FRESH VOICE

神通川サクラマス釣戦記 ~第六章つづき~ 「 サクラサク 」

初めてのサクラ咲きました ♪

時刻 午後2時20分
場所 神通大橋右岸下流
水位 1.57 m ( 神通大橋 )

ついに己の手で触れる事ができました !

58cm

2.73kg

パラパラと剥がれる鱗

厚みのある横幅

凄い牙 …

産卵行動のため、海での旅を終え、故郷の川へ戻ってくるサクラマス …
生き物なので遡上のタイミングも正確には分からない …
遡上量も、年年で異なる …
遡上スピードも河川内での行動様式も、まちまちでよく分からない …

だから遡上してきたら一旦止まるであろう場所、少しでも長く滞在するであろう場所を叩く。
でも、いつ通るか分からないので、釣り人側にやれることは( 情報戦以外 )、
自分が釣り場に立てる日、可能な限り立って、狙いのポイントにルアーを通し、
偶然居合わせた魚の目に留まる事を祈るという …

凄い釣りだ …
そして、これはズルイ釣りだ …
こんなの感動しないわけが無い !
嬉しくないわけが無い !
アタリが遠ければ遠いほど、釣り上げるまでに時間を要すれば要するほど、苦労すればするほど、
感動は比例して大きくなるに決まってるじゃないか …

人生初のサクラマスは、まるで私の期待に答えるがごとく、フッキング後間もなく、水面を割って、
砲弾型の魚体を空中で綺麗に一回転させ、
水中に戻るや否や、けたたましくドラグを鳴らしつつ川の流れに乗ってスピーディーなラン !
そして止ったと思いきや、今度は流芯ボトムに張付いて、頑として動こうとしない姿勢 …(笑)
私の経験にない、ことごとく新鮮で終始緊張のやりとり …
そしてゆっくりとネットインした瞬間に得られた、何か昇華した感覚 …

気が抜けたとか、力が抜けたとかいうものではないし、熱が冷めたとも違う …
いや、むしろ力は漲る ! (笑)
でも興奮に包まれるのでは無く、物凄く冷静だったあの感覚 …

周囲に人がいなかったからかもしれない

サクラマスと私の二人きりだったから

誰もいない河原

誰も見ていない私とサクラマスとの格闘

自分だけの時間と自分だけの魚

生涯忘れられない思い出

夢中で竿を振っていたら、日没が近づき、
我に返って慌てて写真撮影を行っていたが、
この日、その場所に誰も釣り人は現れなかった。

日の落ちた釣り場は光量少なく、慣れない一眼のセルフ撮影はことごとく失敗してしまっていたが … (笑)
それも含めて、この日の全てが私の中に永遠に刻まれたので 「 好し 」 だ !

使用タックル

ロッド : SHADOW-XX 2015 SXX-87ML
リール : シマノ 4000
ライン : DragonCALL 8braid PE 1号 + フロロ 22lb
ルアー : フローティングミノー