FRESH VOICE

まさかの1投目  ~ X-80 MAGNUM ~

ゴールデンウィーク後半戦の富士川。
数日前の雨による濁りがサーフに広がり、先日まで好調だったヒラメは沈黙気味 …。
私は濁りを嫌って、河口の流れの方向とは逆となる清水側に立ってみた。

早朝4時。東の空が白み出す。

満潮周りの河口。
水没しているサンドバー上をこぼれていく流れが、まだ暗い灰色の海面に、いい感じのヨレを見せていた。
濁りに関しては、満潮で川の流れが緩み、広範囲に広がっているらしく、期待の状況では無かった …

夜明けが早い。
白み始めた空が、ぐんぐん広がり、富士山が刻一刻と存在感を発しだす。
しばし荘厳な姿に見とれていると、対岸からのキャスト音が聞こえてくる。

皆、同じ。

最高の時間帯に、「期待」をリーダーの先に結んで、海へ投げ込む !

私も、呆けてはいられぬと、ゴソゴソとベストを探り、濁りに配慮したチャートバックの「期待」をラインに結ぶ。

1投目 …

目の前の薄い流れを輪切りに探っていこうと、投げる1投目 !

ヒラメ・シャフトを振り切り、「期待」を水中へ送り込む。

着水後、素早く糸フケをとり、ルアーの感触を確かめる。
久々の対岸な為、分からぬ地形。
「 想像以上に浅くて、1投目からの根掛かりは嫌だな … 」 などと考えながら、リトリーブ開始 ♪
そして「 流れの向き・強弱 」を把握していこうとした矢先 …

『 ゴン ! ゴゴン ! ? 』

心地よい感触 ♪

『 おぉ~ ! 1投目ぇ~ ! ! 』

と歓喜の叫び ! (笑)

思いがけずも幸先の良い展開に、夢中でリールを巻いて、魚を寄せると …
ランディングされたのは、コチ君。

「 これは、いいね ! 期待できるね ! 」 と釣り人の活性は急上昇し、友人と夢中でルアーを投げ !

必死に投げ !

ルアーを変えては、投げ ! !

「 これでもか ! 」 と投げ ! ! !

しばし休んでは、また投げ …

気がつくと、既に6時間経過 ……

さんさんと陽が降り注ぐ、炎天下の河口。
照り返しの眩しさに、遠くを見つめつつ、口からこぼれたのは …

『 あぁ … 1投目 … 』

友人と2人、灰になったのでした … (笑)

今回の使用タックル

ロッド : Shadow Pangea SP-106 M
リール : GAUS 30X
ライン : ドラゴンコール 8braid PE 1.2号
ルアー : X-80 マグナム ( PM チャートバック )