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メガバスプロスタッフ 楠本直樹に聞く!SLASH BEATのコンセプト

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本格的なシーズンに向けて、いよいよデリバリーが開始されるタチウオ専用ジグ“SLASH BEAT”。サイズ、カラー、操作性など、アングラーがこの釣りに求めるファクターを余すことなく盛り込んだ、タチウオジギングのニュースタンダードだ。その開発コンセプトを、最終テスト釣行を終えたばかりのメガバスプロスタッフ・楠本直樹に明かしてもらった。

 

コンセプト1:センターバランスのオールラウンダー

タチウオジギングは、一日の中でも目まぐるしくヒットパターンが変わる釣り。その時々のパターンに柔軟に対応するには、特定の状況に強いスペシャリストより、どんな条件下でも安定した釣果を期待できるオールラウンダーが使いやすい。SLASH BEATはそんな応用力を重視しつつ、個々の性能を平均点以上に高めたジグである。

 

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楠本「僕がメガバスに提案した基本コンセプトは、誰がどこで使っても結果を出すことができるベーシックなジグ。そのためにはとにかく楽にしゃくれること。そして、飛ばしたり、まっすぐ上げたり、フォールで食わせたり、ひとつでいろいろなパターンに対応できること。それを追及してシンプルなフォルムのセンターバランスになりました。もちろん、シンプルな中にもタチウオを引き付ける波動はしっかり意識しているので、しゃくったときには適度な抵抗感と水押し感があります」。

 

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コンセプト2:近海を無駄なくカバーするウエイト設定

ウエイトは表層攻略や小型ベイトに適した80gから、ディープレンジにも対応可能な180gまでの5段階に設定。タチウオのヒットレンジはエリアの特徴や時間帯、光線量によって大きく異なるが、全国のフィールドでメインとなるのはおおむね50~100mといったところ。SLASH BEATはそんな平均的な釣り場を無駄なくカバーするラインナップとなっている。

楠本「ウエイトは80g(100mm)、100g(110mm)、120g(115mm)、150g(125mm)、180g(130mm)の5タイプです。どれも使用頻度の高いサイズで、シルエットも近海の主要なベイトフィッシュに近いため、とても食わせやすいですね。サイズを選ぶ際は水深と潮流を意識して、そのときの条件下で確実にボトムを取れるウエイトをチョイスします。ただ、フォールのアタリが多いときはあえて一段軽いものを選ぶこともありますし、その逆もあります。今回は180gでスタートしましたが、シャクリ後のフォールでバイトしてくるケースでは150gにダウン。わずかなフォールスピードの差が、ヒット数とタチウオのサイズに影響しました」。

 

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コンセプト3:実績から厳選したカラーバリエーション

カラーはベイトフィッシュを意識したナチュラルなものと、シルエットを重視したパターンをバランスよくラインナップ。オールマイティーなシルバー、アカキンはもちろん、ゼブラパターン、バイオレット系も充実している。またそのなかにも、ボーンパターンやグローのアクセントといった遊び心を盛り込んであるのがいかにもメガバスらしい。

 

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●ブルーイワシ(ウォーターホロ仕様・グローなし)

メタリックブルーベースのイワシパターン。イワシがベイトとなるときのマッチザベイトパターンであり、もちろんタチウオも大好きなカラー。

BLUE IWASHI

 

 

●シルバー(ウォーターホロ仕様・グローなし)

フラッシング重視ですべての状況に通用する、マッチザベイトの定番カラー。タチウオの稚魚が出ているときや、ヒットしたタチウオのテールへのバイトが多い時も外せない。

SILVER

 

 

●グローゼブラ(ウォーターホロ仕様・グローあり)

安定のシルバーにグローストライプをプラス。朝夕や、濁り潮にも効く定番カラー。ゼブラ模様は片面のみに施し、しゃくった際の明滅効果やメリハリを演出している。

GLOW ZEBRA

 

 

●アカキンゼブラ(ウォーターホロ仕様・グローなし)

全国的に人気のアカキンにゼブラ模様を採用した強力なカラー。片面のみゼブラにするのはグローゼブラと同様の狙いがある。

AKAKIN ZEBRA

 

 

●バイオレットピンク(クラッシュホロ仕様・グローあり)

バイオレット、ピンク、グローとタチウオの好む色がすべて入っているため、パイロットカラーとしても効果大。朝夕のローライト時や、濁り潮の場所でも釣果を期待できる。

VIOLET PINK

 

 

●バイオレット(ウォーターホロ仕様・グローあり)

タチウオが大好きなバイオレット。ゆっくりとスローなワンピッチで見せて食わせたいときに多用する。フラッシング系が通用しなくなったとき、一番に使ってみたいカラーだ。

VIOLET

 

 

●バイオレットボーン(クラッシュホロ仕様・グローあり)

バイオレットをベースにボーン模様をあしらったパターン。シルエット重視で、日中や澄み潮のフィールドで多用する。ボーン部分はグローを採用し、適度なアクセントを演出。

VIOLET BONE

 

 

●マットブラックボーン(マット仕様・グローあり)

あまり知られていないが、マットブラックは隠れた裏ヒットカラー。食いが止まった時の最終兵器的な存在である。澄み潮、濁り潮関係なく効果あり。

MAT BLACK BONE

 

 

楠本「カラーは全国的に実績が高いものを中心に20色以上のサンプルを試し、そのなかでも『まずはこれ!』といえる当たり外れのないカラー8色に絞りました。実は今回却下されたカラーも隠れたヒットカラーばかりで、エリア限定のテッパンカラーもあったのですが、今後はそういったところも製品化していけたらいいですね。色を選ぶときは、僕の場合はシルバーなどのフラッシング系から探りを入れ、その後バイオレット、バイオレットピンク、バイオレットボーン、マットブラックボーンというふうにローテーションすることが多いですね」。

 

コンセプト4:リーズナブルな価格設定

価格は税別で630円~1,060円。可能な限りのロープライスを実現している。

楠本「タチウオジギングはロストしたり、傷付いたり、ジグの消耗がなにかと激しい釣り。少しでも傷が付きにくいよう強力な塗装を施し、販売価格も極力抑えてもらいました。フックも付けていないので、皆さんの好みやエリアごとのセッテイングを優先してください」。

 

SLASH BEAT Products Page : http://www.megabass.co.jp/site/products/slash_beat/

 

最終テストは大阪湾

デリバリー直前の最終実釣テストは、8月の上旬、大阪湾の水深65~85mで行い、指2本~指5本を面白いようにヒット。パターンとしては、ショート幅のワンピッチジャークが相対的に反応がよく、上げてくる途中や、シャクリからの切り返しでジグが落ち始めるタイミングでのヒットが目立ちった。フォール中にじゃれてきたタチウオをさらに誘ってバイトに持ち込むケースもしばしば見受けられたが、こうした小技を利かせやすいのも、SLASH BEATの使い勝手の良さである。

タチウオジギングのシーズンは、これから年明けにかけてのロングラン。ニュースタンダードジグ、SLASH BEATでドラゴン級と渡り合うのが楽しみだ。

 

 

当日のTACKLE

ROD:桜乱 OL-66L、TRIGYA T-623TJ

REEL:リトグラフ FⅢ

LINE:PEドラゴンコール8BRAID 0.8号

SHOCKLEADER:フロロカーボン20lb + 80lb(50cm)

METAL JIG:SLASH BEAT 150g、180g

 

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