスフィッシングでは逆に冬の時期ならではの釣りができるというのもまたバスフィッシングの魅力の1つ!

 

 

今回はそんなこれから迎える厳寒期の釣りのおすすめをご紹介させて頂きます!

 

まず、冬に魚の密度が濃くなってくるミドル・ディープの釣りは外す事ができない冬ならではの選択肢の1つ。

ここではトーナメントクローラー3.5インチのダウンショット!

 

 

 

 

何度も紹介させて頂いていますが厳しい季節でも確実にキャッチに繋げてくれるこのワームは私の中では欠かせないワームの1つです!

ここ数年は年末の締めくくりのバスも新年1発目のバスもトーナメントクローラー3.5インチでキャッチしています!

 

 

 

 

以前のメガバスブログにも書かせて頂いていますが、新年1発目のバスはここ数年全てトーナメントクローラー3.5インチのダウンショットでキャッチしています!

 

 

 

 

使い所は大きくはミドル・ディープのフラットのボトムがメインとなりますがその中でもフラットの始まりや終わりのいわゆる地形変化周辺が狙い目です。フラット上のそれらの変化がない所では沈んだ枝等のちょっとしたストラクチャーも見逃さずにきっちりと狙う事が大切です。

アクションは基本ズル引きでだけでも柔らかいマテリアルになっているのでボトムのちょっとした変化等で自発的アクションをしてくれるのでズル引きでも充分にアクションをしてくれます!

 

ミドル・ディープのボトムを1.8グラムのダウンショットでボトムをきっちりと狙っていく際のコツはキャスト後ボトムまで落としてから暫く軽くテンションを掛けてラインを水に馴染ませ、水中で弛んでるラインを張るという事を意識するとラインの抵抗に負けずに1.8グラムという軽いウエイトでもきっちりとボトムをトレースする事ができます。

また、ボトム着底してからラインが馴染むのを待てないという方はティップを下に構えてシンカーを動かさないように軽くシェイクをして馴染ませていくと早く馴染ませる事ができます。

(トーナメントクローラーをアクションさせる目的ではなくあくまで水中で弛んでいるラインを張るという目的)

 

 

 

次に、冬のディープフラット等は手堅いイメージですが反対の冬のシャローカバーは1発の期待が持てる釣り!

 

私の経験上はハイシーズンや今時期のディープのように朝まずめや夕まずめのチャンスを狙うというよりも、その間の時間帯の昼前から3時位迄がシャローカバーのチャンスタイム!

 

竹が倒れ込んでいたり、崩落している木等に更に薄ゴミが絡んでいるとベストです!

更にそういったスポットにベイトフィッシュが沖やその周辺に映る所は期待大です。

カバー周りと言うと、カバーそのものだけに注目してしまいがちになりますがカバーの釣りであってもそのエリア周辺のベイトフィッシュという生命感の要素は大切です。

 

カバーのあるスポットの水深はシャローとは言えない水深がほとんどなのですが、釣るレンジ自体はシャローとなるので全てのプレッシャー要素である

エレキの引き波、ルアーのアプローチからアクションまで出来る限り静かにという事が絶対となります。

 

そして、いくら静かに接近しても最終的にルアー投入の際にキャストミスをしてしまうと条件の良いスポットでも自らで潰してしまうという事にもなりかねません。

 

 

その数少ないチャンスを物にする為の私のカバータックルはデストロイヤーF6-67X G-AX +サバイバルジグ!

 

 

G-AXは振り抜きが良くキャスト後に自然にティップが上がる為にアングラー側から無理に力を掛けずとも持ち重り感がなくスッと気持ち良く振り抜く事ができます。

複雑なカバーとカバーの隙間を撃っていくこの釣りには必要不可欠な能力!

また、この時期に関わらず延々とカバーを撃っていく様なシチュエーションにおいても手首への負担も少なく軽い力でキャストをする事ができるのでコントロールもし易くピンスポットへのキャストも持続的に行う事ができます。パワーはF6なので少々ゴツくなっているかと思われるかもしれませんが振り抜きの良いバランスの為にテンポ良く釣りをしていく事が可能でフッキングやカバーからビックフィッシュを引き剥がすパワーも充分に備えています。

 

サバイバルジグはヘッドが流線系になっているので小さなカバーの隙間や分厚い浮きゴミであっても擦り抜け易い形状になっているので勢いを付けてキャストをせずともソフトアプローチでしっかりとカバーに入ってくれます。

更にフックはショートシャンクでフッキングパワーが伝わり易い為に食い込みの浅い冬の時期であってビックフィッシュの硬いアゴにもしっかりとフックアップできる形状になっていて冬の貴重なビックフィッシュを確実にキャッチに繋げてくれるラバージグです!

 

 

この組み合わせで今年1発目のトーナメントでも幸先良く勝つ事ができました!

 

まだ暫くは厳しい状況が続きますが今回紹介させて頂いたトーナメントクローラーデストロイヤーF6-67X G-AXで冬ならではのバスフィッシングを是非お楽しみくださいね!