Megabass / BASS ROD|TOMAHAWK GTZ

メガバスが有機系最強といわれるファイバーマテリアル、Z-PBO(ザイロン)の導入テストをしたのは、’04年のXORランペイジ(シーバス用穴撃ちロッド)のときだった。わずか5フィート3インチしかないうえ、トラウトロッドのようなか細いブランクスからは、信じられない圧倒的パワーとハイトルクが発揮され、80cmオーバーのシーバスを難なく連続ランディングに持ち込むことに成功した。その後、メガバスではウルトラライトスピニングロッド「霧雨リミテッド」にも限定導入し、’07年、メガバスカロッツェリアでは一部のマニアに向けて、マルチクランキングロッドCF4-610Zを限定生産した。 メガバス独自のZ-PBOコンポジット製法は、従来のロッド弾性概念に加え、適合荷重を超えてもうひと曲げできたのちタイムラグをもって初期状態にカムバックするという、従来チューブラーシャフトの破損荷重限界値の概念をくつがえす、「形状記憶特性」を発揮させる実験を重ねてきた。実験シャフトの圧倒的な強度がもたらす強靭なネバリ腰は、ファイバーグラスロッドに迫るノリの良さを発揮し、ピュアカーボンロッドに並ぶ軽さを実現してなお、高弾性グラファイト製オリジナルデストロイヤーに並ぶ鋭い感度さえ手に入れたのだ。 2009年、ついに最強素材Z-PBOによるサイバークランキングロッドが完成した。その名は、トマホークGTZ。シャフトが背負えるルアーの対応領域を拡大し、多様なサイズのルアーを使ってマルチに爆撃する戦闘本意のクランキングロッドだ。 今度もデストロイヤーテクノロジーが、バスの世界を変えてしまうのかもしれない。


