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'12 2/07

フィッシングショー大阪・ご来場ありがとうございました!

今年の大阪(フィッシングショー)は、横浜よりも2ケ月ちかく前に開催(というより、横浜が大阪より遅すぎる?)ということで、早くもタックル開発の現場はシーズンインを迎え、たくさんのアングラーがNEWタックルをチェックしに訪れてくれました。要素開発中の人工知能・全自動ルアー、ロボテックビートルから、和モダンの極み、AIRバンブーのPAGANI天竺(POPX STICK)&パガーニR100リールまで、スーパーデジタルと職人的技巧で作り上げる究極のアート作品まで、いまさらながら、メガバスの仕事って両極端なので、けっこうカラダにきます。

釣りビジョンさんのブースでは、すでに25年来のつきあいでもある友人のサトシンとスペシャルトーク(こんなにつきあいが長いのに、もしかしてはじめての2ショット?)に呼ばれ、松田さんも交えてのたのしいトークショーができました。やっぱりさすがサトシン!! いまはなき中部の釣り雑誌「FISH ON」の時代から、二人とも長いことバスフィッシングをやってきているわけだけど、当時と熱さがまったく変わってないね。サトシンは琵琶湖ガイドでお客さんのハートをがっちりつかみ続け、プロガイドとして成功を収めている。みんな、本気の釣りを学びたかったら、サトシン塾に行くといいよ。
私はといえば、当時、メガバスファクトリー&ルアー製造の下請けだけじゃ食えなくて、遠州灘と琵琶湖北のガイドをやっていたのだけど、ダダ荒れのラフウォーターで最速アタック(※危険・マネしないでね)とか、ギャンブラーをぶっ飛ばし、お客さんに琵琶湖の水をたっぷり飲ませることしばしば・・・ハニースポットは、われ先キャスト!で、ガイド業失敗。Xバイツ(STAGE1)の出演をきっかけに、やっぱオレにはガイドの才能ないわと辞めたわけでして・・・控え室では、そんな若かりし頃の恥ずかしい昔話に花が咲きました。サトシンはあれからもずっと頑張ってきているからね。やっぱスゴイよ。オレもサトシン塾で勉強させてもらおうかな。控え室に奥田くん(学)がいたら、さらに話は尽きないだろうなって思いました。やっぱり、中部視点からの琵琶湖ムーブメントの現在と昔を知っているからね。

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今年のメガバスのコンセプトは、実に2年ぶりの総合カタログ「2012メガバスコンセプトアルバム」のタイトルが示すとおり、響(ひびき)、響き合える仕事をしたいと思っております。いってみれば、創業期の起点に立ち返り、私は好きなことを存分にさせていただこうって想いです。25年前のARMSしかり、V-FLATしかり、Z-CRANKしかり・・・当時は、自分のために自分の手で自分の釣り道具を作っていたからね。メガバスファクトリーは、現在はグローバルに展開するサイズになり、世界数十ケ国に向けてものづくりをする会社になったけど、今年は、私がやりたい釣りと関心の高い道具を徹底的に作りこんでいくつもり。だから当時のV-FLATが手作りだったように、現代のSPARKもオールハンドメイド。インジェクション製法とか使っていなかったりする。ガレージメイドです。パガーニのR100もそう。全部手加工、全部手組みのリール。そうやって25年前はモノづくりしていたからね。
一方のブラックジャングル、こいつは、てっちゃん(中村哲也)の熱い想いを受け止めて、私自身も一人のランカーハンターとして響きあって、てっちゃんプロデュースで誕生したロッド。私は一人のエンジニア、デザイナーとして彼の想いを受け止め、いまの彼の釣りをさらにステージアップさせていくための道具を、最新技術を実用化できるメガバスファクトリーでディレクターとして表現させてもらいました。LINブラックジャングル(リール)も、本気の切削加工、本気の超剛性パフォーマンスを生み出す設計と、ウルトラタフなギア搭載などなど、言い出したらオタクだと思われるのでやめとくが、重量(乾燥重量値:249g!)250gクラスのリールでこれ以上強靭なリールは現存しないのでは。いってみれば、超「軽量」級の「戦車」だ。
というわけで、シルバーシャドウXXなどなど、私自身のこだわりと愛情だけでわがままなモノづくりをさせてもらうつもりです。村岡くんもメガバスソルトルアー開発現場にカムバックし、すごいルアーを続々いっしょにテストしています。楽しみにしていてほしい。

ここ数年の業界は、グローバルなフィールド実釣経験が少なく、工業理論もなく(もちろん基礎的な知識もなく)、自らの手を汚すこともなくどこかの外注に丸投げして、釣りとトークがちょいウマイだけ&メディアプロモ受けすれば、ポンっとブランドやメーカー風が出来てしまうような・・・そんなハードルとレベルが低くなってしまった日本の釣り界。一介の町工場から身を起こした者としては、世界の工業レベルから競争力を失っていく日本の釣具技術界に言いようのない寂しさを感じていた。まあ、私は、私の道を行きますので、今年のメガバスから何かを感じ取っていただけたら幸いかと。
ショー会場では、今年もたくさんのお客様の笑顔が見られて、私もエネルギーをいただきました。震災の傷跡からいまもまだ完全には立ち直っていない日本の状況ですが、アングラーのみなさんとともに、着実かつ大きな第一歩を踏み出していこうと決意しました。
多数のご来場、本当にありがとうございました!!大阪、熱かったデス。

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PROFILE

YUKI ITO

YUKI ITO
Megabass 代表取締役であり開発者・伊東由樹が語る、ここでしか見られない開発秘話やファクトリー裏話、シークレットメソッドなど、見逃せない情報を大公開。

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