信ずる者は救われる ! ? ~ CUTVIB Heavy Weight ~ | Megabass-メガバス

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信ずる者は救われる ! ? ~ CUTVIB Heavy Weight ~

深夜、人っ子一人いない河原にて
お店を開店し、タックルを準備する。

期待通りの状況なら、コッチで ・・・
反応が無いようならコッチ ・・・
手早く対応できるよう
ツータックル仕込んでおく。

尚、画像では構図の都合上、
ロッドを車のバックドアと車体の間に
意図的に、立てかけてあるのだが ・・・

普段は絶対にやらない。

車両の開閉部にタックルを置くのは、

常に、ご法度 !

いずれ確実に間違いが起こり、
無駄にロッドを破損する画が
容易に頭に浮かぶ ・・・

少しでも事故の可能性を避けるよう、
タックルは、常に何かしら固定された
安全な場所に立てかけて置きたい。

さて、この日の川の状況はと申しますと、
徐々に低下してはいるものの、未だ水量多く、
水色に関しては、相変わらずのド茶濁り。

この時点で、ほぼ
ファーストタックルは、ハズした感満載で ・・・
万万が一、奇跡的な現象でも起きてはいまいか
と思い、一応にもキャストし探ってみましたが、
予想通り無反応 ・・・ (笑)

さすれば予定通りにバックアップの
セカンドタックルを持ち出すわけですが、
それが何かと申しますと ・・・
いつも通りに パンゲア でございまして ・・・ (笑)

濁りと増水で荒れた状況 ・・・
おまけに魚の気配も無い状況 ・・・
こうなると、もう・・・
遠投の効くロッドパワーと、鋭敏な感度を
フル活用し、広く、且つ、丁寧に
魚を探していくしかないのであります。

一時間ほど彷徨い歩きながら、
広範囲にキャストを続け、
魚の反応をみますが ・・・

無反応 ・・・

途方に暮れつつ、釣り場を見渡しますが、
何も特別なイベントは起きません ・・・ (笑)
ただただ濁り水が、滔々と流れている ・・・

それでも、何処か少しでも
期待できそうな場所はなかろうかと ・・・
私がすがったのは ・・・

ベイト !

濁り水の中を走るイナっ子を見かけたエリア ♪

と言っても、特別大量にイナっ子が
溜まっていたわけでは無く ・・・
他の場所が無味無臭過ぎて ・・・
そこしかなかったというのが正直な感想。

一応にも釣り座が決まれば、
後は腰を据えて、目の前の流れを探るのみ。
時合のタイミングで、アタリがでるものなのか、
半信半疑の中、様々ルアーを投げ続け ・・・
最終的に辿り着いたのは、前回炸裂した ・・・

CUTVIB HW !

そして頼れるものには、全て頼ってしまえと、
繰り出したのが ・・・
黄金色の カットバイブ を使っての上下動 !

そう ・・・
禁断の 「 ゴールドエクスペリエンス 」
「 リフト&フォール 」マッチアップ ♪

そうして、少しでも多くベイトのいる場所へ、
イナっ子の気配を追いかけながら、
ちょこちょことキャスト位置を移しつつ、
繰り返していたリフト&フォールに ・・・

ドス ! ! !

突如強力な衝撃 ! !

前回同様、リフト時の衝撃ではあるが ・・・
生命感はあるものの ・・・
何故か、あまり動かず ・・・
そして ・・・ 重い ・・・

「 ? 」 マークが頭にチラつきつつも、
ベンドしている パンゲア を更に加重し、
試しがてらに寄せた途端 ! !

ジーーーーー ! !

一気にドラグが滑り出し、
始まった強烈なダッシュ ! !
増水した流れに乗って走り去り、
沖のボトムにステイして右往左往 ・・・

とりあえず寄せねばと、パンゲア を曲げ
ラインを回収するも ・・・ やたらと重く ・・・
浮上する様子もなく、ひたすらボトムを
うろつき、抵抗する ・・・

一瞬 「 でっかいエイなのか ? 」 と
嫌な予感がするも、
そのスピーディーな走りに、半信半疑で ・・・
意地でも正体を確かめるべく、
大切にいこうと、丁寧に魚を寄せては、
反撃され沖へ返すを繰り返しつつ、
ようやく川縁に座礁したのは ・・・

立派なスズキ ! (80cm)

体高あり、腹ボテのグラマーさん !

CUTVIB を飲み込む勢いで頬張るの図 !
リフト&フォールの魔力が垣間見えます ♪

唐突なグッドサイズの登場に、
一気に色めきたって、そこからは
しばし夢中で カットバイブ HW を乱射し、
ロッドを上下動させ、
しつこく神頼みを続けたのですが ・・・

残念ながら、後が続かず ・・・
結局この一発で終了となりました。

前回に引き続き今回も、期待に応えて活躍した

カットバイブ HW !

そして炸裂する謎の神頼みテクニック ・・・

LIFT & FALL ! (笑)

たいてい私の場合、あまりのアタリの無さに
困り果てた場面で登場 ・・・
藁にもすがる思いで、ロッドを上下させ、
祈りを捧げた途端、反応が得られ、
助けられるという展開が多く ・・・

そして今回もまた、
秋の到来を感じさせる一匹と出会えたわけで ・・・

そのドラマチックな破壊力は、
無神論者のはずの自分でも、
時に、神の御加護を感じざるをえず ・・・(笑)

信ずる者は救われる ! ?

この秋の良き時、
各地の釣り場で、竿を上下させる皆様にも、
素晴らしい魚との出会いがあらん事を !
神の御加護があらんことを祈ります ! (笑)

信じよ ! 信じるのだぁ ~ !

今回の使用タックル

ロッド : Shadow PANGEA SP-100 ML
リール : シマノ 3000
ライン : DRAGONCALL 8braid PE 1号
ルアー : CUTVIB HW ( GG GOLD CHART RAINBOW )