こんにちは!メガバスフィールドスタッフの小林です。
またしても、長良川本流でドラマが起きた。
テスト中のプロトロッドが唸りを上げたのは、3尾の本流アマゴが立て続けにヒットした瞬間。いずれも幅広く、体高のある長良川本流らしい風格を備えた個体たちだった。
ルアーは、GH95(シャイニーケイムラアユ)とFX9(MシャンパンキンクロⅡ)。この2つに明確な反応があり、引き水のタイミングを味方につけたことで、アマゴたちの捕食スイッチを確実に捉えた。
水量が多い状況下でもしっかりとルアーの存在感を残せるGH95の波動と、朝靄が立つ光量が落ちた朝マズメの時間帯に際立つMシャンパンキンクロⅡのシルエット。両極のアプローチがはまった形で3発の鋭いバイトがロッドを叩いた。


ロッドは現在開発中のプロトモデル。本流域でのファイトを想定してセッティングされたブランクスは、アマゴの突っ込みをいなしながらもしっかりと主導権を握らせてくれる。感度も抜群で、流れの中の“違和感”すら感じ取れる。
それらを意図したタイミングで投入し、狙ったラインを通す“釣れた”のではなく、“釣った”という感覚が、全身に心地よく残る釣行だった。
読み・タイミング・道具の融合がもたらした、“狙って獲った”3連発。33cm、31cm、28cm。

それは、本流釣師だけが味わえる静かで熱い時間。釣り人としての喜び、心の底から感じさせてくれる一日となった。
では、また次回ブログ更新まで。

【使用タックル】
•ロッド:プロト 6フィート後半、MLクラス
•リール:2500番 スピニングリール
•リール:2500番 スピニングリール
•ライン:PE 0.8号
•リーダー:ナイロン 8lb
•ルアー:GH95 (シャイニーケイムラアユ) 、FX9 (MシャンパンキンクロⅡ)