渓流ミノーイング ♪ 狙うは 「ニッチ」 だぁ!! | Megabass-メガバス

FRESH VOICE

渓流ミノーイング ♪ 狙うは 「ニッチ」 だぁ!!

穏やかな休日。釣りにはもってこいの日和。
霞む山々を眺めつつ、あの山中の、そこかしこで釣り人達が魚と戯れているかと思うと、何だろう …

イライラする!( 爆 )

もとい、羨ましい限りだ!( 笑 )

不調な愛車は病院送り …
退院はゴールデンウィークを過ぎて以降となるらしく、車を失って改めて、自由に釣り場へ走れないことの
悲哀を痛感し、意気消沈していると…見かねた友人が渓流へ誘ってくれた。( 笑 )

半月ほど前に放流があった川。
雨による増水が落ち着いた後、連日釣り人に叩かれている模様。
川色は、相変わらずの雪代が入ったような白濁りで、水温は冷たい。

そんな状況下、本日の相棒に選んだのは …

X-55 GREAT HUNTING (ストリーム・リアクション)!

プレッシャーのかかっていない釣り場では、ナチュラルさとフラッシングの両立を期待して、
グアニウムやレーザー系のカラーを標準的に選ぶ
のですが、
釣り人が入れ替わり叩くようなプレッシャーのかかった釣り場では、ちと印象を変える意味で、
こちらのカラーを多用。
過去に同じような状況でスタンダードカラーにスレッカラしたイワナが、
(現在は廃盤色である)GGタマムシカラーの X-55 にのみ連発した経験から、
こちらのカラー(ストリーム・リアクション)を愛用!
ゴールドとかシルバーの光とは異なるオイル調な黒光りが、派手すぎず、地味すぎず、の絶妙な印象で、
一段バイアスのかかった魚の興味を惹けている感覚があるし、
ジギングなんかで「黒光りするジグのみに反応する」、あれに通じるものがあるのではないかと思っている。

さあ、いざ川面へ!
先行するは兄。
追従して攻める私が重視したのは、基本 「 撃ちこぼしそうなポイントを、丁寧に細かく探る。 」
次に、ちょっぴりひと工夫は、「 先行者よりも、しばし長くルアーを魚に対して魅せてみる。 」
この2点。

小さな堰堤の落ち込みで、幸先よく魚をかけ、快調にとばす兄を横目に、
ニッチなポイントに、根気よく グレハン を打ち込み、魚を誘う。
「 釣り場に連れてきてもらった日陰な身分の私には、お似合いな釣りだな … 」 などと自嘲しつつ、
場末のポイントに 撃ち込んだ グレハン に横っ飛びで魚影が絡みつきバイト!

ニッチに潜んでいた曲者を発見!( 笑 )

元気な岩魚!

何だろう?いざ、釣れてしまうと、場末叩きは結構面白い!( 笑 )

ポイントが、ショボければショボい程、期待値が膨らむというか、ドキドキする!( 笑 )

先行する兄を横目にニヤニヤしつつ、追従。

続くポイントは小型の堰堤。
既に兄に撃たれている為、期待値は大分薄い …

ノンプレッシャーなら、問答無用で泡の下からミノーをチェイスしても来るのだろう。
巻き返し(反転流)の流れに乗せてミノーを送り込むだけでバイトがでる可能性もある。
… がプレッシャーがある以上、ひと工夫。
反転流の流れの中でしばし止める。ちょっぴり辛抱。( 笑 )
わずかな違いだが、この僅かな「間」がバイトに必要な場面が結構ある …
反転流の流れに引きづり込まれそうになりながら暴れ、怪しくフラッシングする グレハン !
さすがに駄目かと諦めかけるタイミング…
突如、薄暗い反転流の奥から口を広げ、猛アタックする魚影!

用心深い、引っ込み思案なイワナ!( 笑 )

意外な位置に、また微妙なタイミングにポジショニングする魚達。
物理的にニッチなポイント ( = 岩陰の隙間等 )、
そして釣り人の心理的にニッチなポイント ( = 見逃しがちなポイント = 心の隙間 ) ありますが、
先入観に囚われず、怪し気なポイントに、根気よく丁寧にミノーを打ち込み続けると、
新たな魚の一面が、新たな釣りの一面が見えてくるかもしれません!

【 参考 】

同日、ニッチなポイントに潜んだアマゴを発見したので動画を撮影してみました。
私は、こういった極小ポイントにミノーを撃ち込んでいく釣りを 「 穴撃ち 」 と呼んでいます。
イメージ的にはラバージグ!ジグ撃ちと同じ感覚です。

ミスバイトです。
渓流ミノーイング。とりわけ私が好むような激狭渓流での穴撃ちは、バイトシーン丸見えの状況下での
釣りなので、ついつい早合わせになりがち … ( 笑 )

それにしても魚のバイトシーンは、何時見ても、どんな魚種のものでも興奮します!
しょぼしょぼな岩の下から40クラスのトラウトが猛アタックなんて場面もありますので、
それはそれは強烈です!

今度はフッキングミス … ( 笑 )
メガバス動画で、私お馴染みの「 バラシ 」です …
日々修行あるのみですね … ( 汗 )

今回の使用タックル

ロッド : デストロイヤー(フェイズ1) F1-61XS
リール : シマノ 2000
ルアー : X-55 GREAT HUNTING( STREAM REACTION )
ライン : ドラゴンコール スーパーフィネス 3lb