スリムという魅力 ~ X-140 SW ~ | Megabass-メガバス

FRESH VOICE

スリムという魅力 ~ X-140 SW ~

夜明け1時間前
暗い沖へ、ルアーをキャストしつつ
浜辺をカニ歩き ・・・
期待を込められる 「 流れ 」 を探す。

1週間前はソゲが、大量に接岸していた浜。
コノシロも、打ち上がっていたらしく、
魚っ気が、あったらしいが ・・・

いつもなら、この時間帯には、
釣り人が並び始め ・・・
急かされるように、否応なく
釣り座を確保する展開になるはずなのだが ・・・

この日は、明らかに人気が無く ・・・
ポジショニングが自由過ぎて ・・・
それはそれで、一抹の不安がよぎるという ・・・
自己矛盾 (笑)

いよいよ東の空が白み始めれば ・・・
ルアー抵抗に違和感を覚えたポイントに
釣り座を構え、本腰を入れて詳細に流れを探る。

潮位は、ほぼ干潮。
水深の無くなった目の前の海は、
沖に形成されつつあるサンドバーが
中途半端に波を崩し、
グシャグシャとした水面で、
一見、なんとも釣りづらい ・・・

ブっ飛ぶ KAGELOU 124F
広範囲に散らしつつ ・・・
時折確実に捉える、妙な流れの抵抗感を、
見失わないよう、執拗に探りつつ ・・・

マズメの、この時間に
未だに KAGELOU にアタリが出ない事に
益々不安を覚えつつ ・・・

いよいよ流れの位置を、
完全に把握した時点で、
時合を活かすつもりで、試しがてらにルアー交換 !

飛距離的に問題がなかったので、
太めなシルエットの カゲロウ から
スリムな形状の X-140SW に ♪

厚みは無いが、確実に感じる沖への流れ ・・・
投じた X-140SW を流れにひっつらせつつ、
水面を滑らせてみた一投目 ・・・

コンコンコン ・・・

と突如、小さな感触が伝わるも ・・・
聞いている間に、ほどなく終わってしまい・・・
発展せず ・・・

「 これが話の、コンシロなのかね ? 」 と思いつつ、
も一度、同じラインに X-140SW を送り込み
水面を探ってみると ・・・

コンコンコンコン ・・・ と再び同様の反応 ♪

しかも、今度は、ちょっぴり長く
「 コンコン 」 言ってる ♪ (笑)

恐らくコノシロボールなのだろうが ・・・
一応正体を確かめるべく、
「 次、コンコン言ったらフッキングしてやろう ! 」
と決めた矢先 ! ?

そのまま流していた X-140SW が、
再び 「 コンコン 」 言い出したので ・・・

即座に打ち込む 鬼アワセ ! ! (笑)

「 ビシッ ! ! 」 と決まった感触 !

すると加重された パンゲア が、妙に躍動する ?
コノシロのわりに、やけに重量感を感じるし ・・・
少々ドラグ音を鳴らしつつ、横走りまで始める ?

干潮の浅瀬を走り回る魚の引きを楽しみつつ、
グイグイと寄せ、ランディングしてみれば ・・・

その正体は ・・・

肉厚な黒鯛さん ! ( 50cm )

X-140SW がコンコン言ったのは、
どうやら彼がじゃれついていたみたい ♪

厳ついが、小さい口で、
水面を滑る X-140SW
必死に噛みついていたところ ・・・

繰り出した鬼アワセで、
ルアーの腹部辺りにアタックしていた
黒鯛の顎下に、運良くフロントフックが刺さり、
その後のファイトの最中、
他のツーフックがフォローし、
ラッキーにも、がんじがらめの
フルフッキングになったもよう ♪ (笑)

さんざん KAGELOU を通したコースに、
スリム形状の X-140SW を、なぞらせた途端、

即反応 ・・・

ルアー形状に反応したとしか思えないんだ ・・・

サヨリやイワシ等、
海には極端に細い形状のベイトがいるのだから、
スリムなルアー形状に対して
特段、魚が違和感を持たないのは理解できる。

だが、そういったマッチ・ザ・ベイトとは、
また別レベルで、何故か、このスリムな形状に
フィッシュイーターは、惹かれるらしい ・・・

スリムミノーが提唱されて20年近く ・・・
相変わらず、理由は分からないが、
スリムなシルエットが、
時に、魚達を魅力する事実に疑いようはなく ・・・

結果として、私のベストのフロントポッケには、
季節を問わず、常に X-140SW が控えていて ・・・

時折こうしてキッチリ火を噴くのです ♪

今回の使用タックル

ロッド : Shadow PANGEA SP-100 M
リール : シマノ 4000
ライン : DRAGONCALL 8braid PE 1.2号
ルアー : X-140 SW ( BLUE-PINK GOLD )