FRESH VOICE

旅先での渓流開拓!!

「新規開拓」。

今回は私のアウェーで情報の無いフィールド下、準備&心がけるポイントをご紹介致します。

 

■ 先ず、釣行前に必ず事前の準備。 地図、マップアプリにて気になるポイントにピンを付ける。

これは経験が必要ですが・・上流部の山脈、山、標高を見るのと同時に最上流部の枝沢の本数も確認する事。
想像できない場合は、自分が過去に良い思いをした沢だけでも良いので、その上流部を一度地図で確認してみる。

 

枝沢が多いほど、渓が混じり合う合流地点やその下流部の水量も多く、
標高と合わせて川幅も予想していく事を常に癖づける。

 

水量は多い方が勿論良いですが、その沢が持つ山の標高と上流部の雪の貯蓄量も見定めることが重要。
雪代の引く時期やタイミングも予想する事。雪代の収まるタイミングが、歩行しやすいのと鱒も見つけ易く活性期へと移行&爆釣果への目安です。

 

 

■ 等高線 ※ここがかなり重要で、魚種を限定していきます。

ご存知かと思いますが、等高線の間隔が狭いと斜度があり、幅が広いとなだらかです。
里川なんていうのはもちろんなだらかですね。山奥ではなくとも等高線の間隔が広いなだらかな里川。
道路から離れている&川にアクセスし辛い、民家の無いエリアは要チェック。

 

斜度感や川幅、水量は地域とその渓の奥深くにもつ枝沢の数、山の大きさ&高さで変わるので、最初は下流部から実際の水量、川幅、斜度を等高線と照らし合わせ、その地域の特徴を掴む。
この照らし合わせを上流部までいくつか繰り返す事で、おおよそ、そのエリアの他の川のスケール感&水量などもある程度〜予想できる様になります。

 

個人的な好みですが、特にヤマメ&また岩魚族ではなく鱒族が入っている川に興味が湧きます。
また美しい渓相がベスト。そこで人里から遠く離れた、民家の無い、手付かずのエリアを等高線の間隔、幅が広い緩やかなゾーンで絞り込んでいきます。
基本的に東北(ヤマメ)、中部地区(アマゴ)、北海道(虹鱒)、九州(エノハ)、全て同じです。

 

等高線の幅が広く、緩やかな山奥へ林道等あれば使い、橋から橋へと上流部まで行けるところまで移動。
竿を出さず常に橋下の渓を先ず、チェック。ダム上で等高線の間隔の幅が広いゾーン、渓は常に意識します。

 

私の地元、群馬県みなかみ山岳渓流は岩魚ゾーンですが・・滝壺の大岩魚ですね。
等高線の間隔はやはり狭く、ゴルジュ地帯の岩マークが等高線の中に差し込んできます。
等高線の幅が極端に狭く、入り組んでいるゾーン、ゴルジュ地帯の岩マークは歩行が厳しく、大岩魚、原魚のジャンルに入り鉄砲水の危険性、難易度が上がります。山岳経験、道具、知識が重要になり、釣りとの比率は7(登山)対3(釣り)程の感覚です。場合によっては8(登山)対2(釣り)程でしょうか。

 

これ以上の比率は釣りではなく沢登りになります。基本的にはヤマメ&北海道では鱒(虹)は斜度を好みません。等高線の間隔が幅広いゾーン、また釣りとして逆に7(釣り)対3(登山)くらいのパワーバランスになります。

 

山奥ですので歩行距離は勿論あり、体力は要りますが・・このバランスくらいが一番楽しくは感じます。

 

人里離れた、限り無く山奥で等高線の幅は広く!

 

などなど・・・

 

 

 

■ イレギュラー ※地形図とリサーチ経験では把握できない要素。

・河川工事、ダム建設が進行形の状況。

山岳ヤマメ、山岳アマゴ、魚止の上&等高線の幅の狭い斜度のあるエリアにも生息している事もある。
ローカルにならないと、なかなか知ることが出来ない。水量が地形図での川幅と予想外の状況(思ったより細い、太い ※ここで言う「太い」はチャンス。)

 

・異常に水嵩変動が大きい、増水&渇水に注意。

 地形図では予想しづらい濁りが直ぐに入る渓。その逆、最上流部が岩盤山で雨が降っても濁りが入りづらい。
 山頂の地質を常にチェックする必要がある。地図上の林道が通行止め、もしくは崩壊している事も多々ある。

 

・ダム上には立ち入り禁止エリアは多々ある。禁漁河川についても注意。事前に調べること。

 

・熊が異常に生息している。

 

・堰堤、ダムに魚道が無い、もしくは魚道の崩壊も多くある。

 

・入出渓ポイントが限られるが、ゴルジュ地形でも意外と川は平で歩ける=チャンス!

 退渓ポイントは常に頭に入れる。

 

・何故か全く魚影が無い場所は温泉、鉱山等の水質問題が絡んでいたりもする。

 

・最上流域は地図上に無い逆からのアクセスルートがある場合があり、既に先行者がいたりもする。

 最上流域へのアクセスルート見つけることで、ダウン釣行で良い思いをする。

などなど・・・

 

 

 

■ 注意事項

・GPS機能のあるアプリ、もしくは常に自分の位置を確認できるツールを用意しておく。

・スマホ水没&破損、バッテリーなど取り扱いに注意。

・事前の天気予報のよく確認。

・沢の上流部に真っ黒な雨雲、入渓ポイントで雨が降ってなくても時間差でいきなり激流に変わることがあります。足元に濁りが入った場合、直ぐに退渓。

・入山情報、身内等に伝える。

・山岳保険、COCOHELI等に加入。

・移動距離、帰りの所要時間、体力配分も考えておく。

・装備の充実。(携帯食、ザイル、熊スプレー、ダクトテープ、..内容は人それそれですが)

・禁漁区、立ち入り禁止エリアの事前確認。

・車は必ず4WD車。以前、一人での釣行時2WD車で臨んだ際、山奥でスタックし大変な思いをしました。

・林道は焦らずゆっくり進む、整った道と違い、パンクしやすいです。
 こちらも一人での釣行時、大変な思いをしました。

・アウェーの開拓釣行でレンタカーであれば、保険は全加入をお勧めします。

などなど・・・

 

 

 

地形図例↓↓

 

出典:国土地理院ウェブサイト

 

 

 

出典:国土地理院ウェブサイト

 

 

 

出典:国土地理院ウェブサイト

 

 

 

出典:国土地理院ウェブサイト

 

 

 

出典:国土地理院ウェブサイト

 

 

 

出典:国土地理院ウェブサイト

 

 

 

出典:国土地理院ウェブサイト

 

 

「新規開拓」はやはり自分だけの鱒との出会いがあり、特別な価値がありますよね。

もちろん、時間と労力や危険も伴うことが多々ありますが、それ全て含めてのトラウトフィッシングの楽しみだとも思います。

是非、皆様のこれからの夏本番~メインシーズンへ向け参考になれば幸いです!!

 

 

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