晩夏の野池カバー攻略~やっぱり“カバー2強”は外せない~ | Megabass-メガバス

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晩夏の野池カバー攻略~やっぱり“カバー2強”は外せない~

朝夕の気温もだいぶ下がってきており、気温が秋へと移行していますね!

最近は、芦ノ湖や河口湖など、大の苦手なクリアレイクで自らの短所を補うべく修行に励んでおり、ホームとしている静岡野池群に行く回数がめっきり減っていました。

 

そんな中、先日少しだけ時間が空いたため、久しぶりにホームである静岡西部野池へ足を運んできました!

 

 

とはいえ、最近野池に通っていなかったため、現状が全く把握できていない…(笑)

こういう時には、絶大なる信頼をおけるアイテムをメインに片っ端からめぼしいカバーを撃っていくのが自分的鉄則!

 

結果的に、2~3時間程の短時間釣行でしたが、3本のバスをキャッチすることができました!

 

 

 

【 野池攻めの鉄則 】

晩夏ということで、季節的なバスのポジションのメインになってるのは、なるべく涼しい場所。特に野池はカバーが豊富なので、カバー+αの要素を目で見て探っていきます。

 

カバー+αの代表的なポイントは、

 

① インレットやアウトレットの水が動いている場所

② オーバーハングや山影などで形成されたシェード

③ 単体カバーではなく、複合している濃いカバー

④ ウィードやパットで形成されたベジテーションマット

⑤ ウィンディーサイドに形成されたゴミ溜まり

 

主にこの5つを頭にイメージしながら、要所となるポイントを探っていきます。

 

 

 

【 主軸のボトルシュリンプ 】

野池を攻める上で、絶対的主軸はボトルシュリンプ。発売から10年程経過しますが、安定した釣果を出してくれています。

 

2本のアームの水押しの強さと6本のひげのような足が醸し出すピリピリアクションはバスの本能を刺激します。

 

 

また、どのカバーにも比較的対応しやすいよう、ジグトレーラーとして使用することが多いです。ジグの重さは状況によった使い分けをしています。

 

1/4oz:食いが浅い時や食わせ重視の時。ライトカバーに有効。

 

3/8oz:1/4ozと1/2ozの中間でオールマイティーなウエイト。ここからスタートし、ウエイトを切り替えていくイメージ。ライト~ミディアムカバーに有効。

 

1/2oz:バイトがなく、食い気がない時。スピード重視のリアクションバイトを誘発。重さですり抜けてくれるため、濃いカバーに有効。

 

 

また、カバーに絡めながら表層~中層~ボトムまですべてのレンジを探れるのもラバージグのメリット。甲殻類系のベイトを主としている野池では抜群の効果を発揮してくれます。

 

 

【 バックスライドで奥の奥へ送り込む 】

オーバーハングやレイダウンなど奥行のあるカバーは、バックスライドワームが有効。TKツイスターはバックスライド幅が広いので、カバーの手前に落としても、しっかりカバーの奥まで入り込んでくれます。流れのある場所では、「ベイトがカバーの中に流れてこんできた!」と容易にバイトしてくるケースも多いです。

 

 

 

【 野池カバー攻めは強タックル&レングス調整できるロッドがマスト!! 】

カバーを攻める上でもう一つ重要なのはロッドセレクト。

琵琶湖設計のトルクフルなVALKYRIEシリーズは、野池オカッパリでパワーが有り余ってしまう程。カバーで掛けた後、バスをカバーからリフトアップする力は十分すぎる程。しかし、野池は藪漕ぎする場面も多く、そんな場所の多くは入り組んだ場所も多いです。このような場面でバイトがあっても、ロッドが長すぎ、フッキングする十分なストローク幅が確保できず、バラしてしまう経験が多くありました。

 

その苦い経験を解消してくれたのが、MARS機能です。ロッドエンドが伸縮できるため、小場所では縮めて対応します。

 

 

長さの違うロッドを何本も持ち歩くのは、邪魔になり非常に効率が悪いため、MARS機能が搭載されたVALKYRIEは、効率性重視の自分にとって、マッチしたロッドの位置づけとなりました。

ちなみに、カバー攻めで使うロッドは2本。

 

① VKC-611MH

ラバージグ、ノーシンカー、テキサスリグ、直リグなど様々なカバーゲームに対応でき、使用感としては、1/4oz~3/8oz程度が扱いやすいです。また、スピナーベイトやチャターベイトにも適しており、「1つのタックルでカバーだけじゃなく巻きもやりたい!」というバーサタイル志向のアングラーにオススメの1本です。

 

② VKC-72H

ヘビーカバーに対するアプローチをしたい時や、3/8oz~1/2ozのリグを使用する時に使っています。長さもあるため、足場の高いスポットからの垂直アプローチや、TKツイスターで対岸のカバーを攻めたい時なども有効です。ファストテーパー設計で、カバーゲーム特化な1本です。また、i-WING135など大き目のルアーの扱いにも長けています。

 

 

 

【まとめ】

久しぶりの野池でしたが、VALKYRIEシリーズに絶大なる信頼を置いているボトルシュリンプTKツイスターの組み合わせですぐに答えが返ってきました。

 

バスが付くカバーを見極め、そこに適したウエイトやリグをアプローチすることが非常に大切です。秋は夏に比べてカバーに固執するバスは少なくなりますが、どうしても行き詰った時にはカバーに的を絞って攻め切ってみるのも釣果に繋がる一つの要因になると思います。ぜひ、ボトルシュリンプTKツイスターをバッグに常備させて釣り歩いてみてください!!

 

 

 

 

【タックルデータ】

TKツイスター、ラバージグ3/8oz. × ボトルシュリンプ 4inch

ROD:VKC-72H

REEL:ハイギアリール

LINE:フロロカーボン16lb

 

② ラバージグ1/4oz. × ボトルシュリンプ 4inch

ROD:VKC-611MH

REEL:ハイギアリール

LINE:フロロカーボン16lb