FRESH VOICE

今年を振り返って ・・・ 2019

2019年の釣り納めは、
なかなかにウネリの効いた海 ・・・

「 これは厳しそうだなぁ ・・・ 」 と覚悟を決めて
マズメの海に黙々と
ルアーをキャストしていたら ・・・
小さな太刀魚がポロリと釣れて一安心 ! ? (笑)

一年の締めくくりに、
何とか掴んだ小さな幸福 ♪

昇る朝日に向かって、柄にもなく
海の神様に感謝の祈りを捧げていたら ・・・

直後、隣の友人には
54cmのヒラメが釣れた ・・・

神なんていない。

神様なんか居なくても、
自然のサイクルは常にリズムを守っていて、

おおよそ魚達は、あるべきタイミングで
キッチリ釣り場に現れるのだから、
神様なんかより、ずっとありがたい。

竿先から伸びた糸の先に
衝撃が走りさえすれば、
それだけで、否が応にも釣り人の心は

躍動できるのだから ・・・ ♪

富士川に通い始めてから
いよいよ20年になったが、
とりわけここ数年、如実に感じる変化は ・・・

秋を楽しめていないこと。
雨後を楽しめていないこと。

すなわち ・・・

台風による増水を楽しめていないこと。

温暖化の影響なのだろう ・・・
日本列島を襲う台風は大型化。
毎年、全国各地で起こる水害 ・・・

幸いにも富士川界隈では、
今のところ大きな被害は出ていないが、
いつ起きてもおかしくない感はある。

そして、そんな感じで ・・・
秋、増水した川に近寄ることもできないまま
ハイシーズンが過ぎ去ってしまう ・・・

台風が通過するたびに、
確実にもたらされる変化は、
顕著に浅く、メリハリの無くなっていく川で ・・・

平坦で砂漠のようになった
味気ない河原を根気よく歩けど ・・・
嬉しい発見よりは、残念な状況を
目にすることのほうが確実に多くなった ・・・

それでも釣り場へと通い続けている、
その原動力は何なのか ?

己れに問うてみるが ・・・

何かを確認した上で、明確な期待を抱いて
毎週釣り場に立っているわけでもなく ・・・

一週間を経て、潮の変わった海は別物で、
定期的に通っていても、しょせん毎回が
博打に過ぎないとさえ思える ・・・

それでも飽きることなく、
足が向くのは何故なのか ?

ブームは訪れ、やがて去っていく。

あっさり流行に乗る人も居れば、
逆に、頑なに流行りに乗らない人も居る。
また流行りを苦々しく思う人もいるだろう。

どういう姿勢が正しいのか、得なのかは
私には分からないが ・・・

多分、何にせよ重要なのは、
その後 「 継続 」 できたかどうかだろう ?

去年あんなに効いた評判のルアーが
今年は嘘のように効かなかったり ・・・

誰かが、こっそりと愛用していたルアーが
いつのまにかド定番として周知されるほどに
輝きを放っていたり ・・・

今は話題にものぼらない名作ルアーが、
相変わらず色褪せることの無い戦闘力を
見せつけたり ・・・

「 継続 」 してこそ見えることであり ・・・
「 継続 」 しているからこそ、面白がれること ・・・

20年続けてきて、自分の中に生じた変化は ・・・

自分じゃなくてもいい。
誰かの竿が曲がれば、
それでも十分楽しめるということ。

間違いなく最悪なのは、
浜の誰にも釣れないことで ・・・ (笑)

誰かが釣れば、そこに一つのヒントが ・・・
そこに一つの仮定が生まれ、
その仮定を検証するため、
また釣りに行く理由ができる ! (笑)

また一週間、何の根拠もない妄想を、
さも大切に膨らませていられるのだから ♪

そうして己れが抱いた妄想は、
自分で実験してみるしかなく ・・・

さすれば夜明けの釣り場で黙々と竿を振り、
必死に検証するわけだが ・・・
勿論ほとんどの場合、
一朝一夕では答えは得られず ・・・

結果同じように、答えもヒントも得られなかった
のであろう釣り人同士が、一時集まり
「 あ~でもない ! こ~でもない ! 」言いながら、
水辺で悩み込む日々 ・・・ (笑)

でも、この 「 継続 」 の中で何か新しい発見が、
何か新しいトレンドが生まれてくるのを
楽しみに期待しているのです。

一見幼稚で、多くは安易で、
でも実は貴重で、思いがけず重要な
アイデアが生まれてくることを ・・・

そうして、それを、
ちょっぴりでもいいから担っていたい ・・・
いや ・・・ 自分は担っていると
「 思っていたい 」 だけなのです。 (笑)

今年も一年間、駄文にお付き合いいただき
ありがとうございました !

皆様も良き年を迎えられ、
健康に釣りを楽しめますよう、お祈り申し上げます。

それでは、良いお年を !