FRESH VOICE

深入りしたくない「カラー」の話 ~ GREATHUNTING 45 FS ~

普遍的なことを知りたい ・・・

様々な状況に広く対応できるモノが欲しい ・・・

これって無難で、つまらない考えなのだろうか ?

特殊なモノに出会った途端

全てが霞んでしまう ・・・

長月 ・・・ いまだ夏の空 ・・・

いよいよ朝夕は涼しくなり、
確実にすごし易くなりましたが ・・・
日中の陽射しは、
依然として夏のそれで ・・・

残暑を避けつつ ・・・
禁漁まで、残り一ヶ月となった
渓流を惜しむべく、
県境の森の中へと分け入ってみました。

とある河川の、普段入渓する場所より
下流域をやったことが無かった為、
この日は、初体験の区間を調査 ♪

適当に支流の沢を下れば、
狙いの下流域に届くだろうと考え、
沢を下りていったのですが ・・・

これが甘かった ・・・

歩を進めると、沢は二段になっていて ・・・
やがて崖を下りる為、
脆い泥質の急斜面にできていた
鹿の作った獣道を、
緊張しながらヨチヨチと辿るハメに ・・・

目的の流れにでるまでに、汗だくの40分 ・・・
想定外の冒険を体験できました ・・・

ようやく辿り着いた狙いの区間は、
渓相よろしく、魅力的な淵が点々と続き、極上 ♪

さすがにアプローチが難儀なだけあって
釣り人の気配は薄く、
不用意に川縁に立てば、
早速、黒い魚影が2本、
慌てて落ち込みの泡の中へと逃走 ♪

期待に胸膨らみます ! (笑)

いかにも美味しそうな淵 ・・・

気配を殺しつつ近づき ・・・

落ち込み脇の岩陰の暗闇に

そっと GREATHUNTING 50 FS を撃ち込み ・・・

高速トゥイッチで、泡下をくぐらせれば ・・・

黒い影が追従するように

ダッシュしてきて ・・・ 即バイト ♪

あっさりと良型がアタックしてきました ♪

苦労して辿りついた甲斐あって ・・・
幸先の良い展開に ・・・
「 これはイージーな爆釣が楽しめるか ! ? 」 と
一気に色めき立ったのですが ・・・

ここから奇妙な展開に ・・・ ! ?

次々と現れる、手頃な淵に
GH50FS (匠ワカサギ) を撃ち込み、
フラッシングとアクションで魚を誘いますが ・・・

バイトしません ・・・

どの淵でも、魚は皆、追いかけてはくるのです。

興味がないわけではない。

結構な初速でダッシュしてきて、
踊る GH50FS を追尾しながら ・・・
しだいに落ち着きを取り戻してしまう感じ ・・・ ?

何故か最後の ・・・
バイトへの 「 ひと伸び 」 が無い ・・・ ! ?



極上の淵々を前にして思案します ・・・

もっと軽快なアクションが良いのか ?

それとも ・・・

より派手にヒラを打つモノの方が良いのか ?

人の気配が薄いエリアとはいえ ・・・
以前のケースと同様、
釣り人を意識している可能性もあろうかと考え、

可能な限り気配も殺しつつ ・・・

他メーカーの愛用実績ミノーも交えながら、
次々と新鮮な淵に撃ち込みますが ・・・

依然として反応は変わりません ・・・

いよいよ手持ちの駒も使い果たし、
試し残った変り種は ・・・

GREATHUNTING 45 FS の 匠イワナ !

