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PerfectJourney木曽川 後記


【Perfect Journey木曽川編】が公開になりました♪

撮影を行ったのは10月16日(金)から18日(日)。
金曜朝に神奈川を出発し現地には昼に到着。日曜昼過ぎには木曽川を出たので、2泊3日ではありますが、実質48時間勝負!

今回も勿論初場所・ノーガイド・ノー情報!頼れるものは己の推理と行動力と経験値のみ!


今回もなかなか過酷な撮影となりましたが、貴重な良い経験となりました。


 
木曽川とは

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木曽川の河口は愛知県と三重県の県境にあり伊勢湾に注ぐ大型河川。

併走する揖斐川・長良川と合わせて木曽三川と呼ばれています。
元々はこの3本の川は下流部で合流、分流を繰り返していて度々水害を起こしていたそうな。水害+渡河が困難な川だった為、江戸時代以降に人工的に分割工事が行われ現在の形となったそうです。


こういう分割工事を瀬割っていうんだそうです。

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近い場所では100mを切る距離で一級河川が併走する様はここでしか見られない景観です。

その三川の一番東を流れるのが木曽川です。


シーバスの通常遡上範囲は河口から26km地点の馬飼大橋(まかいおおはし)の稼働堰までとなります。


シーバスアングラー目線で僕が見た木曽川の大きな特徴は・・

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このような川の流れで岸が侵食しないための石積みが至る所にあります。

長い物は100m程の長さがあるのが非常に特徴的な川。




MAPで見ると『ポイントだらけじゃん!』と思うかもしれませんが、実際に行ってみるとそう甘いものではありませんでした(^^;;




深い・そして干満差が大きい。

まずフィールドに立った印象として、護岸されていない場所でも岸際から深く、シャロー帯が少ない河川と感じました。

僕の中での分類では北上川(宮城県)や九頭竜川中下流(福井県)が近いイメージ。


そしてそれらと最も似て異なる点が殆どの場所の底質を形成する砂の目の細かさ。泥にも近いような細かさの砂が堆積しています。

この砂が厄介極まりなく、岸際の水辺を歩こうとすると泥の様に滑る。そして沈む。この様な砂が岸際で切り立っているところが非常に多いです。なので初見では容易にウェーディングが出来ないというのが僕の感想です。


そして九州ほどではありませんが干満差がなかなか大きい。上の写真の様な全ての石積みは満潮時には完全に水中に隠れます。

この石積みの石。コケなのか泥なのかめちゃくちゃ滑ります。完全に露出しても滑りまくり危険だし、水中に没している時でも滑ります。
石積みの幅は3~5mほどなのに長さが100m近い。


『先端のヨレを狙えば・・』なんて考えていましたが、よほどその石積みに通って入水可能なタイミングを知らない限り、初挑戦で挑むには自殺行為以外なにものでもない、と感じました。





エントリールート探しで体力を削られまくる


今回、入りたい水辺への駐車ポイントは比較的スムーズに見つかりました。

あ、一応書いておきますが毎回このシリーズは駐車ポイント探すところから自力で行っています。




駐車ポイントはそれほど困らない・・・となると・・


悪い癖で今回も
中流域より上流で釣りたい、護岸よりも土を、砂を、大地を踏みしめて釣りたい!!

という病が発症します(当然行く前から発症してます)(笑)




中流から上流にかけてMMAPで見る地形変化を明るい時間に下見しようと行動しましたが、これにめちゃくちゃ体力を削られました(^^;;

『もし立てれば絶対この場所良いでょ!』と目星をつけていた場所場所へと藪漕ぎ突入しますが、跳ね返される事数回。

3時間位突破を試みてルートを探しましたが、これがことごとく跳ね返されまして・・・




また石積みなどを下見すると滑りまくりで、暗くなってからの本格実釣の前にかなり体力を削られまくりました(^^;;







 
難しいタイミング


金曜夜から本格的に魚を狙っていきました。
下見の段階では潮位が低かった事もあり、潮位の上がる夕マズメから場所取り的な事をしてもその場所に立てるか否かもわからないので完全に暗くなってから行動開始。


金曜夜という事もあり、お目当のポイントは恐らく先行者と思われる車が4台。

水辺に出ると入ろうと思っていたポイント方向から話し声が聞こえていた為、少し離れたバックアップ用に考えていたポイントに入りました。

運良くイメージ通りに食ってきてくれましたが、群れの規模が薄いのか単発のみ。


動画撮影のナイトゲームって1匹釣れるとどうしても照明を明るくして撮影せざる得ません。

周囲に街灯のない護岸されていない河川ってこれも結構影響してそうに感じます。



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とはいえ嬉しい木曽川の初シーバス。

砂の壁とも言うべき急激な駆け上がりにBIRANがぶつかりヒラを打ったところでのヒットでした。


他の場所も回ってみましたが、初日はこの1尾のみ。昼間の下見で体力を使い過ぎたので上げ潮は打たずにホテルに撤収しました。

翌日朝、下げの流れが始まる辺りから行動開始。前日見る事の出来なかった場所を下見がてらに回りエントリールートを探します。




今回の遠征のみでは本来の木曽川のコンディションを知らないので比較する事は出来ないのですが・・

木曽川は流れが出始めるタイミングが少し独特な気がします。満潮から下げ7部くらいまで、干潮に近づかないと流れが加速しませんでした。

海から20kmちょい。干満の時間に多少の時差は出るのはわかるのですが、かなり水位が下がらないと流れが出ない。

上流域でも流れの確実に出そうな場所のエントリールートは見つけたのですが、撮影ではどう見てもNGだろって場所なんでそこを外すと全然流れが加速しない川と感じました。




これがMAPやタイドグラフを見て事前にイメージしていた事と大きく違い、『流れに勢いが出るまでこの場にいるか』『その場の水位優先で移動するか』最後まで悩む事となりました(^^;;


リバーシーバスゲームの基本、これは全国的に言える事ですが『流れの勢いに変化』が出るタイミングと『シーバスやベイトの位置どりに変化が出る水位』のタイミングが重なる場所が好ポイントになり得ます。

しかし今回の木曽川。どうにもそのタイミングが重なるポイントがなかなか見えない。流れが出るタイミングが非常に遅いという感がありました。

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そんな中、2日目夜に辛うじてタイミングが合った場所で70cm台を追加。

事前に下見をした場所ではありませんでしたが、近隣を下見していたのでなんとかタイミングを合わることが出来ました。

自力で考え、探して、食わせて、キャッチして。

毎回そうやって出会った魚は喜びで震えます(^ ^)




でもこの魚を取れてなかったと思うとゾッとして震えます(^^;;


そんな訳で一晩で1本ずつ合計2本の釣果。

今回も非常に学びの多い取材となりました(^^;)



 

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