こんにちは!メガバスプロスタッフの木村建太です。
今回はマグドラフトと同時期にリリースされるシャッドテールワーム「スパークシャッド」についてのお話です。
既に僕のYouTubeチャンネルやSNSアカウントで、実釣模様をご覧になられた方も多いかと思います。
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いわゆるアラバマ系が世界を揺るがした当時に、スパークリグ共に登場したスパークシャッド。
当時はあらゆるシャッドテールが色んなメーカーさんからリリースされ、釣具屋さんを賑わしていましたが、今となっては殆どが姿を消していきました。
しかしアメリカではなぜかどこの釣具屋さんに行っても、スパークシャッドだけはずっとコンスタントに売られ続けていて、正直初めの頃は「メガバスの人気すごいなー」くらいに思ってました。
そんな中数年前に、カナダ人のメガバスU.S.Aスタッフ・ニックと同船して釣りをした際、彼がスパークシャッドのシングルジグヘッドだけ3セットリグった状態で船に積み込んできた事に驚いたので、彼に詳しく話を聞いてみました。
ニックはアメリカ北部とカナダ国内のスモールマウストーナメントでブイブイ 言わせている凄腕アングラーで、殆どの試合でスパークシャッドを投げない事がないと豪語するくらいのスパークシャッドの使い手。
彼曰く、近年プレッシャーが高くなってきたスモールマウスでも、スパークシャッドならデカいやつだけを効率よく引いていける上に、一段下のレンジでも軽いウエイトで難なくナチュラルに引いてこれるとの事で、それ以降色んなところで試してみました。
確かに、よく釣れる…
今までハゼドンシャッドをメインで使っていたのですが、スパークシャッドだとさらにゆっくり引けて、さらに深いレンジまでルアーをナチュラルに届けられるイメージでした。
殆ど巻いてない状態でも軽くラインテンションを張ってるだけでテールがスイングしてくれるのは、テール形状だけじゃなく、横倒れを防ぐボディデザインの賜物なのでしょうか、とにかく今まで使っていなかった事を後悔するに充分な威力を感じました。
YouTube動画の解説でも触れましたが、チャターやスピナーベイト等、前にスカートがあってなかなか普通のシャッドテールじゃテールがしっかり回らないようなリグでも、スパークシャッドは僅かな水流でテールをきっちり動かしてくれるので、最近では船に全サイズ積みっぱなしにしているほどの一軍になってしまいました。
スパークリグのイメージが強かったため、シングルでの使用をあまりしていなかったんですが、改めてちゃんと作ったものってそれだけに終わらないんだなと感じた。と言う話でした。