こんにちは!メガバスフィールドスタッフの小林です。
ついに、この一本が出た──。
狙っていた45UPには惜しくも届かなかったが、文句無しの堂々たる魚体。
長良川本流にて、真夏の朝まずめに現れたのは、雄々しい風格を纏った44cmの本流サツキマス。
いかにも“夏鱒”らしい体高と精悍な顔つき、これぞ「長良鱒」と言いたくなる一尾だった。
戦略は“活性の高い個体”のみを打つ、迷いなきスタイル
今回も信念はブレなかった。
活性の高い鱒だけを狙うスタイル──ランガン、粘らない、立ち止まらない。
短い地合いの中で、どれだけ質の高いキャストを何ヶ所に通せるかがすべて。
一投一投を丁寧に、確実に。流すのは数投だけ。そこに反応がなければ即移動。魚が居る場所ではなく、「食う魚が居る場所」にルアーを通す。
使用タックル:メガバス プロトロッド × GH95シャイニーケイムラアユ
タックルは現在テスト中のメガバス製プロトロッド。
ルアーは信頼のGH95・シャイニーケイムラアユ。水の濁りが少し残る状況でも、その高反射ボディとケイムラと絶妙なグリーン塗装がしっかり魚にアピールしてくれる。
実績No.1のルアーです。
このGH95は、ボディサイズもアクションもビッグクラス。ホルムが大きく、動きも派手、レンジも深く無いため、「食わせられるか不安」と感じる方もいるかもしれない。
だが、その“デカさ”こそがキモ。大きな波動で、スイッチの入っていない本流の大型鱒に火を付ける──まさに“スイッチベイト”としての性能を持っている。
迷わず投げてほしい。デカいミノーには、デカい鱒が食ってくる。なんて言葉は一度は耳にした事があるでしょう?
夏本流は、魚の活性も、釣り人の集中力も短期決戦。
迷いのない戦略と、一投に込めた精度が勝負を分ける。
今回の一尾が、その証明になった。
タックルデータ
※フィールド:長良川本流
・ロッド: Megabass GH プロト(テストモデル)
・リール: 2500番 スピニングリール
・ライン : PE 0.8号+ナイロンリーダー2号
・ルアー : GH95 シャイニーケイムラアユ