支流からシーズン開幕 | Megabass-メガバス

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支流からシーズン開幕

こんにちはGreat Hunting Field Staffの小林です。

渓流解禁から1ヶ月経過し、3月1日からはほとんどのエリアで解禁されたかと思います。本格的なトラウトシーズン開幕ですね。

こちら岐阜県では2月末まで緊急事態宣言が出ていた為、県外や遠征は控えて居ましたが、地元河川の支流へ調査的に行ってみました。

 

ここの所、寒かったり暖かかったり寒暖差が凄く春の訪れが近い事がわかります。春1番も吹いたとか。ですが、やはり山間部岐阜・上流域の支流は雪が腰以上有り、除雪して無い道もあるくらいです(笑)

流石に軽装備では山岳渓流は出来ませんので、行ける範囲内で開幕する事にしました。

 

 

今回は今期発売したHUMPBACKシリーズGH46サイズだけ持って行こうと決めていました。

ヘビーウエイトだけでは谷や細い川は少し不便が…、谷や細い川では序盤は渓魚の活性が悪く。軽いルアー(サスペンド&フローティング&スプーン等)をゆっくり巻きたい所ですが、ヘビーウエイトでは沈下速度も早く、おのずと早巻きになり易いため、細い川ではスペースも無いのと序盤の渓魚は反応悪く追いつかない、食わせ切れなくなります。が、利点も有ります。HUMPBACKの得意とする水深のある所や程よく水深が有り流れが効いてる所を攻めよう!と思ったからです。

 

序盤はどうしても水温が低く餌釣りでは釣れてもルアーでは全く釣れない事なんて当たり前です!川底や岩影でじっとして、目の前を通る餌だけ食べる…そんなイメージなんです。

そのため、序盤は少し水深が有るような所や少し流れが緩くなった所を狙った方が効率いいです。

アップよりダウンの方が長く見せれていいのですが上流へのランガンはどうしてもアップ気味になります。序盤の鈍い渓魚が反応出来ないのはその可能性も有るかも知れません。ルアーよりかなり遅れてチェイスって事も有りますからね。

 

 

今回は支流から入り上流に歩き釣りする感じでスタートしましたが、最高のポイント!絶対居ると思う場所は全く無反応でことごとく裏切られます。

2時間ほど歩いた所でようやく反応!それがヒット!深い底の方から出て来たように見えた今年郡上管内で1匹目となった渓魚は、初期の天然ではいいサイズでほんのりサビの残った痩せたアマゴ。冬を越し初の捕食をしようと動き出したかのようなアマゴ。パーマークは綺麗で朱点はクッキリ、尾鰭は大きくヒレピン。トラウトマンなら分かると思う満足感に浸りリリース。

 

 

 

そこから少し上流へ歩いたところで反応が…渓魚がチェイスして来たように見えた。

ルアーカラーをチェンジした1投目でヒット!サイズは小さいながらも2匹目のアマゴ。

厳しい中でもHUMPBACKの反応は上々で渓魚を呼んで来てくれます(^ ^)v。

 

 

 

2月末までに少ない釣行で長良川水系支流を3箇所周りました!

次の週に行った支流では雪は有りませんが日中でも水温は冷たく、足跡もあったので厳しいかと思いましたが、小さい渓魚のチェイスを数回確認出来たしバイトも有ったので釣れそうな雰囲気。イメージは十分出来た。

足速と上流へランガン!小さなポイントではあるが深く滝壺になったような場所で1発とは行かないが3投目ぐらいでHUMPBACKしっかり沈め軽く引き上げた時にバイト!泡ぶくから出て来た渓魚はネイティブイワナ!綺麗でしたね〜(^ ^)

1発で出ない所を見るとまだ活性は良く無いように思えました。

 

 

 

今回の使用タックルは

ロッド:GH57-3LS

リール:2000番

ライン:PE0.6号

リーダー:フロロ0.8号〜1号

ヒットルアー:GH46 HUMPBACK(ALシャイニーケイムラアユ、LZピンクバックヤマメ、タクミイワナ)

 

序盤は必ず上から釣れ出す…支流の支流…細い所から順番に下流に、3月中旬〜下旬ぐらいから本流でもアマゴが瀬で釣れ出すのではないかなぁ〜と。

今年は雪が多いと言われますが、これが普通。むしろ溶けるのが早過ぎる気がします。

地が暖かいのだろうか?暖冬?温暖化の影響?去年よりは雪が降ったので…雪代が多く入り魚たちを起してくれるでしょう。

そして、雪代が落ち着く頃に渓流や本流も本格的なシーズンを迎えると思います。多くの遡上がある事を期待して…。

では次回ブログ更新まで。