まあ「 変り種 」ってのは、私の趣向の問題で ・・・

「 TAKUMI IWANA 」 自体は、
メガバスらしく、非常に丁寧な化粧が施された
美しいカラーなのでありますが ・・・ (笑)

基本、ゴールドやシルバーでの
フラッシングに重点をおいて、
「 一淵一投 」 のペースで
ハイスピードに渓流を流し、
新鮮な淵を、数多く叩いていくという
私のスタイルでは、カラーセレクトで
調整するという場面の方が少ないのです ・・・

即ち 「 凝ったカラー 」 の出番が少ない。 (笑)

カラーの前に、ルアーサイズと重量は、
かなり意識しますので、
ここまでにも、いろいろと試していて ・・・

当然、この時点で 匠ワカサギカラー にて
GREATHUNTIG 45 FS
既に試しておりました ・・・

こういった流れから、
私の中では 「 変り種 」 扱いの
匠イワナ 」 君なのでありますが ・・・

苦し紛れの、試しがてらに投げ込んだ一投で

状況が一変しました ・・・

トゥイッチに対する反応が変わり ・・・

明らかに ・・・ 追いがイイ ! !

ロングトレース時も ・・・

チェイス・スピードが加速し ・・・

違和感なくバイトに繋がる ! ?

興奮しまくりでアタックし、

水中で暴れまくりの結果 ・・・

口と尾鰭でデスロックとか ♪ (笑)

もう勢いが違う ! !

匠イワナ を着水させ、
「 チャッ ! チャッ ! 」 と
トゥイッチで軽く踊らせれば ・・・

岩陰から飛び出したイワナが
問答無用に一瞬でストライク ♪

広めの淵を対角に斬っていれば ・・・
流れの中から魚影が猛ダッシュ ♪

引きシロなくなる岸際ギリギリの浅瀬で
いよいよトゥイッチもできず、
身じろぐ事もできなくなった
匠イワナ にも問題無くストライク ♪ (笑)

「 ここまで効くか ! ? 」 というほどの

「 どハマり状態 」 で辿り着いた堰堤にて、

エグれた堰堤の基礎の陰に

タイトに TAKUMI IWANA を撃ち込めば ・・・

着水 → わずかにフォール後の

ワンアクションに ・・・

ドスっと ! !

躊躇なく良型岩魚が乗るのでした ♪

この日、効きまくりの 匠イワナ でありますが、
このハマりっぷりをしても、ミスバイト後の
同一ポイントでの連投に対する
連続チェイスは一度も無く ・・・

当然、手持ちの他のルアーを
ファースト・キャストした後の
GH45FS (タクミ イワナ) の2投目投入にも
一切反応はありませんでした ・・・

あくまで新鮮な
匠イワナでのファースト・キャスト
にのみ、好反応が得られたのでした ・・・

燻んだように、鈍い光を放つ 匠イワナ ・・・

今回、偶然にも
川の状況に ・・・ お魚さんの心境に ・・・
匠イワナ のフラッシングが、色彩の強弱が、

絶妙だったとしか考えられない ・・・

ルアーフィッシングにおいて、
カラーの違いで、フラッシングの強弱で、
魚の反応が変わりうるのは大いに理解できるし、
当然ありうることだと承知もしているが ・・・

個人的には ・・・
こと 「 2投目の価値が大きく下がる 」
渓流においては、根本的にカラーの効能には、
あまり深く立ち入りたくなく ・・・

これまでの自分のスタイル通り
カラーチェンジは多用せず、
魚からの反応があろうが、無かろうが
一つの淵を、せいぜい2~3投程で見切り、
新鮮な淵と魚を、次々と足で稼ぐ方針を
変えようとは思わないのです ・・・ が !

ただ ・・・ 経験してしまったこととして ・・・
カラーの効能で、こういった反応が得られた
事実は、お知らせしておきたい ・・・

ただ ・・・ まあ ・・・ なんだ ・・・

これから GH45FSGH50FS の 匠イワナ は、
常に私のルアーケースには
居座ることになるのだろうけども ・・・ (笑)

今回の使用タックル

ロッド : GH67-3LS Kamloops Stinger 673
リール : シマノ 2000
ルアー : GREAT HUNTING 45 Flat Side FS ( TAKUMI IWANA )
     : GREAT HUNTING 50 Flat Side FS ( TAKUMI WAKASAGI )
ライン : PE 0.6号 + フロロ 4lb